オーストリアも豪雨でした(Salzach川周辺の洪水の真っ只中のZell am See)

ドイツ、ベルギー、オランダ、特にドイツの豪雨による洪水被害は日本でも報道されていました。日本では、もう10年以上も前から100年に一度のがどんどんエスカレートしていましたが、幸いだったのか、ヨーロッパではそこまでの気候変動による短時間の豪雨などの気象現象や、それによる洪水や河川の氾濫、土砂災害などにそこまで敏感な気候ではなかったようです。そこに2021年7月14日のドイツでの豪雨と洪水で、100人以上が亡くなる事態になりました。2週間近く経った今でもこちらの報道はドイツの状況を伝え続けています。

先週、天気予報が週末は雨を伝えていた地域に行ってきました。普段からあてにならない天気予報。雨の予報でも日本のようにしとしとずーーーっと降り続くことは珍しい気候ですので、あまり気にせずに行ってしまいました。

一旦ドイツ国境を超えて、再びオーストリアに入るルートです。

その道中、もうすぐオーストリアに戻るということころで、道路が通行止めで20 kmほど迂回することになりました。この時点でかなりの雨で、日本人ならわかる「山間部でこれだけ降ったらやばくない?」というやつです。とはいえ、迂回路経由で無事にオーストリアに戻り目的地へ。横を流れるSalzach(ザルツァハ川)は泥水のような色です。しかし、向かう街がSalzachの上流側にあたるのと雨雲レーダーを見ると進行方向は雨が止んでいそうなので、進みます。戻る方が危険そうだし。

目的地に到着すると、雨は止んでいます。街は観光客がたくさんいてなんとなくホッとします。ホテルにチェックインして、湖畔をお散歩して、ショッピングして、ホテルの前のレストランで食事をして、明日は何をしようかなーと思っていると、徐々に雨が強くなってきました。

念の為、地形図を見ながら、ホテルの位置が少し高台になっているので大丈夫だな、などと思いながら酔っ払って就寝。万一土砂崩れが起こったら車を停めている位置はちょっと心配だけど。

翌朝、まだまだ降り続く雨に、目的にしていた行き先は諦めざるを得ないかなぁー、ライブカメラ見ても真っ白だし。と、Google Mapを見ていると、

え・・・昨日通ってきた道(ドイツ側)が洪水・・・。

と、いろいろ調べると、自分がいる場所の西側、東側、北側が洪水です。南側には山しかないので、逃げ場がない・・・。今の所、この街は大丈夫そうだけど、予報を見ると数時間後にはここも豪雨です。最速でとりあえず高速道路に乗ってザルツブルクまで戻るのが一番安全そうです。ザルツブルク近辺も既に洪水ですが、以前に走った記憶から高速道路は比較的高い場所を走っているので大丈夫だろうと判断。

高速道路に向かう道中が川と並走する一般道でしたが、午前の時点でこの状況。あちこちで消防や警察が、今にも溢れそうな川を見守りながら、観光客が車を止めて写真を撮っているのを追い払ったりしています。

これは、あかんやつ。

高速道路に乗ってザルツブルクに向かう途中も、チラチラ見える川は濁流です。サービスエリアでトイレに行こうと入ると、断水。あちこちで渋滞。

雨雲は東に向かっていたので、西に向かうしかないかと再びドイツ側に入り、走り続けるもどこまで走っても豪雨です。さすがのアウトバーンも流れがゆっくりです。だって、前が見えない・・・。

結果、出発してからぐるっと山岳部を迂回して雨が止むエリアに入るまで6時間、豪雨でした・・・。

この日、その豪雨がウィーンにもたどり着き、ウィーンの一部でも冠水があったり、ドナウ川の水位が上がって川沿いの自転車道などが沈んだようで、後日、友人に泥だらけの自転車道の写真を見せてもらいました。幸い、オーストリアでは死者は出ませんでしたが、こちらは今週も不安定な天候が続いています。

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