オーストリア・ザルツブルク州の山あいに、St. Johann im Pongauという小さな街があります。名前は長いですが、街はこぢんまりとした可愛い場所です。St. Johann im Pongauは、かつて(中世)銀や銅の鉱山で栄えた街だそうで、それが教会の大きささにも表れているそうです。派手な観光地ではありませんが、ザルツブルク市内まで約1時間、Ski amadé(ヨーロッパ最大級の複数のスキー場でなるスキーエリア)の中心部でもあり、スキーバスが走っていたり、車でも20−1時間であちこちのゲレンデにアクセスができる場所です。
“St. Johann im Pongau(ザンクト・ヨハン・イム・ポンガウ)に滞在してみた” の続きを読む[2025年12月] 雪不足のオーストリアアルプス

雪が降りません。ヨーロッパの南アルプスは結構降っているんですが、オーストリアやスイスの北アルプスは全く雪が降っていません。最後にちゃんと降ったのは12月の初め。それ以後、全く雪が降らないまま数週間が経ちました。超乾燥。去シーズンを彷彿とさせます。それでもやってきたクリスマス。
“[2025年12月] 雪不足のオーストリアアルプス” の続きを読むHall in Tirol(ハル・イン・チロル)のクリスマスマーケット

クリスマス休暇に出かけます!@2025
憧れのクリスマス休暇というものをはじめて何年になるでしょう。初めはおおかなびっくり。きっと標高の高い場所なら雪があるはずとSerfausに行ったのが2021年。それから毎年の恒例となりました。年越しにしたり、クリスマスを挟んだり、場所を変えたり、”例年”というのはないものの、毎年1週間以上は同じ宿に留まって楽しむことにすっかり魅了されてしまいました。というわけで2025年も。まずは寄り道の記録です。
“Hall in Tirol(ハル・イン・チロル)のクリスマスマーケット” の続きを読むHintertux(ヒンタートゥックス): 高度順応と雨のハイキング
標高2000mを超えて1時間と居るとすぐに頭痛が始まる体質です。次に行く山への高度順応、気温・天候に合わせた装備の再確認のために良い場所を思いつきました。それはHintertux(ヒンタートゥクス)。氷河のスキー場で山としても次に行くエリアの真裏にあたり気候や気温もほぼ同じ。それでいて麓のホテル街が標高1500mあたりにあって、一泊して軽く2000m超をハイキングをすればすれば高度順応にも最適です。
“Hintertux(ヒンタートゥックス): 高度順応と雨のハイキング” の続きを読む春の重ドカ雪のNassfeldで楽しいオフピステ遊び

この冬(2024/2025シーズン)は記録的な小雪です。普段より60-70%も降雪が少ない異常事態です。その割に晴れが多いのでスキー客は多いという謎のシーズンです。どのゲレンデも2月からすでに春の陽気。雪のない斜面が目立ちます。
そんな中、チロルエリアのどこよりもドカ雪の予報が出ていたNassfeld。これは行くしかない。
ずっと行きたいと思いながらも、(1)スキーに行くのにウィーンから南に向かって走っていくのが意味不明で(2)結構遠いからそこまで時間かけるならチロルかなと思うし(3)天気と降雪予報が他のエリアと違いすぎて予測が難しくて行っていなかった課題のNassfeld。やっとこの時がやってきました!これでオーストリアの大規模スキー場の制覇率が9割9分に達するのでは。
“春の重ドカ雪のNassfeldで楽しいオフピステ遊び” の続きを読むComo湖畔の町Varennaにて

こんなに良い場所である国際会議ってあるでしょうか。
そんな会議に初めて参加したのが2018年。コロナの規制やらなんやらで3年おきの会議が5年越しになったようで、最後の思い出にともう一度参加してきました。前回はこの分野ではじめてくらいの英語での発表で、血吐くほど緊張したんですが、今回はもう、なんだろう、緊張すらもしなかった・・・。笑 なぜなんでしょうか。英語が上達したわけでも賢くなったわけでもないはずなんですけど。
前回の参加時とは全く別の話題です。どうしても、私が今何をしているのか、何をしようとしているのかを、このコミュニティの人たちに共有したくって。
“Como湖畔の町Varennaにて” の続きを読むクリスマス休暇2022: 007 Spectreのロケ地Sölden(ゼルデン)
ヨーロッパアルプスエリアのあちこちに見られる007撮影聖地。この街もしかり。007のSpectre(2017)の撮影に使われたことで有名で、これを目的に来る観光客もたくさんいらっしゃいます。

