水族館 Haus des Meeres: ナチスによって作られた高射砲塔 (Flaktürme) 跡

ウィーンには、第二次世界大戦期にナチスによって建設された計6棟の高射砲塔(Flaktürme)が、3か所に2棟ずつのセットとして現在も残っています。これらは「G塔(砲塔)」と「L塔(観測・レーダー塔)」の組で配置され、空襲からウィーン全体を防衛するための都市防空システムとして建設されました。市の象徴であるシュテファン大聖堂(Stephansdom)を中心に、都市全体を射程に収める広域防空網として設計されたもののようです。塔はめちゃくちゃ厚いコンクリートで作られていたため、戦時中には高射砲の発射拠点としてだけでなく、臨時病院、市民の避難シェルター、通信・指揮施設などとしても使用されました。そして、戦後、その頑丈さゆえに爆破破壊が困難で、今も解体されずに残っています。そのうちの一つ、有名な再利用ケースが海の家(Haus des Meeres)という水族館。

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Stuhleckスキー場の山頂にズルして登る方法

秋深まる11月中旬の週末。少しだけ運動したくて、ひらけた景色を見たくて、どんより曇って霧雨のウィーンを抜けて南へ。

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Scheilbhofer The Resort: オーストリアのワイナリーリゾート

2025年10月末のBrugenlandのブドウ

ウィーン近郊、隣の州Brugenlandにあるワイナリーが営業するリゾートに誘ってもらって行ってきた!私はワインに興味がないので買うワインも数ユーロのものばかり。そんな私が高級ワイナリーリゾートに?!ペイしないwww

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(2025年版) 晩秋のGosauseeの紅葉とDachsteinを臨む

秋のGrundlsee(グルンドルゼー)湖畔紅葉散策に続き、翌日は車で1時間弱のGosauseeに向かいます。Gosauseeは2年前の同時期に行った思い出の場所。ふたつの湖、Vorderer GosauseeとHinterer Gosauseeが連なるこの場所。奥にあるHinterer Gosauseeまで行くと、目の前にDashchsteinの山がどーんと立ちはだかり素晴らしい景色が広がります。その風景に心底感動した2年前。廃れた心にもまだ感動できる気持ちが残っていたことに気づいた場所でもあります。

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Sölden (ゼルデン) スキー場の氷河エリア 2025/2026シーズンオープンを滑ってきた!

こちらもオーストリアの氷河エリアのある巨大スキー場。Rettenbach Glacierと Tiefenbach Glacierという氷河が山を挟んで背中合わせになっています。例年10月に、Audi FIS Ski World Cupのアルペンの初戦が行われることでも有名です。今年でFISアルペンのWorld Cupレースが行われるようになって30年にもなるそうな。今年は10月25日-26日がAudi FIS Ski World Cupのジャイアントスラローム (GS) です。お祭り騒ぎに参加したり観戦するのも良かったけど、1週間前のタイミングで来てみることに。秋のSöldenは初めてです。

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2年ぶりの晩秋スキー場散策|Planai in Schladming

春歌春秋訪れるこちらのスキー場、去年はオープニングイベントに来た以来、昨シーズンはスキー場としては足が遠のいていました。というのも運転が一人でなければ、チロル地方は遠くないことに気づき、チロルなど遠方にばかり行くようになっていたためです。

でもせっかく近くまで来たので2年ぶりに久しぶりに秋の散策に来てみました。懐かしい秋の風景と、いつも滑るゲレンデに雪がない違和感とを楽しみました。

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初雪のRamsauでマウンテンコースター

マーモットはいなかった(もう冬眠していた)けど、ホテルが提供してくれたサマーカードで近所のゴンドラに乗って山の上に上がってみました。

山から見下ろせるこのRamsauの平原全体がクロスカントリーのメッカともいえるコースになるのにはもうあと数ヶ月です。

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[10月末の氷河] Dachsteinに再び行ってみた。

いつものスキー場から見えるDachstein。数年前の夏に氷河を訪れたのを最後にしばらくご無沙汰になっていたので、行ってきてみました。

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ブルーベリー狩り登山@Obertauern

3日連続山で遊ぶコンセプトの週末。2日目は、スキー場の街に泊まってすぐ脇のスキー場を登る作戦。街がすでに標高1500m近くです。山は秋の風景です。この日も晴天。雲ひとつない青空です。

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[Hochkönig] オーストリアの八方池に行ってきた。

暇ができると地形図を眺めるのが趣味です。オーストリアでは岩石の山が多いので、登頂の最後が岩場であることが多いため、高所が苦手な私はルートを慎重に選ぶ必要があります。可能性のあるハイキングや登山ルートを見つけてはメモっておくのが日常です。

