喧騒へ

 

さて、年越しの花火のフライングがあちこちから響き渡っています。日本では個人では上げられないんじゃないの?っていう規模の花火があちこちから上がります。もう少ししたら、年越しイベントに向かってみようと思います。

こちらは、夕方の時点での喧騒です。

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ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

私がしおらしく今年を振り返り、日本を離れウィーンの地に暮らし始めたことや、来年の目標を、私が述べると思いますか?その前に、面白かった本の話をしなければなりません。

今年は特に、本を読んでいる時間はあまりなかったのでとても限られた中からですが、これだけはオススメしたいのがこちら!

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リモネン

年末だし、一年を振り返り、今年を総括し、来年の目標を述べると思うでしょう?いいえ、水垢の話をします。

ヨーロッパの水は、ミネラル(MgやCaなどのMetal ions)が多く含まれた硬水です。これまで、週1回のお掃除サービス付きアパートにいましたので、全く掃除をしなくてよかったんですが、引っ越してきてその脅威に気づきました。引っ越し後の数日したある日、お風呂場のお風呂脇にあるガラス(写真右側)が真っ白になっていることに気づきました。

大変だ〜〜〜!!!

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充実の自炊

 

料理を再開しました。引越して生活も落ち着いてきました。料理を始めてみると、体調も良くなった気がして、集中できるようにもなりました。ずっと疲れてるのかな、と思っていたけど、原因は食事だったようです。お昼はカフェテリアでできるだけ食べるようにしていても、バランスが悪かったのかなと、この2ヶ月ほどインスタントパスタや焼きそばばかり食べていたことを反省しています。食べ物って、重要。

さて、ずっと試してみたかったのがお鍋です。日本からの船便を受け取り、土鍋もガスコンロもあります。白菜も春菊も薄切り肉も手に入るのなら、やらないわけにいきません。ガスボンベも手に入れて、持ってきたコンロと土鍋で、完璧なお鍋ができました。んまい!日本の味って優しい〜。久しぶりに感動しました。

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ボルテージ

 

真っ白な鳩を見ました。たいていの場合、少しだけ灰色や茶色が混ざっているのですが、この子は本当に真っ白!iPhoneの写真が白飛びしているほどの白さです。

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閉鎖系洗濯機

 

引っ越してすぐ、洗濯機を購入してinstallしてもらいました。不動産屋さんにおすすめしてもらったサイトで注文すると、私より英語がイマイチのおっちゃんから電話がかかってきて、二人して混乱しながらなんとか日程調整して来てもらえました。

ところが、だ。

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コタツで鍋パしよう。

 

週末をかけて、随分と生活が整ってきました。やっと、人間らしい生活ができるようになりました。年末になって、気持ちも落ち着いて、いろいろなことを考えられるようになってきました。

当初、私はAltbau(Old building)で、中がリノベートされた物件を探していました。慢性住宅不足で何年も待たねばならないストックホルムとは違い、ウィーンでは比較的豊富に物件があり流動性が高くて東京とさほど変わらない印象です。WILLHABENという有名なサイトでAltbauのリストだけ見ても1500件ほど出てきます。数としては結構あるのですが場所が不便だったり何か問題があったりで、私は、なかなかいい物件には出会うことができませんでした。

で、最後に出会ったのが、周りの環境は抜群に良くて、暮らしやすくて、通勤もしやすくて、でもAltbauではない、むしろ、新築の物件でした。新築の物件というと壁がペラペラで日本の古い集合住宅みたいなのを懸念したのですが、壁もAltbau並みにしっかり厚くて、憧れの最上階ではないものの最上階に近い階です。それに、周りの建物がいい感じですので窓からの景色は、ヨーロッパ〜。

Altbauの建物では、屋根が斜めになっていて、その屋根裏部分の部屋をDachgeschosswohnungとかDG Wohnungとか呼ぶようです。夏は暑いとのことだったのですが憧れていました。空調が付いていればなおよしです。

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円形融解症候群

 

 

職場の食堂のパスタコーナーのおっちゃんが、クリスマスに雪が降ってホワイトクリスマスだったのは2005年が最後でそれ以降ないんだと言っていました。

しかし、今年は11月の中旬から雪が舞ったり少しだけ積もったりしていたので、期待していたのですが、昨日と今日はものすごく暖かいです。少しだけ残っていた雪も全て溶けてしまいました。

