大雪が降る予報に合わせてパウダーハンティング。10度、7度、5度、大雪。さして標高は変わっていないのに、数キロ走るたびにどんどんと下がっていく気温。そして到着すると、予報通りに大雨は大雪に変わりました。こりゃすごい降り方。




スーパーに買い物にいくと、どんどん降ってくる雪。みるみるうちに白くなっていく道路。


何度も何度も訪れている大好きな場所です。

翌朝、広大なゲレンデは接続部にあるリフトやゴンドラがいくつも停止していて滑る場所が限られていました。公表では新雪20cm。それでもゲレンデに上がってみると、1箇所、雪が吹き溜まってめちゃくちゃ深いうえに人が全く滑っていない場所を見つけました。


ここをひたすら回して、パウダーヒャッホー。
しかしリフトの下はそんなに積もっておらず、小雪だったこの冬。ここは昨日まで草が見えていた場所です。なので、少し滑ると出てくる草と岩。

ゲレンデの下部でも吹き溜まっている場所は踏み込むとふわっと舞う、とても良い雪です。
リフトで一緒になったオランダ人スノーボーダーの若者が話しかけてくれました。
「チョーシどうだい?!」
「めっちゃいい雪だよね!そっちはどうだい!?」
そこから話がはずみました。彼はオランダ人で同世代のオランダ人大学生向けにスノーボードインストラクターをしているんだそうな。オランダでのスノーボード人気を聞いてみると、9割以上の人はスキーを選択するのだとか。私が、オーストリアでも20年前はスノーボードとスキーが半々くらいになった時期があったらしいけど、みんなスキーに戻っちゃったって話を聞いたことがあるよ、って話をするとめっちゃ驚いていた。
彼の年齢を考えると彼の生まれた頃の話。ちなみに私は日本人で、日本のスキー場では50/50くらいだし場所によってはスノーボーダーの方が多い時もあるんだよっていうとさらにめっちゃ驚いていました。
「でもさー、オーストリアで、アジア人+スノーボードのマイノリティー感が半端なくてスキーにスイッチしようと思うんだよね。」って話をすると、
「NOOOOOO! You MUST keep on snowboarding! Please!!」とのこと。
こういうリフトやゴンドラでの誰かもわからない人との会話が楽しい。

さらにこの日の夜も再び雪が強まりました。そして翌日は朝は少し小康状態。風もおさまりほとんどのリフトとゴンドラは運行しています。というわけで、前日は行けなかった場所へと向かいます。
最初は曇って雪が舞っていた斜面ですが、徐々に太陽が見え隠れし始めます。美しい。ここはザルツブルク州を超えてチロル州にあたります。

そして、青空が見えます。標高の高いこの場所だけが雲の上に出ているようです。



深い雪に、あちこちでスキーが外れて行方不明になったスキーを探すスキーヤー、深みにハマって身動きができなくなったスノーボーダーがあちこちに。

晴れ間は一瞬で、またすぐに曇り始めます。


めちゃくちゃ良い雪でした。
良い雪を滑っている時は嫌なことを忘れられる。


ここに来るのももう最後かな。
最後に良い雪、ありがとう。

