飲みません書くまでは

クリスマスマーケットが始まりました。納期が今日だというのに、まだ完成していない原稿があります。ただ、バタバタとして全くやるべきことが追いついていません。なので、自分に1時間だけと約束して、走ってクリスマスマーケットと点灯されたはずの街の飾りを見てきました。

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クリスマスがやってくる!!!

今週は、前半、ウィーンの街は真っ白でした。窓から何も見えません。いつもは見えるはずの街も、電車も霧の中。週の後半は晴れまして、昨日と今日は夕日がとても綺麗でした。

まだアパート探しをしています。ある人は1件目で決めたと言い、ある人は数ヶ月ずつ3件住んでから4件目で決めたと言い、ある人は6回内見したけどそのうちの1件は同じところだったと言い、ある人は値段で選んだと言い、ある人は大家で選んだと言う。だいたい5件も見たら決まるでしょう〜って感じみたいですが、私は9区、3区、4区、5区、3区、3区、7区、6区、1区・・・。で、まもなく10件目です。ここで、上司である王様に「1区に住むのはどう思います?」って聞いてみたら「Are you crazy?」って大笑いされました。夢の19区はどこへ行ったんだよって。だって見つからないんだもん!!!と逆ギレしました。そんなわけで、内見のためにあちこち歩いていると少しずつウィーンに詳しくなってきました。

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背景はワイン色

私の油絵セットは船便の中です。実はヨーロッパまでは既に到着しているのですが、アパートが決まっていないので、まだお届けいただくことができません。最後に描いた絵は、2ヶ月前、出発直前に、片付けてしまう前にちゃっと書いたボールペン+水彩コモ湖でした。

猫がいたので、油絵が描けなくなって数年。ボールペンと水彩絵の具だけでストレスを発散してきました。ウィーンに来て、プライベートの時間で唯一楽しみにしてきたのが、油絵の時間です。早くアパートを決めて、油絵スペースを作りたいです。

その水彩画のことも忘れていた2ヶ月間でした。はて、航空便に絵の具って入れたっけ・・・?それすら記憶が曖昧でした。ガサガサと航空便の荷物を漁っていると、出てきたのは小さいスケッチブックと絵の具ではなく色鉛筆でした。

このCaran d’Acheの色鉛筆、何がすごいって、水で溶かせて水彩画のようになるんです。それゆえに、旅行用や、とりあえず船便が届くまでの一時しのぎに良いかと思って持ってきたようです。

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深夜のまつ毛

こちらが、お散歩中にみつけたというMusikvereinのポスターです。いや、これ自体はあちこちに貼ってあるのですが、心の余裕がなくてしっかりとは目に入っていなかったようです。アパート探しをなかば諦め(?)、心に余裕ができたのか、目にとまりました。

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その後のストーリーは、おいておいて、、そのまま夜の街を家に向かってテクテク歩き進んで行きますと、PhDの看板が。

まさかのIvy LeagueのPhDホルダーしか入ることができないようなエリートクラブなのか?!と思って慌てて(?)近寄ってみると、多分、美容室でした。

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War is not the answer

日本語でも「殻に閉じこもる」という表現をしますが、英語でも「He didn’t come out from his shell.」というようにshellという単語を使い同じように表現するようです。これが出て来たのは、Marvin Gayeのドキュメンタリーでした。(Part 7くらいまで続きます)

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七色信号機

今日は、早朝からちょっと郊外へと見学ツアーに同行させていただきました。朝、朝焼けとともに歩き出すと、街の建物が朝陽に照らされ、モルゲンロートのようでした。

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朝焼け

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異性体

ウィーンの街を歩いていても、ドイツ語の広告を見てもさっぱりわかりません。英語と共通点のある単語を探してみて、だいたいこんな意味かなーと想像するに留まっています。本当に言語能力が、ゼロなのです。言い訳をするなら、まだドイツ語の勉強を始めていませんが、そういう問題以下のレベルです。知ってる単語は、1、2、3(4から先は怪しい)、男性、女性(トイレに入るのに必要)、入口、出口(出口では扉が開かなくて困る)くらいです。

そんな私が、昨日、ふと駅の広告に知っている単語を見つけました。おおお!初めてだ〜。それがこちらです。

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650年図書館 – Prunksaal

ウィーンには、世界で美しい図書館の一つと呼ばれる650年前に作られた図書館、Prunksaal(ぷるんくざーる、英語ではState Hall)があります。観光で2度ほどウィーンに来ていますが、いつも混んでいて訪れる機会に恵まれませんでした。

結論から言うと、ここは何度でも繰り返し行ってしまいそうです。

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Austria’s National Day

 

東京から送った航空便の中に、自転車を入れました。自転車といってもロードバイクなのでそこまで嵩張らないのですが、サイズ制限や容量制限のうるさい航空便ですので、できるだけ小さくなるよう、前後タイヤ、サドル、ペダルを取り外し、ハンドルとステムも向きを変えて固定、ディレーラーがやられないように緩衝材を詰め、スポイラーが折れないようにタイヤを毛布でくるみ、引越し屋さんが全体を紙とプチプチで包んでくれて東京を出発しました。早速、ウィーンに届いた自転車を組み立てて、抜いてあったタイアの空気を入れ・・・て・・・