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お引越し

引っ越しました。

長かったアパート探しを終えて、ここという場所に決めてからはあっという間に契約、鍵の受け渡し、元のマンスリーアパートからの荷物の移動、日本からの船便の受け取りが約1週間の間に凝縮されてしまいました。

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ウィーンでのアパート探し

 

ウィーンでのアパート探しについて、私は大変苦労しましたので、その結果得られた情報をまとめておきたいと思います。私は単身者で、ご家族連れの場合は、さらにインターナショナルスクールやローカルスクールへの通学など考慮するとかなり限られるのかと思います。

基本的な仕組み

基本的な不動産契約の仕組みは、日本とほとんど変わりません。大家がいて、仲介業者がいて、借主がいます。敷金(deposit)は大家に、仲介手数料(comission)は仲介業者に支払います。契約書の条項に注意が必要なことも日本と同様です。

  1. 仲介業者を経由して物件を探して内見する
    日本と異なるのは、物件の内見前にも大家さんの個人情報を保護する目的の誓約書のようなものを求められます。(求められないケースもありました。)
  2. 物件に申し込む
    申し込みはbinding offerというもので、この時点で、就労の契約書、収入証明(給与明細でOK)、パスポートのコピーなどを提供します。binding offerを行うと、その物件は、審査が終了するまで(1週間程度)他の人からブロックされます。不動産の契約書は、この時点で見れることも見れないこともありました。できる限り、早めに契約書を手に入れることが重要です。
  3. 契約書をチェックする
  4. 確定する–>契約

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雪のウィーン

 

アパートを内見に行った際に、大家さんがある音楽家の奥様だった、というびっくりなことがあり、その音楽家の方の室内楽を聴きに行ってきました。

いつも、音が鳴り初める瞬間が大好きです。そして、奏者がいろんな表情をしながら人生をかけて練習してきた音がどんな風に鳴るのかをじっと観察するのが私の趣味です。音楽だけを聴いていているというよりも、筋肉の動き一つまで観察していたいのです。始めてブラームスさんにお会いしました。いつも、私の耳がお世話になっております。

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アパート探し、終結

アパート探し、本当に疲れました。良い!と思ったら5階までエレベータなしの螺旋階段、良さそう!と思ったらground floor、中は最高なのにスーパーに行く道にエロサービス店、ここに決めた!と思ったら大家さんがブラック企業(Depositを返さず過大請求するので有名な会社で裁判多数)、大家さんがUNの人ですごくいいけど超車通りの多い大通り沿い、場所も内装もいいけど北向きで暗くて寒くて死にそう、St. Stephanから徒歩1分で破産しそうで夜もタクシーの抜け道、最高に良いけどバスタブがなくて王様(上司)の家から3分・・・など。

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空港に暮らす牛と雀

 

色々なことに追われています。頑張ろうと思うと眠くなる体質です。

シャルルドゴール空港にて、ターミナル間を移動するバスの乗り場にピンクの牛がいました。

ウィーンのオペラの前には、同じテイストのウサギが居るのですが、ピンクの動物には何か特別な意味があるのでしょうか。

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ターミナル2Dでは、ウィーン行きの便を待っていると、スズメが飛んできました。閉鎖された空間であるはずですが、暮らしていくの十分なご飯も得られそうです。そして外界から隔離されていて、外敵もおらず比較的平和なのかもしれません。あるいは、どこかに出入りできる隙間があるのか、人間と同じ出入り口から出入りしているのか・・・。

ターミナル2Dをご利用の際は、天井を見上げてみてください。

 

ブダとペストのクリスマス

土曜日、Belgrade(ベオグラード, Beograd, Београд)行きの電車に乗って、ハンガリーの首都ブダペストに行きました。ウィーンから、電車で2.5時間、ちょっとした日帰り小旅行です。

はて、Belgrade、Beograd、ベオグラード…ってなんだったけ・・・遠い昔、子供の頃によく聞いた名前です。帰ってからWikipediaを見ると、そこは旧ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の首都でした。1990年代、小学生〜高校生だった頃にテレビで見た印象的な遠い国の出来事の一つが、ユーゴスラビアに関わる一連の紛争でした。現在のベオグラードは、セルビア共和国の首都です。Wikipediaに、ユーゴ紛争について非常に端的にまとめられていました。どのように変遷してきたかは、こちらの図が興味深いです。

