山山羊(シュタインボック)が追いかけっこ

私は勝手に山山羊と呼んでいるAlpensteinbock(シュタインボック)、英語ではIbex(アイベックス)というヨーロッパアルプスの森林限界上に生息するヤギの一種。背中向きに角が向いていて、鹿よりも小柄でちょっと可愛らしい顔をしています。

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Tri Cinema / Drei Zinnenで滑る:遠くに見えただけ

Tre Cinema(イタリア語)、Drei Zinnen(ドイツ語)はドロミテで最も有名な山というかピーク。画像のように3つの岩ピークが聳り立つのが印象的な場所です。去年、端っこの方だけ見えたので、今年は間近で見てみようと、その名もTri Cinema / Drei Zinnenというスキー場なら間近に見えるのではないかと、行ってみることにしました。

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Dolomite Super Ski:Sellaronda 40kmを2周してきた!

ユネスコ世界遺産のドロミテ。イタリア北部、南チロルのドロミテ・スーパースキー地域は、12のスキーリゾート、1,200kmに及ぶゲレンデ、ロングコースで構成されていて一つの共通チケットで全部を楽しめるエリアです。その中に、Sellaronda(セラロンダ)、つまりセラ山塊をぐるっと一周する(rondaは英語で言うroundですかね)複数のスキー場をつなぐ40kmのスキーコースがあり、時計回りと反時計回りで回ることができます。

緑色の線画時計回りコース、オレンジ色の線画反時計回りコース。ちなみにこういったぐるっと一周することをSki Circuit(スキーサーキット)と呼びます。

そんな憧れのSellaronda。去年、タイミングを逸してしまったので、Sellarondaを回ることができるシーズン最後の週末(通常は4月初めの週末で終了)、ついに念願、叶えてきました!

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憧れのBrenner峠(ブレンナー峠)を通ってみた!

真ん中をつっきるのがオーストリア側インスブルックから見たBrenner Passを通るA13高速道路

憧れのBrenner峠。私が勝手に憧れてきただけですが。

私の中でかの有名なBrenner Pass(ブレンナー峠)は、イタリアとオーストリアの国境を形成するアルプスにまたがる山道です。東部アルプス山脈の主要な峠の1つであり、この地域のアルプス峠の中で最も標高が低い場所にあり、主要な道路の様子。オーストリア側の高速道路A13からイタリア側の高速道路A22につながっており、高速道路で国境をまたぎます。

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ずっと行きたかった場所: Dolomites (ドロミティ): 素晴らしい景色と20℃で2023/24シーズンアウト

Lake Braies, Lago di Braies, Pragser Wildsee

あちこちに素晴らしい景色が広がるDolomites。スキー場に向かうついでにLago di Braies (Pragser Wildsee) に立ち寄ってみました。美味しそうなミルフィーユのような山の地層。標高はそんなに高くなく気温は20℃に近いのに、まだ湖がしっかりと凍っているのが不思議です。

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ずっと行きたかった場所: Dolomites (ドロミティ): Drei Zinnenはどこに?

Dolomitiesの有名な場所の一つに挙げられるのが、Drei Zinnen(ドイツ語)Tre Cima di Lavadero(イタリア語) Three Peaks (英語)です。下の写真の様に(Wikipediaからリンク)、石英の結晶のような形をした3つの大きな切り立った岩石が目立つ山々で、それぞれがGroße Zinne (ital. Cima Grande, 2999m)、Westlichen Zinne (Cima Ovest, 2973 m) とKleinen Zinne (Cima Piccola, 2857 m)の3つで成り立っています。

北側からのDrei Zinnen (Wikipediaより)

この場所を地形図で見ると、こんな感じに深い灰色になっている部分三つのピークに該当します。等高線が幾重にも重なっており、急峻な形状を示しています。

・・・ということは、実はウィーンに戻ってきてから知ったことで、実は現地にいる間はどこにあるのかはっきりと判らずに探し回っていました。笑 Drei Zinnenがはっきりと見えるゲレンデを有するスキー場は既に春スキーの営業を終了しており、見るためにはゲレンデを自分で登るしかありません。

もう一つの方法は、車で近くの山小屋(Auronzo)まで行ってみること。だたし、道路の除雪が終わっているかどうかがはっきりとはわかりません。Google Mapは行けるって表示するんですが。

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南チロルの木喰い虫(bark beetle)による影響

オーストリアのスキー場周辺やウィーンの森、ウィーン近郊の山を歩いていいると、この数年、大量の倒木があることに否応なく気づきます。以前にドイツ語がわかる人から「病気が広がっているみたい」というような話を聞いていてずっと気になっていたのですが、一体、何が起こっているのだろう?