と、ここで気づいたのです。ハンドポンプしかないことに・・・。

これは辛いです。私の力では、80入っていいところでしょうか。100なんて絶対に無理です。もちろん、インジケータがないのでどれだけはいったかもわかりません。触り心地で決めるわけですが、どれだけ頑張ってもフロアポンプで入れたような硬さにはなりません。

ところで80とか100って何の単位でしたっけ・・・?100気圧?(死んでしまうわ!)思わずググってしまいました。答えは、アメリカで主に使われているPSI(Pound per Square Inch)でした。100PSIで、約0.7Mpa程度です。換算が結構難しいです。そんなことを調べながら、汗だくになりながら、ハンドポンプで空気を入れていたら、外から何か音がする・・・。あ、雨・・・。ロードバイクで雨のヨーロッパのツルツル石畳は、死ねる・・・。見送りました。それが先週のことでした。

そうして、今週再び、汗だくになって空気を入れ直しました。フロアポンプを買おう・・・。

そんな今日は、オーストリアの休日です。その名もAustria’s National Day。1945-1955年の連合国軍による占領時代が1955年10月26日に終了し、オーストリアは永世中立を宣言したのだそうです。その記念日のようです。朝起きて地図を見ると(行きたいところがあったので)、街中に通行止め箇所があります。

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日常を得るために

友人に「日常」とだけ書いて、以下の写真を送りました。返ってきたのが「え!こんなん乗って職場行ってんの?」でした。んなわけねーーーだろっ!!!とマジつっこみです。

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LEON

アパート探しをしています。困ったことに、なかなかいい物件に出会えていません。それで先日、見に行った物件の大家さんが誰かに似ていました。誰だろう誰だろう丸一日考えてたどり着いた結果がSting。しかも最近のSting(左側)です。私のStingのイメージはEnglish man in New Yorkのまま止まっているので(右側)わからなかったのです。でもどこかで最近のStingを見かけたのが記憶に残っていたのでしょう。もやもやが消えてスッキリです。

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Calm Inside the Storm

中国語で「森」という漢字には「静寂」という意味があると、父の高校時代の友人に父のお葬式だか法事だかで教えてもらったことがあります。「あいつはそれを知ってたよ。”森羅万象”という言葉の”森”には静寂という意味があるんだよ。」(記憶が美化されていますが、多分、大阪弁ですね。)

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八千穂の白樺の森
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小谷のブナの森, 2018

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3度目のエッフェル塔

エッフェル塔を見たことがあります。パリには行ったことないですけど。

それは、何年前だったか、ロンドンでの結婚式に行った時の帰り、CDGでのトランジットのためのLHR(ヒースロー)からCDGの夜のフライトでのことでした。フライトは遅れ、日本への帰国便に乗りつげないかとほぼ諦め、最悪パリに泊まれるならいいかと眺めていた窓の外に広がるパリの夜景の中に、エッフェル塔が見えました。しかし、猛ダッシュしたら日本便のゲートが閉まる直前に滑り込めてしまいました。

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芸術をケチってはいけない

とっくにウィーンに帰ってきていますが、まだAix-en-Provenceをひっぱります。今日、フランス人上司(?)に「あなたの国に行ってきましたよ。」と言うと「あそこは正確にはフランスじゃない。いや、フランスだけど、あれは南部っていう場所。」とのこと。さらに、「あそこはアフリカの一部だ。」とまでおっしゃいました。笑 もちろん、冗談だけど、アフリカへの入り口だったんだという歴史がまだあの地域にはいろいろ残っているという話をしてくれました。もっとフランスの話を聞きたいと思った私は、すでにフランスにかぶれているのでしょうか。

さて、金曜日の午後の自由時間です。セザンヌのアトリエから帰って来るともう5時近くなってしまい、美術館に行く時間は無さそうです。(この街にはセザンヌの絵はないって聞いたんですが、あるんですね。)適当な美術館か博物館的なところに入ってみようかなと思いまして、テキトーに、本当にテキトーに、地図に「MUSÉE」と書いてある近場のところを2件ほど覗いて回りました。3件目でしたでしょうか、3.5€くらいで見られるところがあったから入ってみました。やっすいね〜と思いまして。

ケチった結果が、こちらです。

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Aix-en-Provence: セザンヌのアトリエ

金曜日、会議は午前中で終了しました。美味しくカンファレンスに付属しているランチをいただいて帰ります。ロゼワインもバッチリ2杯頂きました。イギリス人とアメリカ人と同席だったので英語を聞き取るのに必死で・・・ロゼワインの写真はありません。

食後、主催者の方にお礼を言って会場を後にしました。天候は快晴です。これは、観光に行くしかありません。何も下調べもせずにこの街に参りましたので、どこへ行ったら良いのかもno ideaです。会議のアブストラクト集に付属していた街の案内図に見つけたのは、街のはずれに書かれた”Atelier de Cezanne”の文字。常識的な教養を持ち合わせていない私ですので、Aix-en-ProvenceとCezanneさんは当然結びついていません。それに、Cezanneさんの絵に特段の思い入れがあるわけでもありません。でも本物の画家のアトリエなんて見たことがありませんので、行ってみたい!!ホテルを出ると自然と足が早まります。

