先週から、ちらほらと雪が舞う日が続いているウィーンです。ただ、うっすら積もっても、すぐに溶けてしまいます。
そして天気予報を眺めつつ、すごく良さそうな日のチケットを買っておいて午後からスキー場へ向かいました。今回は、いい雪かもしれないので浮力のあるスノーボードを選択。行くつもりだったゲレンデは朝から強風のためリフトを殆ど動かしていないということで、予定変更して少し近場へ切り替えました。ウィーンも朝から雪がちらつきはじめ、路面はウェットだったのですが、普段は150 km/hくらいで流れている高速道路も100 km/h未満の低速走行でした。

高速道路を降りると結構横滑りする雪道です。昨シーズンは全くそういう気分になれず、殆ど滑りに行くこともなかったので、本格的雪道運転は2, 3回程度でしたので、なんとなく久しぶりの感触。到着すると、駐車場脇のほんの5mほどの坂道で空回りしている車がいました。それくらいサラサラで滑る雪。

現在、オーストリアのスキー場は、ローカル(オーストリア在住者)しか来ることができない状況で、且つ、レストランもホテルも営業していません。したがって、何が起こるかというと、
ひたすら寒い・・・。

普段なら、寒くなればちょっとレストランに戻って凍ったゴーグルを乾かしたり暖かいコーヒーを飲んだりカレーを食べて体力を回復したりできるのですが、これができない。そんな状態の吹雪のスキー場は、ええ、
これ、ただの修行やん・・・
です。日本のスキー場は普通にレストランもやっているとのことで、本当に羨ましいです。

この日は上部のコースは暴風雪。滑ろうと思っても向かい風雪で前も見えないし、スピードが全然出ない!!!そしてさっむい!!!!そしてバラクラバをしようにもFPP2マスクが邪魔!!!!!カメラが凍り、携帯が低温でシャットダウン。
ただの修行かよ・・・。
仕方ない、これだけ里まで雪が降っていたら、むしろゲレンデ下部の方が良いかもしれない、、、? と一本下のリフトへ移動しました。これが大正解。
日本は10年数ほど前からのパウダーブーム(パウダースノーを滑るが人気で非圧雪コースやツリーランコースが整備されたり、週に何度もドカ雪が降る日本が再注目されていた。)でしたが、ヨーロッパアルプスでは、一度雪が降ると気温が低いままなので残るという感じで、日本と違ってアイシーなコンディションだというイメージを持っていました。そんなイメージが間違っていたことは、去年の時点で書き換えられましたが、とはいえ、日本の日本海側とは降りかたが違うので、殆ど期待をしていませんでした。
期待せずに降りた中腹のリフトからのコースが、、、、控えめに言ってもパウダーパラダイスでした。控えめに言っても、
パラダイス、、、。
爆風を避けられる向きの吹き溜まり地形で、AKのチャンAコース的な、かぐらのジャイアント的な、ワイドな非圧雪バーンで斜度もあり、本当に久しぶりにAKのチャンAにトップで突っ込んだ時のようなワクワク感を味わいました。


寒かったのも忘れて、高く雪煙を巻き上げ滑り、猿のようにリフトを回しまくって、ゼーゼー言いながら休みなく3時間滑り続けました。
最後に、パウダーランで歪んだフォーム(重心をずらして滑るので)をカービングで正しい乗り方に修正してから終了です。

心地よい疲れと、満足感。
久しぶりに味わうことができました。