そんなリストの中でメモってあった、八方池のような風景の場所。

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一時帰国Day2: フェヤーモントホテル

一時帰国Day1は、到着後から深夜2時過ぎまで飲んでいたので、Day2の午後になって皇居に向かって歩き出しました。

千鳥ヶ淵というかもう九段下になるのでしょうか。昔、そこにフェヤーモントホテル(Fairmont Hotel)というホテルがありました。

そこを題材にしたこんな歌詞の曲があります。

窓際では老夫婦が
膨らみだした蕾をながめてる
薄着の射す枯木立が
桜並木であるのを誰もが忘れていても
何も云わず やがて花は咲き誇り
叶わぬ想いを散らし 季節はゆく

二度と来ない人のことを
ずっと待ってる気がするティールーム
水路に散る桜を見に
さびれたこのホテルまで

経る時 松任谷由実
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霧のウィーンを抜けて

木曜日から4連休となるはずの週末。あまりにも仕事が終わらず、週末に周回しようと予約していた山小屋もキャンセルして引きこもって仕事を進めること鬼の如し。やっと金曜日の夜になって、納得いくところまで到達しました。雨の朝、午後からは晴れた土曜日、外に出て遊びたい気持ちを抑えて最終仕上げ。土曜日の夜になってやっと外出して夜2時前まで飲んでしまい、どうしようか迷ったものの、やっぱり毎秋一度は行く大好きな場所へ向かった日曜日の朝。ウィーンは深い霧の中です。10月11月の典型的な風景です。

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陽が短くなってきた10月の夕暮れ

だんだんと陽が短くなってきました。以下は2019年のものですが、東京に比べて朝晩の長さの振れ幅が大きいのがわかります。sinカーブなので8、9月ごろの変化が大きく、この頃は最大で日に3分半ほど陽が短くなっていきます。10日経ったら30分も陽が短くなっているわけです。

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自転車ででかけても、18時過ぎには早く帰ってこないと真っ暗になるようになりました。

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湖からDachsteinの氷河を見上げる – Gosausee

53km自転車ライドの翌日、またまた湖水エリアへ。

何度も行こうとしては天気が悪かったり、この近隣の登山道はかなりテクニカルで私のレベルに合わなかったり、それならばもうちょっと運動量のある山登りをしたかったり、それを除くと単に湖畔を歩くだけになるのでちょっと疲れている時に・・・と思いながらも、ウィーンからかなり距離があるので運転も長めでこれだけのために行くのはちょっと気が引ける。等等の理由で、なかなか辿り着けなかった場所です。

でも氷河が見られれば風光明媚なこと間違いなし・・・のはず。

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まだ来ない紅葉シーズン – Heukuppe

珍しくも単独行ではない今回。ルートを任されたものの、自分が行ったことがある全く同じところはつまんないし。体力もりもりの元気な大人たちなので安心だし、ちょっとは疲れさせてやりたい😏けど山は安全第一だし、という程よいルート設定をしたいところです。そこで思い出したのが、去年もこの時期に行って結構良かったウィーン近郊の山。また行きたいなぁと思っていたのですが、前回、あまり考えずに選んだ周回コースの山頂真下あたりのテクニカルな岩場が嫌だったので、これを避けて長さをちょっと稼ぐルートを見返します。

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Wiener Weinwandertag(Vienna Wine Hiking Day)に歩く。

毎年、ぶとうが摘まれて若いワインであるSturmが出来始める頃に行われるWiener WeinwandertagVienna Wine Hiking Day)というイベントがあります。コロナで2度ほど開催が見送られましたが、今年の開催をニュースで知って行ってみることに!

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エセ’オクトーバーフェスト – Oktoberfest in Wien (Kaiser Wiesn in Wien)

オクトバーフェストのメッカ、ミュンヘンの歴史あるオクトーバーフェストに比べるとかなりの小規模&歴史薄の”エセ”ではありますが、2011年ごろからウィーンでもオクトーバーフェストが開催されています。2020年からコロナでキャンセルされ、2022年からイベンターを変えて名前も変わって開催されています。私はコロナ前の2019年に一度だけ雨の中閑散とした日にフラッと迷い込んだことがある程度で本格的に参加したことはありませんでした。

というわけで今回、Kaiser Wiesnに初めての本格参加レポート!

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秋の南西ポーランド: Kraków day 1

行きたい場所がありまして、その近郊に行ってみようかなぁ〜と目をつけたポーランドの南西の街、Kraków(ポーランド語)、Cracow(英語)、クラクフ市

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紅葉のワイン畑(葡萄畑)@Pfaffstätten

Vineyard

1 (ワイン製造用の)ブドウ園[畑]. 2 ワイン醸造施設. 3 活動[労働]の場.

何故か人は、この場所を「ワイン畑」と呼んでしまいます。どうやらこの混乱は日本人だけのものではなく、英語で話していても「Wine field」と言い間違える人がそれなりにいます。ワイン畑じゃなくんて、葡萄畑ね、と日本語でも英語でも訂正して歩く日々です。そういう自分も言い間違えますけど。

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