 

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人知を超えるオルリー空港

今回は、いかにオルリー空港が人知を超えていたかを述べたいと思います。

まず、私はExpediaでチケットを予約しました。この時点で、オルリーだと言うことに気づいていなかったのは私の不徳として、不思議なのはSkyteamのAir FranceStar ArraianceのAustrian Airがコードシェアしていることです。背に腹は変えられない時にはそういうコラボレーションがあるのでしょうか。

そのせいだかWebでチェックインができません。Air Franceの予約コードですが、チェックインはAustrian Airのサイトに飛ばされます。しかし予約コードでも、eチケット番号でも、どちらを入力してもダメ。実はコレ、何が原因かわかりました。通常、チェックインではFamily nameと予約コードを入れますが、ここにFirst nameを入れると通るんです。苗字と名前が、逆になっていたのです。Expediaからは何度も航空券を買っているのでExpediaの問題ではなくて、どこかで入れ替わったんだと思われます。でも、乗る時になってパスポートと不一致だと言われては困るので念のためWebでのチェックインは、せずにおきました。

そうするとiPhoneの航空会社のアプリでフライト情報を見ることができません。唯一の便りがExpediaです。時々、Fright trackerとかも併用しますが、あれはゲートが変わった時にアップデートされなかったりするので・・・。

それで、このフライト、オルリー空港のターミナルは「W」、ゲートは「20」とあります。

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Sanctus E 612

月曜日、Apple StoreにMBPを預けてから会議が始まるまでの1時間ほどの間、そのまま会議場に向かってもパソコンもなく何もできないので、風邪薬とロキソニンでふわふわした感じのままAix-en-Provenceの街を彷徨っていると大きな教会を見つけました。ドアが、わからない。と思ったら開くのは右側の木の壁でした。教会にはたいてい、「Service中は入らないで」とか「お静かに」と書いてあります。こちらの教会は「入らないで」のパターンでした。

教会に入ってみると、鼻が詰まっていてもわかる鼻につく古い古い古代の遺跡を開いたかのようなカビのような匂い。この匂いを嗅いだら、何か別の世界に行ってしまいそうです。昼間でも暗くてちょっと怖い感じがする初めてのタイプの教会です。

でも、奥に入ってみると、かなり大きな聖堂がありました。脇にはヨーロッパのどこの教会にも見つけることができる1〜2€で点けられるロウソクがあります。これを見つけると必ず点火することにしています。

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フランス語キーボード

ダメな時はダメなことが重なります。今回のAix-en-Provenceの旅がそういうダメな流れを変えてくれるんじゃないかと思っていたわけです。出発前に風邪をひく等あれやこれやそれを理由に発表の準備も全然できていないのがまたダメだ〜という感じです。ダメすぎて飛行機が落ちるんじゃないかと思いましたが、パリでのCDGからORYへ移動してからのMarseille、MarseilleからのAix-en-Provenceは順調でした。

Marseille着陸前、初めて見る地中海です。しかし、起きて窓の外を見ていたくても風邪薬と頭痛と熱の影響でウトウトしてしまいます。それなのに再び飛行機が降下するときの気圧の変化による耳の激痛で起きてしまうという繰り返しでした。もうウィーン帰りたい・・・本気でそう思いました。それより、発表準備がぁ・・・

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初パリ

来週の会議のために、マルセイユに向かいます。せっかくの地中海の街も、天気もよくない予報のうえ、全く準備ができていなくて、何も楽しめる要素がありません。とても楽しみにしていたはずなのに。

2週間ほど前のある日、現地委員先輩と話していて、「マルセイユにはどうやって行くの?」と聞かれました。「うんとー、確かCDG経由でしたけどー。」と言いながら予約した旅程を開きますと、そこには謎の「ORY」の文字・・・

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え?なにこれ・・・

ええ、そうです。トランジットが、別の空港なんです。ウィーンからまずシャルル・ド・ゴール(CDG)に到著して、その後、同じパリの別の空港、オルリー(ORY)からマルセイユへ(MRS)の便だったのです。トランジットが4時間あるとはいえ、成田から羽田に移動するようなもの。パリ市内の悪名高い渋滞やストや謎の停止を繰り返す電車事情、空港からの電車があまり治安が良くない、電車の乗り換えがわかりにくいetc・・・ちょっと初心者には4時間あってもハードルが高いです。これは困った。

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顎を突き出して議論を

 

話題になっていたのでご飯を食べながら斜め読みしていたのですが、

 

ネットによる公開討論会”独創的研究とは”  吉村 昭彦、独創的な研究とは何か(2000/09/11)(#1、本庶 佑氏への返答)http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/molonc/www/old/immune/OriginalityYoshimura2.html

ネットによる公開討論会”独創的研究とは”  1〕本庶 佑「独創的研究とは何か」(2000/09/08) http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/molonc/www/old/immune/OriginalityHonjo1.html

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