ウィーン近郊のよく行く森:去年、何かの予防のためか、大量の木が切られました。
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ずっと行きたかった場所: Dolomites (ドロミティ): 滑る場所を探してKronplatzへ

Dolomites (ドロミティ)エリアには数えきれないくらいのスキー場があります。その一帯のスキー場を総称してDolomiti Superskiと呼びますがこのエリアの多くは4月初めのイースターの週末で営業を終了していて、今回は有名なSki Circuitを回ることはできません。しかもスキー場が多すぎてどのスキー場が営業していてどのくらいゴンドラ・リフトを動かしているのか一目瞭然に見る機能がありません。一つ一つのスキー場のホームページをみて、営業ゴンドラを確認して、ライブカメラを見て、の繰り返し。そして見つけた結構本格的に営業しているスキー場。ドイツ語名Kronplatz、イタリア名Plan de Corones

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ずっと行きたかった場所: Dolomites (ドロミティ): イタリアだけどドイツ語圏

インスブルックから南に下りブレンナー峠を超えてトレントまでのあたりが、一般に南チロルと呼ばれるボルツァーノ自治県(Provincia autonoma di Bolzano)とされているようです。もともとチロルとはオーストリアとイタリアにまたがるアルプス山脈の東側のエリア一体を指していて、下はハプスブルク家の領地で、アルプス山脈を挟んでイタリアとオーストリア(当時はオーストリア=ハンガリー帝国)で戦闘を繰り返していた場所です。最終的に、第一次大戦後に北チロル+東チロル(オーストリア)と南チロル(イタリア)に分割されました。

このエリア、とても不思議なんです。今でもドイツ語とイタリア語が混ざっているんです。

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ずっと行きたかった場所: Dolomites (ドロミティ): Cortina d’Ampezzoの街

有休消化を兼ねたイースター休暇の後半戦。長年行きたいと思いながらもちょっと遠くてなかなか足が向かなかった場所を訪れることにしました。夏には絶対訪れたい場所ですが、冬の様子も見ておきたい。滑れたら滑りたいけど、高温の3月末から4月初旬です。スキー場のコンディションは日に日に悪化しています。

しかも事前の調査不足で、滑りたかったスキーサーキット(複数のスキー場を繋いでぐるっと山を一周できるルート)は、1週間前に閉鎖されていることに気づきます。観光と絡めて行くしかないか・・・。滑ることができたらこれで今シーズンは滑り納めかな。

というわけで、Day 1は移動です。オーストリアの国境を超えてイタリアへ。南チロル、ずっと行きたかった場所、Dolomites (ドロミティ)を目指します。Dolomitesとはイタリア北東部、オーストリアで言うとインスブルックの南東あたりに位置する山岳地帯で、アルプスの一翼を担います。特徴的な山の形が有名で、一帯がユネスコの世界遺産に登録されています。

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Como湖畔の町Varennaにて:お散歩

夏至に近い6月の初めです。会議終了後もまだまだ陽が高く明るい時間が続きます。つい、どこか歩きたくなってしまいます。会議会場は植物園の中にあり、いろんな植物が育てられています。

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Como湖畔の町Varennaにて:レンタルボートに乗ってみた

コモ湖での会議はコロナの混乱を経ての5年ぶりだそうです。前回は2018年。ウィーンに来る直前の日本からの参画でした。前回とは全く状況も発表内容も異なっています。それでもどうしてもこのコミュニティーに私が今やっていることを伝えたい一心でやってきました。

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Como湖畔の町Varennaにて

こんなに良い場所である国際会議ってあるでしょうか。

そんな会議に初めて参加したのが2018年。コロナの規制やらなんやらで3年おきの会議が5年越しになったようで、最後の思い出にともう一度参加してきました。前回はこの分野ではじめてくらいの英語での発表で、血吐くほど緊張したんですが、今回はもう、なんだろう、緊張すらもしなかった・・・。笑 なぜなんでしょうか。英語が上達したわけでも賢くなったわけでもないはずなんですけど。

前回の参加時とは全く別の話題です。どうしても、私が今何をしているのか、何をしようとしているのかを、このコミュニティの人たちに共有したくって。

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夏休み:トリエステに寄港

帰り道、ほんのちょっと足を伸ばしてみようかと、ザグレブにナビを設定してみました。すると、運転時間3時間半。ウィーンに戻るにもかなりの遠回りになることに気づいて、行き道に看板で見かけたトリエステに方向転換することにしました。

全然知らずに行ったんですが、かなり大きな港湾都市なんですね。港周辺は工業地域のようでしたし、街すぐ脇の港には大きなコンテナ船や大型フェリーが停泊していました。

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天使の数え方

2012年頃にふと湧いた疑問があります。長らく忘れていたのですが、一昨年くらいからまたふつふつと湧き上がって来ました。

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ついてるの?

天使よ、君たちは、男なの?女なの?

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