Snowshoeing

日本にいるときは、天気が許せばほぼどこかに出かけていました。こちらでもそのつもりで車を買ったものの、買い物にすらもでかけない週末が殆どでした。あちこちから、屋外に出ることを強く勧められたため、翌日の天気が最後のチャンスであると意を決して夜のうちに装備(といっても大したものではない)を準備しておき、なんとか昼過ぎに出発して山の方へ行ってきました。

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スプリットボードにしてから使うことがほぼなくなったスノーシューと、1年以上使っていなかった冬山用登山靴です。スノーシューはスノーボードブーツでしか使っていなかったので、この靴用に再調整です。コバのせいでちょっとフィッティングが良くなかったのですが、固定はできているのでOK。

日本(大阪&東京暮らし)では考えられない昼になってからの出発。ウィーンから1時間と少し走ります。ウィーンからは15分も走ると既に田舎な風景になりますが、そこから30分ほど走ると雪に覆われた山が見え始めます。この近さが本当に嬉しいです。本当にいい場所にある都市だなと思います。ところで、時々、ヨーロビアンが「ウィーンみたいな大都会に住んだことないからストレスが〜」と言うのを聞くたび、「は?」と言うことを欠かしません。どこがやねん。

さて、目的地に到着してロープウェイに乗ると、やはり標高1200m以下にはほとんど雪がありません。3月の初めの日本の長野エリアのスキー場と比較しても、今年はやっぱり少ないかなという印象です。山頂から、サクサクと装備を準備して歩き始めます。

雪を踏む感覚が懐かしくて震えます。みなさん、カップルや家族での登山で、一人で歩いているのは私だけです。ほんの30分ほど歩いたところにあるヒュッテでおにぎりを食べます。

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しばらく山の上を眺めて、行くかどうか悩みました。ロープウェイの運行終了時間と自分の力量をにらめっこして、トラブルがなければ営業終了1時間前には降りてこられるだろうと判断して、一応最寄りのトップを目指すことにしました。(山頂を踏まないと気が済まない性格。)この斜面、雪崩リスクは低いと判断できますが、滑り屋根性が出てきて、直登で斜面を汚す(?)ことを避けて、左側の樹林帯尾根からピークに向かいます。

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樹林帯といっても、低木の日本でいうところのハイマツっぽい子達が生えているところです。きっと普通の冬なら雪の下に埋もれていることでしょう。

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一気に登り詰めてトップです。山頂には、たいてい十字架がある(summit crossという)のですが、日本の山の山頂に祠があるのとは意味は異なりますが、なんとなく宗教的な繋がりを感じて安心します。

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誰もいなくなった雪山、のんびりと下山を開始します。雪はやわらかく湿度の少ないパウダースノーです。やっぱり、雪を踏む感覚が懐かしくて震えます。

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雲の中に隠れていたお向かいの山が最後の最後に姿を現してくれました。

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下山してみたら、予定よりもずっと早かったです。だったらあの斜面を直登して、ずっと気になっている裏側の斜面(滑るため)をチェックしに寄り道すればよかったと思いましたが、これはまた次の機会。

駐車場まで降りると、そこにはお花が咲いていました。春はもうそこに。

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