再びInnsbruckへ行く予定にしていたのですが、直前になって北イタリアでのコロナ騒ぎ+きたイタリアに近いInnsbruckでのホテルのLock downのニュースにより予定を急遽変更しました。
それでも滑りに行く予定にしていたのと、日本から届けてもらったスノーボード(引っ越しの時にスキーしか引越しの荷物に入れなかった)を使いたかったので、行き先を検討。ずっと言ってみたかったZell am Seeも良かったのですが、その少し手前のZauchenseeに、ウィーンから車で行ってみることにしました。

このエリアはSalzburgに近く、日本の白馬的な、Ski Amadé(Wolfgang Amadeus Mozartにちなむ)と呼ばれるヨーロッパで2番目に大きなスキー場集中地帯にあります。

3D Mapなるものまで提供されていて、地区ごとにスキーパスが共通で、ゲレンデごとに買い直す必要がないのが素晴らしい仕組みです。この中でも比較的ベースとトップの標高が高いZauchenseeを選びました。ウィーンから375km、3時間半ほどの運転です。運転するのが好きなので、500km程度まではトイレ休憩程度で全然平気です。むしろずっと走り続けていたいくらい。
世界的にスキー場エリアで雪の少ないこのシーズン。日本も同様ですが、こちらも同様のようです。


土曜日の早朝に出発するつもりでしたが、どうしても起きられず、土曜日のお昼前になって出発。しかも板とブーツだけ届けてもらったものの、スノーボードのビンディングがありません。最近はスプリットボードしか乗っていなかったので、ソリッドボード用のが壊れたままだったのです。これを調達にアウトレットにあるBurtonへ立ち寄ります。夕方にZauchenseeに到着して、サクッと購入したビンディングを取り付け、翌日に備えます。

日曜日、朝イチ何とか起きてZauchenseeへ。大きなベースの建物の中は、地下駐車場になっていて300台以上の駐車が可能です。ゲレンデは、春のような陽気です。春になると見られるバームクーヘン(と私が呼んでいるもの)が出現していました。雪が湿度を持つと、何かの拍子に雪の塊が転がり始めると周りに雪がくっついて円盤のようになり、パタンと倒れるの。可愛くて、大のお気に入り。春の奥只見で大量に生産したことがあります。

最後に雪が降ってから時間が経っているようで、硬めのコンディションでした。それでも、全てのコースに綺麗にピステンがかけられており、緩急ある斜面でのカービングがとても気持ち良い。しかもゲレンデはガラガラです。こんなこと、日本では朝イチの一本目とクローズ直前しかあり得ません。

スノーボード歴24年。日本では、スノーボードならその辺のスキーヤーに負けないスピードのはずですが、この国のスキーヤーはめちゃくちゃ早い・・・。結構トップスピードで滑っていてもバンバン抜かれていきます。日本ではあり得ない・・・。スノーボードの特性上、カービングの曲率が大きいのでどうしても直線スピードは負けてしまいます。か、勝てない・・・。このソリッドボードなら互角程度まで行けると思っていたのに。






ゲレンデの脇に、池がありました。お釜のようだけど、たぶん噴火口ではなく、自然にできた地形なのでしょう。Seeだけに。アルプス付近、多くの地名にSee(lake)がついています。

ゲレンデトップに、人がたむろするところがあったので、何だろう?と見てみると、なんと自動記念撮影機です。リフト券(磁気カード)をかざすと撮影することができ、それをネットでダウンロードできるという代物。こりゃあ、いいですね。カメラはCANNONです。こんな寒いところに無人で設置されて、健気に働いています。


朝イチから夕方までがっつり滑って、また370km運転してウィーンに戻って、さあて、記念撮影を見てみようとサイトにアクセスすると、
「リフト券の番号を入れてください」
え・・・。
リフト券(磁気カード)は、デポジットがあったので返却してきてしまったのです。番号などわかるはずもない。撮った写真は空に舞い消えたのでした。残念。
