Unforgettably高級観覧車

 

第三の男という大して面白くない気がするのですが(おっと失礼)、大変有名な映画があります。戦後すぐの空爆を受けたウィーンの姿がそのまま映像に残っているという意味で貴重です。ウィーンに来てすぐ、場所を想像しながら映像だけを追い見ました。その中で、最後の方に第三の男との対面シーンで出てくるプラター公園の大観覧車

wikipediaによると戦火に焼かれて客車の数を半分にして痛んだ筺体への負担を軽減した状態で、1897年に建設された当時の形のまま今も存在しているのだそうです。まさか当時のままと思っていませんでしたので驚きです。変わったのは周りの風景の方だったんですね。

スクリーンショット 2019-03-23 18.43.44

スクリーンショット 2019-03-23 18.43.57

ところで、私の脳内では、「プラター」は「ひらパー」のCMの「ひーらぱー♪」で再生されています。

https://youtu.be/e8a3U4PAIhE

 

そんなプラターの観覧車ですが、中で食事ができると聞いたことがあって、以前から興味を持っていました。友人と一緒に観覧車で食事なんて面白いかも!と思って調べてみました。所詮、観覧車です。大した食事なんて出てこないだろうし、ちょっとくらい高くても、風景代だと思えば・・・

 

ROMANTIC CRYSTAL DINNER

Unforgettably romantic.

Price for two people: 405,- Euro

 

よ、4万円超え・・・た、、、高い・・・。Unforgettably高い。

 

もうちょっと安いのないの・・・?

 

CANDLE-LIGHT DINNER

in the Giant Ferris Wheel

For two persons EUR 365,00

 

大して変わらないんですけど・・・・

 

じゃあ、お茶だけでも・・・

 

COFFEE BREAK IN OUR CABINS

Your coffebreak with the best view of Vienna

Price for 2 persons EUR 192,00

 

お茶飲むのに2万円て!!!

 

ちなみにこれらのコースは、1−2時間、ぐるぐる回ることになるのだそうです。(ゆっくり回転するわけではありませんよ!)

 

ただ乗るだけなら12ユーロです。もはや高いのか安いのかよくわからなくなります。我々、プラハで良いホテルに泊まったので(強がり)、お茶も食事も諦めました。

さて、写真を比較してみると、たしかに第三の男の中に出てくるままの形をしています。なんとまぁ。1897年にできて、戦火を耐えて、そのまま2019年でも動いているなんて。なんでも最新に作り変えちゃう近代日本人にとっては、ちょっと意味不明です。

IMG_8645

スクリーンショット 2019-03-23 18.43.44

日本の観覧車と違って、客車は20人くらいは余裕で入りそうな広さです。中がレストラン仕様、カフェ仕様、バー仕様になっている客車もぶら下がっていて、普通のチケットの人は何もない客車に載せられます。予約がない間も、その他高級客車ももちろん無人で一緒に回っています。

日本の観覧車では、下部に回ってきたところでサッと乗り降りが済まされますが、この観覧車では、食事している人にサーブしたりするためにも一旦止める必要があります。また、20人も乗ることができるので、乗客の乗り降りの為にも一旦止めなければなりません。そういうわけで、いちいち止まるんです。1個進んで、次の客車に人が乗るので止まる。3個ほど進んで、また止まる。止まっては動いての繰り返しです。一番上でうまいこと止まれば良いですが、そうとも限りません。この仕組みって、ものすごい電力の消費量(動かす時に最大電力がかかるはずなので)ではないかと思うのですが、、、1800年代の設計方針がいまいちよくわかりません。

そんなわけで、結局、20分ほど乗っていたようです。最高点からの眺めはさすがに良かったです。これに乗るなら、お天気の良い日が断然おすすめです。

IMG_8634

 

ついでに、以前から気になっているブダペストの観覧車。回転スピードがすんごい早いんです。初めて見た時、壊れて暴走しているのかと思いましたが、昨年末も高速で回っていたので、これが正しい動作のようです。誰か乗ってきて・・・

budapest

 

 

 

 

 

 

 

 

“Unforgettably高級観覧車” への2件の返信

  1. 第三の男の,オーソン・ウェルズがニヤっと笑うシーンは結構好きです。観覧車でのディナーがロマンティックかどうかは議論あるところですが,あの料理を入れ替えるタイミングで他の客が宙ぶらりんになってしまうのは,少々歪んだ優越感ではないでしょうか。ご接待して頂けるのであれば,喜んでお受け致します。

    1. マLiLA・カラスさん、そう、あのシーンはなぜか一番印象的ですよね。(日本のamazon primeではなぜか日本語吹き替え版しかないので英語で見たいです。)悪びれることもなくなぜかキュートで憎めない表情。ああいう表情ができる日本人っていないですよね。・・・ということをこちらではとてもよく感じます。観覧車でのディナーは大変ロマンティックかと思います。当方、40代のおっさんですがよろしいでしょうか?

コメントを残す