ウィーン近郊トレッキング その1-Pfaffstättenから

6/15(土)、今日のウィーン、予報では最高気温が36度です。明日から27度に下がるので、明日は雷雨の予報。ちょっと暑すぎますが、でかけるには今日しかありません。

先日、家から徒歩20分のところにとっても良い山用品店を見つけました。これが私が求めていたところだ!!だいたい必要なものがあります。地形図と日本に置いてきたものをいくつか調達しました。ウィーン近郊、電車とバスで行けるトレッキングガイド本も見つけました。しかし私は極度の怖がりです。悩むこと数週間。

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ある日、フレンチ上司(?)がお昼時に部屋にやってきてこう言いました。

Hey, do you want to feed your soul?

は?

Feed… my soul…? with what???

と聞き返すと、

No no! I just  I’m just asking to go to lunch!

笑。。ほ、Why not!

いちいち表現がめんどくさいわ!

と思いながら、お誘いに乗って職場のレストランでランチ with シャルドネ してきました。

何か重要な話でもあるのかと(クビになるのかと)ビクビクしながら、会話が仕事の話に行かないように行かないようにくだらない話を続けます。そこで、山に行こうと思ってるのーと、言うと、フレンチ上司(?)からマダニ(が媒介する脳炎)の予防接種はちゃんとしたのか?この国では絶対しろよ!死ぬで!マジだから!!との脅し。職場の診療所でやってもらえるから絶対行ってこいと言われ、早速翌日に行ってきました。

基本的に虫、特に雲(漢字にするのも嫌)系が大の苦手です。まずは薬局で冷蔵されている注射を買って、医師のところに行って注射してもらう仕組みです。渡されたパッケージに書いてある絵を見て震え上がりました。雲にそっくりやん〜。気持ち悪い〜。

IMG_1372-sb クリックすると画像がみられます。

3週間後にもう一度、それから1年後、その後は3年後、その後は5年おきに予防接種をするのだそうです。マダニが媒介するウィルスは、抗生剤では効かないとのことで予防接種が絶対重要なんですって。この国の人は子供の頃から受けているのだそうです。フランスやイタリアまでは大丈夫だけど、ヨーロッパでも東側でリスクが高いのだそうです。

で、まだ1回しか打っていない事情を鑑み、怖がりな私は、ハイカットのトレッキングシューズ、タイツと厚手の靴下、それから腕は日よけのカバーをして、全然そんなカッコじゃなくても大丈夫な低山に行ってきました。(実際には低山の方が虫が多くてリスクはあると思うんですけど。)

HauptbahnhofからS3に乗って40分ほど。料金3.5ユーロ。

ぷ、ぷは、、ぷぷ・・(読めない!)

Pfaffstätten

という駅まで行きます。目指すは、うぃ、ゔぃ、へ・・(読めない!)

Wilhelmswarte

というところに行って、隣の駅、ぐむ、ぐぐぽ・・(読めない!)

Gumpoldskirchen

という駅から帰ってくる作戦です。600m強の低山です。しかしウィーンから南に行くにつれ雲が灰色に。今にも降り出しそうな感じで、慌てて雨雲レーダーを見ると、あと数時間で降り出す予報です。私としたことがなんいうことか、ウィーンの天気しか見てなかった!(ここはほぼウィーンだろうと思っていた!)

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しかし、ここで帰らないのが貧乏人根性です。せっかく来たし〜・・・

しかし、、、

まず、登山道の入り口がわからない。

これは、登山者あるある、だと思うのですが、日本でも夜中に駐車場についてヘッデンで登山道を探すのに地形図見ながらあっち行ったりこっち行ったり・・・ということは往々にしてあります。しかしここは異国です。さらに難易度が高い。

50mほど上にあるはずなのに。ワイン畑を横切り、なんとか細い獣道のようなものに出くわします。

そこから歩き始めて、一つ目のヒュッテにたどり着いた時、雨がパラパラパラ〜・・・まだ数キロしか歩いていません。

Rudolf Proksch Hütte

るどろふぷろk・・・(読めない!)

目指すGumpoldskirchenはまだまだ先。しかし持ち物はウルトラライト装備で軽装、雨具なし、ザックも非防水。ただし小さなドイツ語辞書は持っています。途中で「この先行き止まり」などの情報を読み逃さないため。

昨日のビールがまだ残っているせいか、登山道に入るまでに暑さで疲弊して、マダニの恐怖に疲弊して、心細い(人が全くいない)登山道に疲弊して、森の中の湿度に疲弊して、たった数キロでなぜか大変疲れていたのもあって、第一ポイントで折り返して来ました。おかげで、ヒュッテの写真すら撮っていません。

でも久しぶりに歩いた山の感触、森の空気、森の色、森の音。虫さえいなければここは天国。

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ご覧ください、全然、山に登ってないログを・・・。

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で、アプリで次の電車の時刻を見て、驚愕します。

89分後・・・

ここは、日本じゃなかった・・・。一方、近くのバス停から、Karlsplatz行きのバスがあることを発見しました。なんと20分おきに走っています。捨てる神あれば拾う神あり。乗客2名。ドライバーさん爆音でレゲエ。料金5.8ユーロ。

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で、ランチの話に戻ると、ひたすらくだらない話をして、最後に昨今のヨーロッパの電力事情の話をしてランチは解散しました。クビになるわけじゃなかったみたいです。ほっ。

 

 

 

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