Serfausでクリスマス休暇 2021年
この年末に、今年こそはどうしてもやりたかったこと。
クリスマス休暇です。
夏の時点から企画していました。11月にロックダウンが始まりましたが、きっとオーストリアは経済重視で、クリスマス前にはロックダウンは解除するだろうと睨んでいました。そのための事前のロックダウンだったのだろう、と思い、キャンセル期限後もキャンセルしませんでした。オミクロン株は当然想定外でしたが、オーストリア単体では20日間のロックダウンで数値はかなり下がったようです。
というわけで、出発しました。
ヨーロッパアルプスは南側がキレている
こちらに来てから山に行くようになって不思議に思ったこと。
ヨーロッパアルプスは南側がキレている。
初めて車で行った山が、そんな典型的な形をしていて、どうしてこんな形になったんだろう?と疑問を抱いたことがきっかけでした。写真の右側が南斜面です。バッサリ切れています。このバッサリ切れた先の北側(写真の左側)には台地のような少し緩やかな斜面が広がっています。

さらにいろんな山に行くと、それはそれは行く山行く山、どれも南側斜面がバッサリ、見事にバッサリ、本当に垂直なまでに、すぱーーーんと切れているのです。
“ヨーロッパアルプスは南側がキレている” の続きを読むスイスまで800 km(往路)
8月末、何故かスイスまで800 kmの距離を車で仕事に行ってきました。本当は去年行くはずだったのがコロナの影響で何度も延期延期となっていたものです。去年の時点では、夏休みと組み合わせてチロル〜スイスをゆっくり旅しながら帰ってくる予定にしていました。しかし、今年はそんなわけにもいかず、ただ3日間のために800 km往復するだけとなりました。

オーストリア内は、ウィーンからザルツブルクへ、ザルツブルクからドイツに入り、ミュンヘンをかすめてスイス国境へと続くルートでGoogle Mapの予測時間は8時間ちょっとです。
“スイスまで800 km(往路)” の続きを読むGrossglockner(グロースグロックナー・アルプス山岳道路)をドライブ
オーストリアには2,500mあたりまで車で走ることができる山岳道路(Grossglockner High Alpine Road)があります。ザルツブルク音楽祭の帰り(翌日)に、ずーーーーーーっと行きたいと思っていたその山岳道路に行ってきました。

ザルツブルクを出発する時からわかっていたことですが、現地は曇り。雨が降るかもしれない天気予報で、ライブカメラはすでに雲の中。全く展望は望めない可能性大。でもこれを逃すともう機会がないかもしれないと思い、思いきって足を伸ばしました。
“Grossglockner(グロースグロックナー・アルプス山岳道路)をドライブ” の続きを読むオーストリアの湖の美しさ@Attersee

オーストリアの水辺の美しさはあまり知られてないような気がします。川ではなく、湖です。アルプスやその周辺の山々の雪解け水でしょうか。ひんやりと冷たく透明エメラルドグリーンの湖がたくさんあります。
そのうちの一つに、2週連続で行ってきました。理由は単にリーズナブルな価格のホテルがあったからです。
“オーストリアの湖の美しさ@Attersee” の続きを読むStubai Glacier(Stubaier Gletscher)でスキー
12月のある日、Stubai Glacier(Stubaier Gletscher)に行ってみることにしました。Innsbruckからバスで行けることを知り、フライトを調べてみるとかなりお安くAustrian Airで行けることがわかったのです。金曜日、職場を出て夜のフライトでInnsbruckに飛びました。超小型、しかしギリギリジェット機です。

