日本からの友人と、ウィーンからちょっと足を伸ばしての旅をブダペスト(電車で2.5時間)かプラハ(電車で4時間)かを相談していました。私が別途、去年末にブダペストに行っているのもあって、今回はプラハとなりました。
そこで、大学院生時代に同じ研究所に居て、学位取得後にプラハ近郊の研究所に移ったルーマニア人の友人に連絡を取ってみました。前日までパリに出張してるけど、日曜日なら!!とのことで日曜日の午前中、ひたすらお喋りしながらプラハを案内してもらって歩いてきました。
彼女が提案してくれたのがVysehrad(ヴィシェフラド)というところです。プラハ発祥の地(?)で、古い城壁が残された高台の公園と古い教会のあるそんなにtouristicではない静かな場所です。対岸からプラハの中心部を眺めることができて、彼女のお気に入りの場所だそうです。河岸の風が気持ちよく(当日は3月なのに20度近くありました)、モルダウ川にかかる橋を数えたり、近況を交換したり、東京での想い出話をしたり、プラハとウィーンの比較をしたり。

その場所には、大きな古い教会があり、脇に大きな墓地がありました。「有名人がたくさん埋葬されている」というので、「有名人っていうと、カフカとかスメタナとかミュシャとかドボルザークとか?」と知っている限りの名前を挙げると、ルーマニア人と日本人の友人がネット検索をはじめ、2人がスメタナとミュシャとドボルザークの墓地を特定してくれました。(カフカは別の場所のようです)名前と番地を頼りに墓地内を探し回って、最後のドボルザークを見つけて喜んでる日本人2人を見たルーマニア人の友人が笑いながら「Happy?」って聞いたのが、なんか面白くて3人で笑ってしまいました。
その後、モルダウの川沿いをめっちゃ美味しいジェラートを食べながら歩きました。プラハは、戦時中に空爆を受けていないため、ウィーンよりも古い建物が多く残っており、その色柄や構造の複雑さがとても印象的です。
トラムに乗り、王宮に移動しながらもひたすらお喋り。相変わらずひっどい英語ですけれども。それでも2012年に私がルーマニアを訪れた時には、一方的に彼女が話してくれるのを聞いているだけでしたし、半年前と比べてもほんの少しスピードが出て、今回は少しは会話になったかなって思います。いくつになっても、ほんの少しずつでも、成長するんだなと、思ったりしました。
彼女にプラハの住み心地を聞いてみました。
- チェコ語、超絶難しい。規則性も法則性も見つからない。(自国語はもちろん、英語、スペイン語、フランス語も堪能な彼女が1年やっても進歩しないとのこと。)
- 治安は抜群に良くて、事件発生率はめっちゃ低い。とても安全。(観光客はスリに注意)
- 給料が安い。ルーマニアと同レベルで安い。研究者も安い。
- 物価はやたら安い。生活コストはとても低い。
- なのに、アパートの家賃だけがめっちゃ高い!!!ウィーンと変わらないかそれ以上!!(彼女が住んでいるところ、中心部から離れている古いアパートだけれど50m^2台で800ユーロ以上するとのこと。実際、ウィーンから転勤してきた人がウィーンよりも家賃が高いと嘆いていたそうです。)
とのことでした。何よりも、ルーマニア人の友人が、元気に楽しく暮らしていそうでとっても安心しました。
また行こうと思います。見落としたところ、行けなかったところを訪れに。

ブダペスト、プラハとくりゃ、つぎはリュブリュアナへ洗濯に、ですね。えっ、もう行った?! じゃ、第二の故郷墺太利と第三の故郷瑞典のあいだ、和蘭&白耳義おすすめですよ。チューリップを勿体なくも刈り取っちゃう直前のチューリップ畑とか。もはや老猫Gonの徘徊には遠すぎる世界ですがね、嗚呼。
ORIGEN_Gonneko先生、ベネルクス(便寝楠)の国々は、是非ともゆっくり時間を取って行ってみたいと思っています。奨学金を返したら、とか、落ち着いたら、と言っているうちにあっという間に任期が終わってしまいそうです。そんなわけで、飛行機で数時間の徘徊でも、まだまだ遠く感じております。
【追伸】 ブダペスト汽車で2時間半で突然思い出しました。先月、かっての卒業生の自宅ミニコンサートで若いピアノの先生と知りあったのですが、その人ウィーンに住んで、二時間半かけて週何回かブダペストのリスト音楽院に通ってたって言ってました。若いってすばらしい!
ORIGINAL_Gonneko先生、ウィーンに居るような方でもなお、リスト音楽院は時間をかけても通う価値があるんですね。ブダペストとウィーン も距離は250km程度しかないありません。線路がガタガタなので総張替えになってしまいますが、新幹線を輸出して欧州を走らせたいです。私は今回のプラハ往復で、4時間じっとしているのがとてもつらいことが判明しました。のぞみなら2時間で行ける距離なのに!