ウィーンでクライミングスキンの簡易メンテナンス

スプリットボード用のクライミングスキン 、既に5,6シーズン目です。管理には気を使ってきたのでほとんど問題ありませんでした。しかし、昨年、日本で使った時にちょっとベタつくようになっちゃったかな?と思いました。そして今年、日本から郵送してもらって箱を開いてみるとかなりグルーがベタベタでした。冷暗所で保管してくれてたらしいのですが、やっぱり暖かかったのかも+前回使用後の乾燥が足りなかったのかも+さすがに経年劣化かもしれません。

ついでに、先週の春山で下山してふとクライミングスキンを見ると・・・ドロドロ・・・。転んだからではなく、春山特有の松系の木のヤニや雪の汚れ由来です。しかし、なんだこれ。日本でも春山で使っていましたが、ここまでにはなったことがない・・・。そこでふと気付きました。

スキン用のワックスをし忘れたことに。

最悪・・・

の汚れ度合い。

転んだ落ち込みと相まって、さらに落ち込みます。

というわけで、スキン側の汚れを取るシトラス系のクリーナー(3Mのが良さそうでしたが、amazon.deで見つからず。)を購入して、あまりテンションがかからない場所で小さい範囲で試してみました。毛の種類によるので注意が必要ですが、私のMixでは問題なさそうだったので、全体クリーニングに踏み切りました。汚れたままよりは、ダメにしたら買い換える気になるかと思いまして。

1)10−15cm範囲ごとにスプレー(屋外でやりましょう)
2)使用済み歯ブラシで汚れを浮かすように少し磨く
3)キッチンペーパーやタオルで汚れをしっかり拭き取る
4)全体をやり終わったらすぐに室内の日陰で乾燥

この方法を選んだのは、水洗いでは取れそうにない+濡らしてしまうと乾燥までに時間がかかってグルーを余計にダメにしそう+溶剤系なら良いだろう+シトラス系クリーナーなら毛を傷めない気がする、という思いからです。中性洗剤を含んだ雑巾で拭けばOKとの情報も見たのですが、乾燥が課題かなと。

結果、かなり綺麗になりました。画像はクリーニング前後(左右)の比較です。ちょっとムラが残っていますが、毛の状態も良くなったような気がします。これからはスキン側のワックスを忘れないようにしなければ。というわけで残りが少なかったので、近隣のショップで2個注文。愛用のBD製は見つからず、G3のものになりました。こういうちょっとしたものを買えないのがロックダウン中+品物の選択肢の狭いこの国の辛いところ。

ついでだったので、リグルーは来年としてもちょっとベトベトが気になる(板にベタベタが移ると滑られなくなってしまう)のでグルーのベトベトも対策しました。だってグルーすら気軽に買えませんので。

1)厚目の紙をグルーの面において、上から90−100度のアイロンを当てる(温度は紙の厚みで様子を見てですが、ちょっと高過ぎたかも?)
2)しっかり余分なグルーが紙に染み込むのを確認して、ゆっくり紙を剥がす

剥がす時にベローーーンとなるようなら場所によって2回やりました。2回目で大体紙がスムーズに剥がれるようになりました。また、試しに欧州製ワキシングペーパー(toko製、日本のよりかなり薄い)を使ってみると染み込み過ぎて一部グルーがハゲになってしまいましたので、こちらで購入したワキシングペーパーはオススメしません(あるいはアイロンを低温にするのが良いかも)。アイロンはスキー用のもの(温度調整できて汚れてもOKのもの)を使いましょう。こちらも一部ムラができてしまいましたが、ベトベトは除去され、貼り剥がしでは、かつてのスムースさを取り戻しました。ただ、一部をハゲさせてしまったので、来シーズンは全面リグルーすることになるかと思います。

・・・て、こんなこと、誰が興味あるんだ・・・と思いますが、いつかこの国で、私と同じようにクライミングスキンのメンテナンスをしたくなる人がいるかもしれないので。

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