ここへ来て、1年が経過したようです。この1年、本当にいろんなことがありました・・・。いろんな発見があったり遊んだり飲んだり食べたり悩んだり泣いたり笑ったり・・・って、私がそんなしおらしいことを書くと思います?
いいえ、今の私の興味は「扉」です。
せっかく「星」を集めていたのに、もはやこのプロジェクトは(ウィーン市的に)崩壊しており、コンプリートできる可能性はないことを知りました。100個近く作られたはずの星は、工事などにより取り除かれ、復活することがなかったようです。なんて無計画なんだ。そんなことで「星」のコンプリートは頓挫しました。

雨樋の謎を解決しようと乗り込んだ図書館。本が全てドイツ語で、建築関係の本を見つけるだけで数時間を費やし、本を見つけても雨樋に関する本など当然ながら見つかりません。きっと建築基準法的なもので決まっているのだと当たりをつけるも、さっぱり情報の探し方がわかりません。というわけで、これはlong-standing problem list入りです。

次に、ウィーン中の教会をコンプリートすることも考えました。教会のリストは手元にあります。でも、いまいち「星」ほどのモチベーションが湧きません。キリスト教のことをよく知らないし、建築のこともよく知らない。もうちょっと学んでからの方が楽しいに決まっています。私にはまだちょっと早いようです。

ウィーンの歴史?オーストリアの歴史?ヨーロッパの歴史?記憶力の悪い私にはこれも向きません。アリストテレスとアレクサンドロス大王あたりで世界史の授業は眠りにつき、高校を卒業するまで世界史の授業で目覚めることはありませんでした。どう考えても、私には向かない。

そんなとき、歩いていてふと目についたのが「扉」です。
なんだこの美しい扉は!!!

そして散歩やジョギングをしながら扉を集めること数ヶ月。あるわあるわ、美しい扉たち。
そんなジョギング中のある夜、通りの向こうに興味深い扉を見つけました。勢いよく通りを渡ろうとしたところ、街路樹の根元にあった30cm大の石に躓いて勢いよくふっ飛び、右手に全体重を乗せて着地。右手を強打して手のひらに石が刺さり流血、両膝からも流血。私のイメージでは2, 3m吹っ飛んだ感じがしましたが、多分、飛んだのは15 cmくらいです。血だらけで家まで3 km泣きながら歩いて帰りました。転んで怪我して泣きながら家に帰るのは、小学生からの習慣です。その前後を含めて、この2ヶ月で3回流血しているのはご愛嬌。
そんな苦労(?)を乗り越え、集まった扉は500を超えました。私のiPhoneのカメラロールはもはや扉の写真だらけです。扉しかない。イケメンの写真も美女の写真もありません。扉のみです。色柄材質種別分けしてカテゴリごとのフォルダに入れて解析しています。そろそろ、論文としての筋道が見えてまとまってきました。論文のタイトルは、「扉についての哲学的考察」の予定です。

というわけで、扉に関するながーーーーーーい記事を書いているのですが、面白さが尽きず次々に新しい発見があってなかなか書き終わりません。あれ、この書き終わらない感・やり終わらない感、何かに似てる・・・気のせいかな。
Sturmの季節が再到来です!
