curfewの語源はフランス語だそうです。cuevrefeuで火を覆う(蝋燭を消して「消灯」という感じでしょうか)というような意味だそうです。言われてみればなんとなく響きがフランス語ぽい感じがします。今回のロックダウンは、夜間のみの外出禁止です。それでも、以下のような例外が認められており、うちの周りでは犬の散歩をする人やジョギングする人の姿があります。
1 外出制限 (1)20時から翌6時までの間、自宅を離れ、自宅外に留まることは、以下の場合のみ許される。 ア 身体、生命、財産への直接的危険の回避 イ 助けが必要な人の世話と支援、家族の権利行使及び家族の義務履行 ウ 日々の生活のための基本的ニーズの充足 エ 必要な限りにおける職務上の目的 オ 肉体的及び精神的な保養のための屋外滞在(例:散歩、ジョギング等)

ウィーンは、警察が本当によくぐるぐると車で巡回しています(今回のテロに関係なく)。ところで、運転していて、あまりにも頻繁にパトカーを見るので、警察の数が日本に比べてめちゃくちゃ多いのかと思い調べたことがあります。それによると、
オーストリア:314人/100,000人あたり
日本: 234人/100,000人あたり
と、100人台の北欧各国に比べると多いもののオーストリアよりはずっと少ないのです。ちなみにアメリカは日本と同レベル。たぶん、やたらパトカーを見るのは、交番的なものが少ないのが影響しているのかなと思っています。
話を戻すと、夜間外出禁止令の間、ただ歩いているだけの人がいた場合にパトカーは注意するのかなと観察していると、全くの無視。素通りです。
それならば、と、お散歩を兼ねて、無人のウィーンの写真を撮りにでかけました。『肉体的及び精神的な保養のため』ですから。




ぽつり、ぽつり、と人がいるものの、本当に静かでした。クリスマスの飾りももう準備されていました。あとは点灯を待つだけ。


誰もいない千年の都市。シュールというかSF幻想的と言うか、目を離せなくなる不思議な写真ですね。写真でこれだから現実その場に身を置くなんて千載一遇、かも、知れない。来年再来年に振り返って、そう言えるように祈りましょう。
ところで、東京にはいまウィーンフィルが来ていて、大喜びの人、なぜウィーンフィルだけが特別扱いなの!と怒っている人、いろいろいるようです。Nott/東響命の老猫はただいま逼塞中、時を待つしかありません。
gonneko先生、その場にいても静かすぎて奇妙で映画で見かけるような「突然人が消えた街」感がありました。本当に不思議な一年です。世界中の人の人生が変わってしまいました。春に突然バレンボイムのコンサートが再開された時もなんと観客はたったの100人で、そりゃないわーと思いました。多分、世界中のファンが日本人を羨んでいるはずです!