とっくにウィーンに帰ってきていますが、まだAix-en-Provenceをひっぱります。今日、フランス人上司(?)に「あなたの国に行ってきましたよ。」と言うと「あそこは正確にはフランスじゃない。いや、フランスだけど、あれは南部っていう場所。」とのこと。さらに、「あそこはアフリカの一部だ。」とまでおっしゃいました。笑 もちろん、冗談だけど、アフリカへの入り口だったんだという歴史がまだあの地域にはいろいろ残っているという話をしてくれました。もっとフランスの話を聞きたいと思った私は、すでにフランスにかぶれているのでしょうか。
さて、金曜日の午後の自由時間です。セザンヌのアトリエから帰って来るともう5時近くなってしまい、美術館に行く時間は無さそうです。(この街にはセザンヌの絵はないって聞いたんですが、あるんですね。)適当な美術館か博物館的なところに入ってみようかなと思いまして、テキトーに、本当にテキトーに、地図に「MUSÉE」と書いてある近場のところを2件ほど覗いて回りました。3件目でしたでしょうか、3.5€くらいで見られるところがあったから入ってみました。やっすいね〜と思いまして。
ケチった結果が、こちらです。

というわけで、何の博物館だったのかもわからずに出てきました。一応、油絵も何枚かありました。こういうところで、時間を節約しようとしたりお金をケチったりしてはいけません。初めて得られた教訓でした。きっとフランス語がわかってこの街の歴史をわかってこれらを見ると違った価値があるのでしょう。若造の(?)異邦人の私には、まだわかりませんでした。
さて、夕方、セザンヌさんが立つ広場に向かいます。すごく大柄なセザンヌさんと自撮りしようとしてもうまくいかず断念しました。この日は、この地の研究所にお勤めの日本人の女性をご紹介頂きまして、美味しい夕食をご一緒させて頂いてきました。もちろん、ワインも頂きました。幸せでした。これだ、これがAix-en-Provenceの楽しみ方だ・・・と思ったときには、もうすでに最後の夜となっていました。
ワインで気持ちよく眠って、翌朝、教えて頂いた朝市に出向いてみました。驚いたことに、街の中心部が全てマーケットと化しています。散財している場合ではないので、1€で売っていた石鹸だけ購入しました。同じようなの、お店では、6€くらいだったんですもん。
朝市で買い物をする地元の人たちをちょっと羨ましく思いながら、フラフラしていて気づいたらいつの間にかバスの出発の15分前になっていました。走ってバス停に行くと、生意気にもほぼ定刻(5分遅れ)でバスが出発しました。帰りは、行きに取り損ねたテーブル状の大地の地形をバッチリ収めようとiPhoneをずっと片手に握りしめていました。ロスアラモスとサンタフェの間よりも、ちょっと赤茶っぽい地層です。場所によっては完全に赤色の鉄分が露出している部分もありました。
ああ、これでAix-en-Provenceへの旅は、おしまいです。あとはParis経由で帰るだけです。帰りは普通にCDGでのトランジットです。4時間もありますけど。
