パリで書店巡り。Tour de France 2024の公式本を探して。

パリはオリンピックムード一食。あちこちにオリンピックムードがありました。電車内の行き先表示にはスタジアムの印。大会機関中の地下鉄など運用停止の案内。オフィシャル商品店。あちこに看板。

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ウィーン近郊でハイキング・登山のススメ

ウィーンの近郊でちょっとした日帰りハイキング・登山をしたい、という人のためのノウハウを残しておきたいと思います。

こんなコンテンツで進めていきたいと思います。

  1. 事前準備
    1. マダニ媒介脳炎ワクチンを打っておこう
    2. マダニがいるのは標高の低い場所
    3. マダニ媒介脳炎の可能性は低くない
    4. 虫除けスプレーで対策しよう
    5. 山用品の買い物
  2. 計画
    1. ウィーン近郊ならStadtwanderwegeから始めよう
    2. ハイキングコースのガイド本を使う(ウィーンの森)
    3. ハイキングコースのガイド本を使う(ウィーン日帰り圏)
    4. 現地で地図を拾う
    5. Komoot、Bergfex、KOMPASSなどのアプリを使う
    6. オーストリアでテン泊・Wild Campingは(ほぼ)禁止
  3. 行く
    1. 公共交通機関でのアクセス
    2. 車でのアクセス:駐車場を見つけておく
    3. 車でのアクセス:駐車場の料金を確認する
    4. 登山口にトイレはない
    5. 道標を確認
    6. 牛がいる(夏)
    7. 山での挨拶
    8. 山でお湯を沸かさない(火気厳禁)
    9. 山頂に到着
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Prunksaalでベートーヴェン 生誕250年展

新年明けて3が日が過ぎてすぐ、日本から大学の方と企業の方がペアでウィーンを訪れられました。おひさしぶりにお会いする企業の方が日曜日の早朝便で到着されるとのことで、お昼間にウィーンをご案内することに。

これが見たい!というご要望が特になかったので、私が大好きな場所、Prunksaalを訪れてみました。いつもはパピルスが展示されていたりするのですが、今回はベートーヴェン 生誕250年展(December 12, 2019 – April 19, 2020)が行われていました。知らずに行ったんですけど。

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Xmas Market in Hakata

11月末、東京経由で博多を訪問しました。博多は、大阪時代の1998−2000年ごろでしょうか、出張で2時間ほどの滞在を2回したっきりです。駅前のビルの訪問先に行って会議が終わったら帰るだけの訪問だったため、街を歩いたことはありませんでした。

東京滞在の最後は、旧職場近くの商店街の王将でしっかり天津飯(塩味、旧関西風)を食べての出発です。羽田空港はクリスマスムードでした。福岡行きの便に搭乗前、ゲート付近をうろうろとしていると、新幹線のホームのようにお弁当やビールが売られていることに気づきました。私は、国内の移動に飛行機を使った経験がほとんどありません。東名阪の移動は新幹線、あとは車です。飛行機内でも新幹線のようにお弁当を食べてもいいのか、思わず、売店のおばちゃんに聞いてしまいました。

「みなさんそうされていますよ。新幹線と同じですよ。客室乗務員さんも気づいたらお茶を持ってきてくれたりしますよ。」

とのこと。へええ。

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Paris観光記録

パリに行って雨樋ラウンドアバウトを見ていたわけではなく、ちゃんと観光&ショッピングもしてきましたので、今回はその雑多な記録を。雑多とはなにごと!むしろそれが主題のはずだろう!というご指摘は置いといて。

今回のパリ、サッカーゲームでのナイジェリアの勝ち上がりの度に街中は大騒ぎになり、クラクションの嵐、ほぼ暴動レベルだったようでして、朝になると燃え落ちたバイクや焼け跡があちこちに。

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Good flight, good night

出発前、「グッド・フライト、グッド・ナイト  パイロットが誘う最高の空旅 (Skyfaring: A Journey with a Pilot)」という本を読んでいました。アメリカ人パイロットが書いたとりとめもないエッセイです。話はフラフラとあちらへ飛んでは、こちらへ飛び、まるでパイロットの仕事をそのまま反映しているかのようです。面白くてお風呂のリラックスタイムのお楽しみとなっていました。アメリカ人で、経営コンサルをしながらフライトスクールに行くお金を貯めて、フライトスクールに通い、BAのB747のパイロットになった人です。

例えば冒頭に出てくるのがプレイス・ラグという言葉です。ジェット・ラグ(時差ボケ)は、体内時計の調整ができない速度でタイムゾーンを飛び越えた結果として生じるものですが、プレイス・ラグは、それと同じように乱れる”自分が今いる場所に対する感覚”と呼んでいます。私たちの中に根強く残る古い感覚が、旅客機の飛ぶ速度についていけないのではないかと、言っています。季節の違う北半球から南半球へ、10時間後には日本からアメリカへ、9時間後にはヨーロッパからアフリカへ。そこで感じる不思議なふわふわした感覚。

ついさっき出た北京のホテルの部屋は遠くに去り、気づけばウィーンで電車に乗っているのです。北京のホテルの部屋にいたのは、去年のことなのか12時間前のことなのかわからなくなる感覚が、パイロットのような職業の人にとっても共通なのだと知りました。