1990年近くになると、ソ連国内においてはゴルバチョフ指導による民主化が進み、ルーマニアにおけるチャウシェスク処刑に代表される東欧民主化で東側世界に民主化が広がり共産主義が否定されると、ユーゴにおいても共産党による一党独裁を廃止して自由選挙を行うことを決定し、ユーゴを構成する各国ではチトー時代の体制からの脱却を開始する。また、各国ではスロボダン・ミロシェヴィッチ(セルビア)やフラニョ・トゥジマン(クロアチア)に代表されるような民族主義者が政権を握り始めていた。ユーゴの中心・セルビア共和国では大セルビア主義を掲げたスロボダン・ミロシェヴィッチが大統領となり、アルバニア系住民の多いコソボ社会主義自治州の併合を強行しようとすると、コソボは反発して1990年7月に独立を宣言し、これをきっかけにユーゴスラビア国内は内戦状態となった。

1991年6月に文化的・宗教的に西側に近いスロベニアが10日間の地上戦で独立を達成し(十日間戦争)、次いでマケドニア共和国が独立、ついで歴史を通じてセルビアと最も対立していたクロアチアが激しい戦争を経て独立した(クロアチア紛争)。ボスニア・ヘルツェゴビナ1992年に独立したが、国内のセルビア人がボスニアからの独立を目指して戦争を繰り返した(ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争)。セルビア国内でもコソボ自治州が独立を目指したが、セルビアの軍事侵攻によって戦争となった(コソボ紛争)。その後、マケドニア国内に大量のコソボ地域のアルバニア系住民が難民として押し寄せてたことから、マケドニアにも飛び火した(マケドニア紛争)。

先週、東京に戻った帰りに羽田の書店でことりっぷ(オシャレ地球の歩き方とでも思ってください)を買ってきました。普段は、行き当たりばったりで何も調べずホテルすら直前まで取らずに旅に出てしまうのですが、時々、このような本も参考にします。今回、羽田で目についたので買ってきたのは、クロアチアでした。あの頃、憎しみあい、殺戮しあい、破壊しあった国々の一つが、今はもうことりっぷに取り上げられるほどの観光地になっているのだと思うと、ちょっと胸が熱くなりますが、Wikipediaのクロアチアのページにある「民族浄化の最も成功した例といえる。」の一言に、ぞっとしました。けれどもいつか、この本を片手に旅しなければと思います。

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2EのLでインベーダーと戦う

今回、UNLP(れせぱせ)を持っての初めての出張です。これだけで緊張します。でも、空港にたどり着いてからふと疑問に思います。ところで、これ、どうやって使うの?

そもそも今回の出張は特殊事情で、自分で航空機を予約していて、予約時に知らせてあるパスポート番号は日本旅券のものです。チェックインして荷物の札を印刷するには、日本旅券を読み込む必要があります。

じゃあ、出国審査の時に提示してみようかなと思って、悩んだ結果、CDGで2冊並べて置いてみると検査官は日本国旅券だけを手に取り、こちらに押印。日本国に帰国すると、日本人ですよね?顔認証の自動化ゲートに行ってください、と言われて、また日本国パスポートで入国。はて。どうやって使うべきだったの・・・。(今後は、航空券の予約の時点からUNLPを使うのだそうです。)

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東京のすごいところ

新宿新都心や青山、赤坂近辺の高層ビルで働いていた時代が十数年ございました。当時(?)は、LED電灯がまだ高くてクリスマスの飾りは白熱灯からLEDへの過渡期でした。

10数年前の私は、表参道のイルミネーションが消えた深夜に、トボトボとクリスマスセールのウィンドウを眺めながら歩き、歩き飽きるとタクシーに乗ります。夜中2時3時まで働いて、タクシーで帰宅して、また朝9時前には出勤するというブラックな生活。そのうち、身体がタクシーでの帰宅しか受け付けなくなり、23時ごろに仕事が終わっても終電が過ぎるのをわざわざ待つ始末。

そんなブラック企業も、今や某テレビ局に働き方改革で取り上げられたり新制度導入で業界を賑わせたりするホワイト企業に変貌を遂げたようです。当時の私は、深夜残業(22:00-7:00だったかな)だけで100時間をゆうに超えた月もありました。体や精神を壊さなかった自分がすごいと思っていました。毎日、どうにかして病気になれないかな、風邪ひきたいな、盲腸ってどうやったらなれるのかな、などと考えていました。ならなかったけど。

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