私の油絵セットは船便の中です。実はヨーロッパまでは既に到着しているのですが、アパートが決まっていないので、まだお届けいただくことができません。最後に描いた絵は、2ヶ月前、出発直前に、片付けてしまう前にちゃっと書いたボールペン+水彩コモ湖でした。
猫がいたので、油絵が描けなくなって数年。ボールペンと水彩絵の具だけでストレスを発散してきました。ウィーンに来て、プライベートの時間で唯一楽しみにしてきたのが、油絵の時間です。早くアパートを決めて、油絵スペースを作りたいです。
その水彩画のことも忘れていた2ヶ月間でした。はて、航空便に絵の具って入れたっけ・・・?それすら記憶が曖昧でした。ガサガサと航空便の荷物を漁っていると、出てきたのは小さいスケッチブックと絵の具ではなく色鉛筆でした。
このCaran d’Acheの色鉛筆、何がすごいって、水で溶かせて水彩画のようになるんです。それゆえに、旅行用や、とりあえず船便が届くまでの一時しのぎに良いかと思って持ってきたようです。

例えばこんな招き猫がいたとして、水で溶かすとこうなります。うーーーーん・・・。例が悪かったですね・・・。
しかしながら、色は12色しかありません。絵の具と違って混ぜて色を作ることができるわけではありません。厳密に言うと混ぜて塗れば水で溶かした時に混ざるのですが、溶かすまで色がわからないという難点というか、楽しみというか、があります。
というわけで別の例です。とりあえず落書きで描いてしまうのは、花瓶、コップ、ペットボトルが王道です。まずは超適当に瓶を描いて、

超適当に色鉛筆で塗って、水で溶かすのですが、たった10歩、キッチンまで歩いていくのがめんどくさくて思わずワインに筆を・・・入れてしまった・・・
背景はワイン色・・・。

ここまでやってから、残念ながら水彩用絵の具を見つけてしまいました・・・。なんだったんだ。

やることがいっぱいあって、納期が迫っているものがたくさんあって、絵を描いている時間なんてないはずなのに、読書に熱中したり絵を描いてしまう現象を、現実逃避と呼びます。
