オーストリア・ザルツブルク州の山あいに、St. Johann im Pongauという小さな街があります。名前は長いですが、街はこぢんまりとした可愛い場所です。St. Johann im Pongauは、かつて(中世)銀や銅の鉱山で栄えた街だそうで、それが教会の大きささにも表れているそうです。派手な観光地ではありませんが、ザルツブルク市内まで約1時間、Ski amadé(ヨーロッパ最大級の複数のスキー場でなるスキーエリア)の中心部でもあり、スキーバスが走っていたり、車でも20−1時間であちこちのゲレンデにアクセスができる場所です。
“St. Johann im Pongau(ザンクト・ヨハン・イム・ポンガウ)に滞在してみた” の続きを読むInnsbruck近郊のスキー場: Kühtai(キュータイ)
St. Antonからは高速と一般道で1時間強。ウィーンに向かって帰る方向にあるスキー場のどれかに寄っていこうと思い、前から行きたかった2つのうちの一つを選択。Ötztalで高速を降り、一般道を走ります。
“Innsbruck近郊のスキー場: Kühtai(キュータイ)” の続きを読む追いかけて追いかけても掴めない虹ばかりだ
虹は、空の中に浮かんでいる物体ではありません。太陽の光が雨粒の中で屈折・反射して、特定の方向に出てきた光が人間の目に届いたときにだけ見える光の現象です。虹はいつも観測者から見て太陽と反対側の空に現れ、「太陽光と視線のなす角度」が42度あたりの円弧上に虹が見えるという仕組みです。
つまり、虹は「そこに実在するもの」ではなく、光の進む角度と自分の位置関係によって見えている「現象」であって、太陽と自分の位置関係が変わると見えなくなってしまいます。
“追いかけて追いかけても掴めない虹ばかりだ” の続きを読むオーストリアでは車中泊禁止

オーストリアでは車中泊がほぼ禁止されています。
ググると色々と情報が出てきます。実際には多くの人がロードトリップを楽しんでいて、問題なかった経験談も多数出てきますが、一般的には禁止されていることは理解しておきましょう。
しかも国全体で統一された「車中泊禁止法」があるわけではなく、地域により異なる複数の法令・条例によって規制されていて事情は複雑です(後述)。警察や地元の人とトラブルを避けるためにも、ローカルルールを尊重し、許可されている場所以外での車中泊は避けるのが良いと思います。
“オーストリアでは車中泊禁止” の続きを読むハンガリーの温泉: Lake Hévíz(ヘーヴィーズ湖)をのんびり泳ぐ雨の日

週末の度に雨が続くオーストリア。実際にこの7月は過去4番目にWetな(雨が多い)7月だったようです。雨が降るのは良いんだけど、あまりにも変わりやすくて予測が難しい。ウィーンが晴れでも山は雨はパターンが多く、登山チャンスに難儀しています。そんなある週末、ウィーンも含めたオーストリア全域が雨で何もアウトドア活動ができないということで、こんな時のためにとっておいたアイデアを実行することに。
それはハンガリーの湖の温泉。
“ハンガリーの温泉: Lake Hévíz(ヘーヴィーズ湖)をのんびり泳ぐ雨の日” の続きを読むGrossglockner High Alpine Road(グロースグロックナー・アルプス山岳道路)2024年10月

2024年は9月半ばから低気圧の通過で山には雪が降り、3000mを超えるような場所では根雪になったところもあり、氷河のスキー場もオープン。そもそも行きたかった山登りは積雪のため不可能そうなので、どうせならGroßglockner Hochalpenstraße – Grossglockner High Alpine Road(グロースグロックナー・アルプス山岳道路)か、その裏のダム湖にでも行こうかなと思っていました。生Marmotも見たいし。
- 降雪・凍結のため午後まで夏タイヤ通行止め
- Großglockner Hochalpenstraße登り
- Kaiser-Franz-Josefs-Höhe
- Großglockner Hochalpenstraße降り
- 行き方などまとめ
車遍歴。
私が免許を取ったのは20歳を過ぎてから。働きながら土日に通いました。まだ大阪で暮らしていた頃です。大阪府内でも厳しいことで有名な教習所で、事故率がとても低いと聞いてむしろそれを理由に選びました。でも、免許を取ってすぐに東京に出てしまったので道は東京の方が詳しいです。最近は、オーストリアの交通事情にも慣れてきたところです。