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その他にも、へぇ〜と思うようなテクニカルな事にも触れられています。 “Good flight, good night” の続きを読む

分離しそう派

昔、N.Y.のMoMAへ行って以来、近代美術(modern  art)、というよりも現代美術(contemporary art)というのでしょうか、が大変苦手であることを認識しました。ただ横10 mに渡って赤に塗られているだけの絵とか、金の立方体とか、リンゴがカビ生えて朽ちていく早送り動画とか、縄が上からぶら下がっているだけとか、説明なしには見ていても不安になるようなものばかり。

それゆえ、ウィーンに来ても警戒していたのが、ここ。そう、ウィーン分離派です。でも週末の気分転換に美術館巡りをするようにしているのですが、今日は時間がないので一番近そうなここへ勇気を出して行ってみることにしました。

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天使の数え方

2012年頃にふと湧いた疑問があります。長らく忘れていたのですが、一昨年くらいからまたふつふつと湧き上がって来ました。

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ついてるの?

天使よ、君たちは、男なの?女なの?

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雪のひとひら

全身が、星と矢と、氷とひかりの三角四角のあつまりで、さながら教会の玻璃窓です。きらきらする花びらをいっぱいつけた花です。レースのようでもダイアモンドのようでもあります。とはいえ、何よりもまず雪のひとひら自身であって、なかまの誰にも似てはいません。幾百万という雪たちがおなじ吹雪でうまれたわけなのに、それでいて一つとして互いにおなじものはないのです。

「雪のひとひら」  ポール・ギャリコ

雪のひとひらという短い本があります。山に降った雪のひとひら。春になり融けて小川となり、川となり、海に流れ、そしてまた雲の中に吸い込まれて行く。そんな物語です。(だったと思います・・・。)「猫語の教科書」や「ジェニィ」等で有名なポール・ギャリコです。ギャリコって「コ」がつくから女性だと思い込んでたんですよね。読んだのは高校生くらいですから、ポールが男性名だなんて苗字と名前が逆だなんて理解していません。あれ、理解しているはずか・・・。もちろん、ポールですから、おっさんです。それも、こんな可愛い文章を書きそうもないような。

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優しく・・・してね

あれから、お風呂で背中を優しくホールドしてくれるが、見つかった(≧∇≦)って話、しましたっけ(≧∇≦)。お風呂が広い上に滑るから、私の背後で背中を優しくホールドしてほしいって言ってたじゃないですか。お風呂で背中をホールドしながら、シャンパンでも飲みつつ映画でも見てくれるは、いらっしゃいませんか?って言ってたじゃないですか。

見つかったんです

優しくホールドしてくれるんです。

恥ずかしいけどご紹介しますね。

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喫煙消灯飛行

東京を離れる直前、ふと立ち寄った東急百貨店で古書祭りをやっていまして、何冊か昔よく読んだ作家のまだ読んだことがない古い小説を買ってきました。なんてことのない結論も曖昧な恋愛小説だったのですが(この人、こんな恋愛小説も書く人だったんだと再発見はしたものの)、知らなかった衝撃の事実が現れました。

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ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

私がしおらしく今年を振り返り、日本を離れウィーンの地に暮らし始めたことや、来年の目標を、私が述べると思いますか?その前に、面白かった本の話をしなければなりません。

今年は特に、本を読んでいる時間はあまりなかったのでとても限られた中からですが、これだけはオススメしたいのがこちら!

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コタツで鍋パしよう。

 

週末をかけて、随分と生活が整ってきました。やっと、人間らしい生活ができるようになりました。年末になって、気持ちも落ち着いて、いろいろなことを考えられるようになってきました。

当初、私はAltbau(Old building)で、中がリノベートされた物件を探していました。慢性住宅不足で何年も待たねばならないストックホルムとは違い、ウィーンでは比較的豊富に物件があり流動性が高くて東京とさほど変わらない印象です。WILLHABENという有名なサイトでAltbauのリストだけ見ても1500件ほど出てきます。数としては結構あるのですが場所が不便だったり何か問題があったりで、私は、なかなかいい物件には出会うことができませんでした。

で、最後に出会ったのが、周りの環境は抜群に良くて、暮らしやすくて、通勤もしやすくて、でもAltbauではない、むしろ、新築の物件でした。新築の物件というと壁がペラペラで日本の古い集合住宅みたいなのを懸念したのですが、壁もAltbau並みにしっかり厚くて、憧れの最上階ではないものの最上階に近い階です。それに、周りの建物がいい感じですので窓からの景色は、ヨーロッパ〜。

Altbauの建物では、屋根が斜めになっていて、その屋根裏部分の部屋をDachgeschosswohnungとかDG Wohnungとか呼ぶようです。夏は暑いとのことだったのですが憧れていました。空調が付いていればなおよしです。

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五大湖のほとりのビル

どうせ日本語の本を読めないのであれば、英語の本を頑張って読もうと考えました。論文以外の英文を読むのも、日常会話に使える単語や言い回しが得られるメリットがあります。ウィーンは、国連機関の大きなビルがあり、それなりの英語で書かれた本の需要があるのではないかと推測されます。それで調べてみると面白そうだったのがShakespeare & Company Booksellers。勤務が始まると、ゆっくり本屋さんにいく時間がないかもしれないと、週末の時間を使って行ってみました。

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