東京から送った航空便の中に、自転車を入れました。自転車といってもロードバイクなのでそこまで嵩張らないのですが、サイズ制限や容量制限のうるさい航空便ですので、できるだけ小さくなるよう、前後タイヤ、サドル、ペダルを取り外し、ハンドルとステムも向きを変えて固定、ディレーラーがやられないように緩衝材を詰め、スポイラーが折れないようにタイヤを毛布でくるみ、引越し屋さんが全体を紙とプチプチで包んでくれて東京を出発しました。早速、ウィーンに届いた自転車を組み立てて、抜いてあったタイアの空気を入れ・・・て・・・
と、ここで気づいたのです。ハンドポンプしかないことに・・・。
これは辛いです。私の力では、80入っていいところでしょうか。100なんて絶対に無理です。もちろん、インジケータがないのでどれだけはいったかもわかりません。触り心地で決めるわけですが、どれだけ頑張ってもフロアポンプで入れたような硬さにはなりません。
ところで80とか100って何の単位でしたっけ・・・?100気圧?(死んでしまうわ!)思わずググってしまいました。答えは、アメリカで主に使われているPSI(Pound per Square Inch)でした。100PSIで、約0.7Mpa程度です。換算が結構難しいです。そんなことを調べながら、汗だくになりながら、ハンドポンプで空気を入れていたら、外から何か音がする・・・。あ、雨・・・。ロードバイクで雨のヨーロッパのツルツル石畳は、死ねる・・・。見送りました。それが先週のことでした。
そうして、今週再び、汗だくになって空気を入れ直しました。フロアポンプを買おう・・・。
そんな今日は、オーストリアの休日です。その名もAustria’s National Day。1945-1955年の連合国軍による占領時代が1955年10月26日に終了し、オーストリアは永世中立を宣言したのだそうです。その記念日のようです。朝起きて地図を見ると(行きたいところがあったので)、街中に通行止め箇所があります。

ははーーーん、これは何かイベントやってるなぁ〜。(そこで調べようとは思わない。)確かに昨日乗ったトラムの時刻表にも、今日はトラムが止まるって書いてありました。ちなみに、訂正しておくと、起きたのは、朝ではなくお昼すぎでした。
自転車に空気を入れて、出発です。どこへ?って、通行止のところです。行ったらきっと何かあります。(楽観。)まだウィーンの交通事情やルールやマナーが十分にわかりませんが、コペンハーゲンよりは怖くありません。(コペンハーゲンでの自転車は、死ぬかと思いました。)気になっているアパートがある近辺を通って遠回りしてから、王宮のあたりに行ってみることにしました。途中、ORTOVOXやBCAのBC用エアバッグやサーフボードを置いているような横乗り系のお店も見つけました。今日は閉まっていたけど、ここはまた行こうと思います。絶好の散財ポイントです。
リングに入ると、警察が道を封鎖しています。もしかして早い時間には、パレードでもしていたのかもしれません。普段は歩くことができない車道を自転車でびゅーんっと走れました。そして王宮のあたりに来てみると、ミリタリー一色です。自転車を押して、人のいる方へ行ってみると王宮の広場ではイベントをしていました。そのままさらに奥に入って行くと、周り全体のあちこちで同じようなイベントが行われ、戦車やヘリ、警察車両などが展示されています。日本の花火大会の会場のような公共トイレも整備されていました。
そしてさらに奥へと歩いていると、軍服を着たおっちゃんに行き先を止められました。なにかイベントがあるみたいです。なんだろうなと思って待っていると、テロリスト?犯罪者?との戦いが始まりました。立ち去って行くおっちゃんの笑顔でわかるように、(笑)な、演技であるようです。それでも、日本の警察がテロリストを刺股で捕まえる訓練みたいな危機感のなさではないので、ちょっと安心です。
こういうやつです↓ 私には、何度も見ても笑えます。お笑い動画よりずっと面白い・・・。訓練しているご本人たちが真剣なのが、笑っちゃいけないとわかりつつも笑っちゃう。さらに、「警察官がテロリストを制圧しました。」と、アナウンサーが普通に原稿を読んでいるのがまた面白くて、ツボにはまります。テロリストを刺股で制圧できるわけないでしょうがっ!!!!本気で言ってるの????って。首都圏ニュースとかでこういうのを見るたび爆笑してしまう私は、頭がおかしいのでしょうか。
https://youtu.be/QHUmIdrKSZI
今日、私はまだまだウィーンの街を全然知らないことに気づきました。(こんな通りがあったんだーとか、この辺りはこんな雰囲気なんだーとか。)観光で2回来たくらいじゃ、何も知らなかったも同然ですね。これから、深く、探索していきたいと思います。