山の上までひとまたぎ
まだ先週のスイスの話題です。
007の撮影の舞台になったということでやたらと007推しのSchilthorn。その経路の途中にこんなところがあります。
かなりの距離のロープウェイですが、終点まで支柱なし。こういうのをワンスパン方式といいます。

日本の索道でここまで長距離のワンスパン方式ってあるのかなぁ。新穂高も駒ケ岳も八甲田も支柱あるよなぁ・・・。どこかで見たような〜・・・。・・・。うーーん。・・・。・・・。
アルプス一万尺+
楽しい週が過ぎ去ってしまい、一斉にみなさんがウィーンを去ってしまい、すっかり寂しい週末となりました。寂しいので、先週末のスイストリップを振り返ろうと思います。スイストリップ、区切るところを間違えないでくださいね。
Zurichから一気にMt.Eigerの麓の町へ参りました。生のEiger North Faceです。「北壁の死闘」の舞台です。どうやら日本人観光客が大変多いようで、日本語の観光案内所、日本語のパンフレット、そしてなんとmontbellまでありました。しかもmontbellには日本人の店員さんがいらっしゃって、その上、日本のmontbellのポイントカードがそのまま使えるのだそうです。しかし、スイスが本家のMammutよりも大きな店舗を構えてるのですから、日本企業も頑張っているんだー。ダサいけど。ダサいけど。ダサいけど。大事なことなので3回言いました。
電車で登って行ったのは、JungfraujochというMt. Jungfrauの鞍部のような位置にある観光拠点です。立派な建物や氷河の中を削ったトンネルを歩けたりと超観光地です。もちろん、外に出ることもでき、雪の上を歩くことも可能です。夏はトレッキング拠点となるようです。
しかしなんでこんなところに2台もピステン(圧雪者)が置いてあるのかと思ったら、どうやらこの高地でスポーツやライブイベントをすることがあるようです。こんなところでバレーボルやサッカー、バスケ・・・死ぬでしょうよ!!!外国人の考えることはさっぱり理解できません。だって、ここの標高は3,571m。アルプス一万尺の槍ヶ岳の隣の小槍は3,030mですので、ここはアルプス本家で一万尺強。ヨーロッパで一番高い場所です。
電車で登ってきましたが、実はすでに富士山山頂程度の標高です。おかげでそこら中に高山病や高所と思わずテクテク歩いてぐったりしている人がいます。高山に弱い私も、ゆっくりしか歩けませんでした。いずれにしても、こんな標高まで幼い子を連れてくる神経がわからない・・・(子供は一般に高山病を訴えられないので重篤化する可能性もあって危険という認識)
そもそもこんな高地まで電車を走らせ巨大観光拠点を山に掘ってしまうのは環境破壊なのか、それとも富士山のように大行列で登山道を踏みならされゴミをポイ捨てされ足で登るために滞在時間が長くなり大容量の山小屋が必要になる方が環境破壊なのか、どっちがいいんだろうなぁと思いました。日本ですと、富士山に電車走らせるってなったら蜂の巣をつついたような大騒ぎになりそうですよね。単独峰でありアクセスがそんなに悪くないということもありますが・・・。もちろん火山であるというのも重要なポイントですが、結局、電車なりロープウェイなりを通した方が環境には優しいのかもしれません。
そんなことを考えながら、街に降り、山を見ながらの一杯。うーん。お酒を飲むと、難しいことはどうでもよくなります。良い天気。それだけで満足です。
そして少し街をお散歩して、1日目のアルプス散策は終了となりました。
アルプスでも見とけ!
やっと飛んだ飛行機は、今度は着陸許可が降りずにZürich 上空を何度も旋回します。機内アナウンスは、着陸許可が降りるまでアルプスの眺めでも楽しんでて!とのこと。

Wienから西に飛んでいくとずっとチロルアルプスの横を飛んでいきます。奥には白白した山々が見えているのですが進んでも進んでもその山に来ないなぁと思っていて途中で気づきました。 “アルプスでも見とけ!” の続きを読む