クリスマス休暇2023*溶けたもの。@Serfaus

余ったバナナを持って滑りに行こう!!
とザックにバナナを入れたのが帰宅の2日前のこと。最終日の午後、ちょっと小腹が空いたのでザックの中を少しゴソゴソしたのですが何もバナナっぽいものがなくて、「あれ?上の方に入れたのにな?ま、いっか」となり、そのまま帰宅。
“クリスマス休暇2023*溶けたもの。@Serfaus” の続きを読むオーストリアで洗車しよう。

ノウハウを残しておくプロジェクト。しょうもないことではありますが、私にとっては車を買っても洗車すらも最初はハードルが高かったので、私と同じようなビビりの人がいるかもしれないと思い、記録を残しておくことにしました。
やってみれば、本当になんてことなくて、日本とほとんど同じです。洗車の種類は、(1)ドライブスルー洗車機、(2)高圧洗浄でセルフ洗車、(3)手洗いサービスを使う、の3つです。(3)手洗いサービスは、いくつかのガソリンスタンドにサービスとしてついているところがあるのでお願いするだけです。というわけで、セルフで行う(1)と(2)について記録を残しておきたいと思います。
“オーストリアで洗車しよう。” の続きを読む登ります滑ります 23-24 Split始めました@Stuhleck
ウィーン初雪の日の翌日。11月はまだスキー場は全面オープンにもなっておらず遠出する気持ちが引っ込んだままの朝。そんな11月−12月初めの必殺技。登って滑れば良いのだ。

遥か遠くインドから

ある日、山からの帰り道、前を走る車に違和感を覚えます。なんかごちゃごちゃと読めない文字が書いてある。こういう車は本能的に警戒するのですが、なんだかみたことのないメーカーの車だしインスタ(Instagram)のアイコンとかあるし無害そうなので興味が湧いて近寄ってみることに。
“遥か遠くインドから” の続きを読む2023年、パーフェクトならず
今年はまだ一件も交通違反チケットを受けていませんでした。もう今年も後半戦。これでやっとパーフェクトなるかと思ったところで、ポストを開くと、毎度お馴染みの地方都市のロゴ入りの白い封筒。
あっ・・・・(察し
80km/h制限を見落として100km/hで走行していたものと思われます。残念ながら違反金50ユーロです。
というわけで、パーフェクトならずの2023年。とても残念です。反省。
“2023年、パーフェクトならず” の続きを読む車から低速の時だけ異音「カンカン、チッチッ、カチッ」

車からの異音に気付いたのは、チロルからの帰り道。車内が暑かったので窓を開けて走行していて、高速道路に入る前にガソリンスタンドに立ち寄った時のことです。給油の列に並ぼうと減速して低速に入ったところで、
「カンカン」
「チッチッ」
「カチッカチッ」
とも聞こえる音が聞こえました。うん?そういえばこんな音、しばらく深層心理で聞いていたような気がする。窓を開けていたので、かなり大きな音であることに気づきました。
“車から低速の時だけ異音「カンカン、チッチッ、カチッ」” の続きを読むウィーン近郊でハイキング・登山のススメ

ウィーンの近郊でちょっとした日帰りハイキング・登山をしたい、という人のためのノウハウを残しておきたいと思います。
こんなコンテンツで進めていきたいと思います。
“ウィーン近郊でハイキング・登山のススメ” の続きを読むオーストリアで交通違反
今日は恥を晒します。
日本と異なりオーストリアでは(もしかしてEU全部?)、一般的な軽い交通違反に関しては、ライセンスナンバーを元に登録住所宛にレターが届き、罰金を支払う仕組みです。日本のようにポイント制度ではありません。このため、軽い違反に関しては罰金を払い続けていれば何度違反をしても・・・ということになります(良くない表現ですが)。私は警察に止められたことはないので、警察に止められた場合のことはわかりませんし、オーストリア政府もスピード違反などの厳罰化を推進しているというニュースを読んだことがありますので、私の事例を参考に注意して運転してください。

