ちょっとがっつり目の山歩きに行ってきました。6月の初めから1ヶ月もの間、SUPで水辺で遊びすぎて山から遠ざかっているうちに、すっかり山も夏になっていたのでした。
オーストリアにある木曽駒ケ岳(っぽい山)です。
若干は期待していたものの、期待以上に木曽駒でしたので、昔、木曽駒で撮った写真と見比べてみました。木曽駒の花崗岩とは違ってこちらは石灰岩ぽかったので崩れ方がかなり違うのもありこちらの方がゴツゴツした印象を与えますが、氷河にけずられたカール地形とか森林限界あたりの感じ、高山植物の感じが、なんとなく木曽駒を彷彿とさせます。


よし、この山を勝手に木曽駒と呼ばせていただこう。




登りつめると、上部は台地状になっていて、ほんの少しだけ雪も残っていました。






ほとんど人のいない色とりどりの花が咲き乱れるお花畑。遠くから響いてくるカウベルの音。青空。汗ばんだ身体に時々冷たい風が吹き、静かで、まるで浄土のようです。もしかして私はすでに死んでいて、成仏するために浄土平を歩いているのかもしれない・・・。景色が美しすぎて、もう成仏しそう。
(それにしても成仏しかかっているにしては、直登疲れたな。喉も渇くし。暑いし。)
どうやら死んではいなかったようで、成仏せずに下界に降りてくると、上部から見えていたため池にたどり着きました。


おっさんたち、犬と一緒に素っ裸で泳いでいます。見えてるんだけど。
そこ後も続々と下山してきた若者や家族連れが吸い込まれていく・・・。これ、ただの人口ため池なんですけど。どこからやってきたのか、お魚も泳いでおります。
日本なら「立ち入り禁止」看板がありそうなものですが、こちらは入れるようになっていて、水場を見つけるととりあえず泳ぐオーストリア人たちが下着や登山ウェアのまま吸い込まれていき、泳いでおります。


暑かったですからね。

(日本の山では)単独行の時に山で男性に話しかけられても話をしないんですが、この日は地元のおじさんと山談義をしながら30分ほど下山してきました。また、どこかで会いたい山おじさんでした。
こちらは、Hohe Veitschというウィーンから車で2時間弱の山でした。もちろん、山の麓は冬はスキー場になります。

山の好きな人がオーストリア(というか本物のアルプスの麓)に住んでいるって、ほとんど砂糖ポッドに住んでいる蟻状態じゃないでしょうか。一昨日、アメリカのYouTubeシリーズ、Rick Stevesのヨーロッパ、フランスアルプス編というのを見てたら、半世紀前、ケーブルカー(リフト?)でモンブランのmidiとかいうとこまで登ったら酸欠で死にそうだったのを思い出しました。薄らぐ意識の中、シャモニーの街が点のように眼下に見えました。
Gonneko先生、本物の山好きさんはもっと本格的な登山やクライミングをされているかと思うのですが、私レベルでもオーストリアの山々は日本と同じくらいとっても素敵です!!日本だと東京から北アルプスまでの往復で渋滞もあり山にも人がたくさんですが、こちらは渋滞なしで山もほんわかしているのが魅力です。まだ30000m級の山には行っていないのですが(高山病を発症しがち)いつか私も行ってみたいなぁと思っています。