東京ほどの複雑さは全くありませんが、ウィーンにも地下鉄(U-Bahn)があります。丸ノ内線ほどでありませんが、ちょっと回転している路線もあります。ウィーンの地下鉄は、1978年にU1号線から始まったようですが、英語版のwikipediaには謎の記述があって、Stadbahnというシステムで現在のU4とU6線にあたるものが1898年(?!)からあったそうです。まぁ、実際にはU4とU6線は、地上部分や川岸と同じ高さとかなので地下鉄という感じではないかもしれません。駅の名前は、近隣の通りや大きな建築物の名前から取るようで、駅を作った後に名前を決めることはしないのだそうです。そうすると、どこぞのなんとかゲーウェイみたいなことが起こらなくていいですね。
さて、以下は現在(2019年2月)の路線図です。(緑とピンクの破線の路線はS-Bahnで地下鉄ではありません。)路線はすべて数字で呼ばれていて、日本のように御堂筋線、谷町線、千日前線などといった名前はありません。しかし、ここにはU5がありません。U1,2,3,4および、U6。

そう、U5については、1960年代からあらゆる提案があったにも関わらず、実際にU5作るぞーとアナウンスされたのはなんと2014年とのこと。どんだけ時間かかるんだ!さて、次に示すのが未来の路線図です。

水色のU5というラインが増えているように見えますが、現在の路線図と見比べると、実は、現在の紫色のU2の末端を奪い取って上に数駅付け加えただけなのです。一方、もともと柄杓をひっくり返したみたいな形をしていたU2が途中駅(Rathaus)にてすげ変わって下方向に延伸しています。
閑話休題。そんなU-Bahnというウィーンの地下鉄、日本人の方と話すと様々で面白いのが各路線の呼び方です。ウィーン在留期間が長い人ほど、U1(うーあいんす)などとドイツ語読み。あとは、主に外国人と話すことが多いせいか、U1(ゆーわん)と英語読み。私など来たばかりのまだ馴染めていない人たちは、頑なにU1(ゆーいち)と日本語読みです。そんな日本人界隈では、U5ができると、(うーふんふ)、(ゆーふぁいぶ)、(ゆーご)、が共存することになります。でも、この中では、圧倒的にドイツ語(うーふんふ)が可愛いですね。
そんなU5(うーふんふ)の工事が、私に影響を与えたかもしれないことに思い至りました。現在U5(うーふんふ)の工事という名の下にU2の延伸工事が本当に進んでいて、地下鉄に乗るとよく聞くのが、工事中のためにU4のある駅が2020年1月まで閉鎖されていますよというアナウンスです。すげ替わって延伸してきたU2が交差するU4の駅の一つ、Pilgramgasse駅が閉鎖しているのです。

その駅(Pilgramgasse)には何度かアパート見学で降り立ったことがあります。古い建物で中が完全にリノベートされた綺麗な部屋で、かなり良い候補物件だったのですが、建物の真上をウィーンの国際空港に着陸する飛行機がかなり低空で通過することがひっかかり、見送りました。こう見えても、音には神経質なおっさんなのです。しかし、もしもこの物件を選んでいたら、なんと2020年まで最寄り駅を使えなかったことになります。
なんとまぁ。。
くだらないことばかり気になる性格です。駅がどのように閉鎖されて工事が行われているのかが気になって、先日ジョギングついでにこの駅を見に行ってきました。

なんと、夜でも頑張って工事をしていました。ウィーンっ子もやればできるんじゃん、残業。
とまあ、こんだけの延伸ですが駅を1年以上も閉鎖するという東京だったら暴動が起きそうな事態ですが誰も暴れてはいない模様です。今のところ。
あまりこの駅の周りのホテルはなさそうですが、出張などでいらした際に安いホテルを求めて郊外(リンクの外)を選んだ結果、この駅が最寄りということがありませんよう、ご注意ください。

U1が丸ノ内線,U2が半蔵門線,U3が銀座線,U4が千代田線,U6が副都心線,う〜ふんふは東西線ですね。
LiLAっくまさん、ただ色を塗り替えるだけだと白黒印刷に対応できないから線種を変えなさい!ってLiLAっくまさんに怒られるのにですねぇ。あ、怒る際には私ではなく、wiener linienの方へお願い致します。