3.5年ぶりの一時帰国:日本でメガネを買ってきた。

いや、当然オーストリアでもメガネくらいは買えるんですけど、一度は眼鏡屋さんに行ったんですけど、
「すぐ作れる?」
「もうすぐ閉店だから明日またきてー」
と、閉店も早く日曜日もやっていないオーストリアのメガネ屋さん。作りに行くのがただただ面倒で、生活にめっちゃ困っているわけでもないので、先送りになっていました。
“3.5年ぶりの一時帰国:日本でメガネを買ってきた。” の続きを読むオーストリアで車を運転する:コツ&注意
ノウハウは残しておこうと思うプロジェクトの一環で、今回はオーストリアでの運転上の注意やコツをまとめます。
日本でよく運転していた日本人として気になった・最初はひっかかった点などをこのページでは解説していこうと思います。ここから先は、私の認識ですので必ずしも正しい情報ではないことをご了承ください。確実なことは自分でしっかり調べてから運転しましょう。
一般的な注意事項
まず、重要なルールは公式のページをよく読み自分で押さえておきましょう。私が認識してる主たる点は以下の通りで日本とほぼ同じです。ただ、赤字にしたようなルールは日本にはありません。
- 車両登録の証明書と免許証は常に車内に携帯
- 日中でもヘッドライト点灯(みんなオートで走ってる)
- 運転手以外も全席シートベルト着用義務
- 14歳以下・130cm以下のお子さんのチャイルドシート使用などは運転手の管理義務
- 高速道路ではVignette(Toll Sticker)が必要、ガソリンスタンドで購入可能、Digital Vignetteもあり
- 運転中の携帯の通話禁止(hands-free car kitがあればOK)、使用禁止
- 高速道路では右レーンを走行し、追い越したら戻る(Keep right)
- 11月1日から4月15日までの冬季はウィンタータイヤの着用義務(事故時に保険対象外となる可能性)
- 警告板、反射するイエローベスト的なもの、First aid kitの車内搭載義務
- スピード遵守(一般的に、Residential areaは50km/h、一般道は100km/h、高速道路は130km/hが基本)
- 高速道路では、渋滞時には緊急車両が走行できるレーンを作るよう車を避ける (emergency corridor, 後述)
- 日本のJAFにあたるのがÖAMTCやARBÖで、道路公団的なのがASFINAG
- 車中泊禁止(非寛容、オートキャンプ場を利用のこと)
※ 2025年追記:日本では当たり前のドライブレコーダー(Dashcams)はオーストリアでは禁止でしたが、用途を非常に限って可能になりました。詳細はこちら。ドイツやベルギーなど未だ禁止のところがあるようですので要注意。禁止されていたのはプライバシー保護が理由で、同意なしの録画がプライバシーの侵害にあたると考えられているためです。そもそもドライブレコーダーが売られていません。
※ 2025年追記:2024年あたりから導入された高速道路混雑時に下道に降りてはいけないルール(チロル州)を追加
“オーストリアで車を運転する:コツ&注意” の続きを読むアメリカ、NY:海からマンハッタンへ

最終日、午後早めに出て空港に向かいレンタカーを返却です。と、空港に向かう前に別の海岸に立ち寄ってみました。ここはもっとJFKに近い場所。空港にアプローチする飛行機がたくさん見えるかなぁ〜と思って大して調べもせずに適当にナビに場所だけセットして来てみました。
“アメリカ、NY:海からマンハッタンへ” の続きを読むアメリカ、NY:アメリカで初体験

アメリカへ行っていました。
久しぶりの、というか、コロナが始まって以来の長距離便です。日本にも帰国していないのに。日本とは反対側に向かって大西洋を飛んで行きました。ウィーンの空港も人で溢れていて、ほんとにコロナ前みたい。初めて使うゲート(D)に行き、直行便でJFKへ。
アメリカは初めてではありませんが、今回、初体験なのが車の運転です。
“アメリカ、NY:アメリカで初体験” の続きを読むないものはない。(車の鍵なしで車が70km走った話)
先週末のことでした。びっくりするようなトラブルを起こしてしまいました。その顛末を書きたいと思います。
お天気も良いけど遠出をする気がしません。でもウィーンからチャリで走るルートはかなり走り尽くした感があります。じゃあ、新規開拓しにいこうかな?と、ウィーンから75 kmほど離れた場所まで車に自転車キャリアをつけて自転車を積んでお出かけすることにしました。

去年の夏以来1年ぶりに倉庫から取り出してきて取り付けた自転車キャリア。しっかり取り付けるコツみたいなのを忘れてしまい、10分ほど駐車場で格闘しました。なんとか思い出して、自転車もしっかり動かないようにラッシングベルトを締めます。最後に、キャリアが緩まないように鍵でロックして、やっとこ準備完了。目的地に向かって出発しました。
“ないものはない。(車の鍵なしで車が70km走った話)” の続きを読む