シクロヘキサンではない何か

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無事にグラベル仕様タイヤにチェンジしまして、その後、2度ほどサイクリングしてきました。確かにグリップ力はとても上がって、砂利道で多少油断しても大丈夫、石畳の凸凹もある程度の速度で走り抜けられるようになりました。その一方で、摩擦を感じます。路面との摩擦をとても感じます。摩擦のおかげで思うほどスピードが出なくなりました。やっぱりロードバイク のタイヤって偉大だったんだ。摩擦ってすごいんだ。

週末、すっかり濃くなった緑の森を抜け、ちょっと距離を伸ばして走ってみました。と、折り返し地点まであと数キロのあたりでタイヤから異音を感じました。すぐさま止まってタイヤを確認。最初は石が挟まったのかと思ったのですが、なんとパンク〜。ロードバイク 歴まだ4、5年ですが、実は屋外でのパンクは初体験です。あちゃー。。

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でもタイヤ表面に傷もないし、一度25 km走ってさらに20 km以上走ってからのパンクですので、急激なパンクではなさそうです。これはスローリーク(スローパンク)の可能性があるかなと、ハンドポンプで空気を入れてみると特に顕著な空気漏れの音(しゅーーー)は聞こえません。なるほど。これはいけるかも。そのまま目的地まで走り続けてみて、最悪は電車で帰ればいいかと判断します。(外出規制の緩和に伴い、自転車を電車に乗せて移動もOKになったのです。)

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最悪は、予備のインナーチューブも持ってるし、パンク修理用のパッチも持っています。私は、万一のために山でも海でも何でも持ってるタイプで、友人にはなんでそんなに荷物あるの?と時々、笑われますが、私にとっては最近のファストパッキングやウルトラライト装備が怖くて仕方ないのです。

目的地点まで数km走ってみて、少し抜けてる感じはしますが極端ではないので、何度かハンドポンプで空気を入れながらなら家まで帰られそうです。こういう判断ができるのも、装備があるからこそ。

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こちらのロードバイカー、東京と同じく結構感じ悪い人が多いのですが、止まってハンドポンプしていると「alles Gut?」と声をかけてくれる人もいました。ありがとう!大丈夫です!

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ちょっと水辺で涼みつつ、最後にもう一度ハンドポンプしているところに近づいてくる人影がありました。Specialized製高級MTBを押して歩いている男性です。ドイツ語で話しかけられてわからないので「英語でお願い〜。。」と言うと、「もしかして、ツール持ってる?」と。

「どんなツール?」と聞くと変速ギアのあたりから部品を取り外して見せてくれます。「これなんだけど。」と。

「あーー、六角レンチね!」と、言いたかったのですが六角レンチの英語がわからない!「シクロヘキサンじゃなくて・・・えっと・・・シックス・・・ドライバー・・・?」ともごもご言っていると、その人も「そうそう!シックスなんとか!!」と。

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シクロヘキサンの立体配座

もちろん持ってますとも。六角レンチを貸してあげて、こちらは必死にハンドポンプ。どうやら彼はギアが壊れて変速できなくなってしまったようです。そんなの六角レンチで修理できるんだー。ほんの数分で修理を完了してギアがちゃんと変わることを確認して、「助かった!ありがとう!」と感謝されました。このようにして、私の普段の無駄と思われる装備は時々人を助けます。ロープで登山靴を修復してあげたり、吹雪の中で木の枝で敗れたウェアをテープで補強してあげたり。

こういうしょうもないことが、万国共通で役に立つって、本当に人生に無駄なことは一つもないなと思ったりします。

帰宅してとりあえずタイヤを装着したまま確認すると、バルブの接点からのリークがあるようです。というわけで、後輪のインナーチューブも交換です。どうせなら前輪と一緒にやればよかったです。というか、そうするべきでした。

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“シクロヘキサンではない何か” への2件の返信

  1. きょうは起承転結、写真も爽やか旅物語。このところ私の日々は東西の果て(ですよ日本から見れば)からの二大ブログ中心に過ぎてゆきます。今日も元気だブログがウマい。たくさん書いて出版社に売り込んだら如何、「ドクトルシンボー航澳記」〜〜〜〜売れるかも。

    1. gonneko先生、西の果てのブログにカウント頂きありがとうございます。ろくなこと書いていないですね。しかも、一番面白い・問題があること、率直に思ったことは個人情報やらポリコレにひっかかりそうやらで書けないのが残念です〜。

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