ちょうど1年前に

去年の3月の中頃から、欧州の各国1回目のロックダウンが始まりました。この数週間、最初の感染者が見つかってからとかロックダウンから「ちょうど1年前に」の特集が多いです。

イギリスのジョンソン首相が、ある日のbriefingで「ちょうど一年前の今日、ロックダウンが始まりました。この21世紀に、一つ病気の拡散を抑える方法がこれしかないというのは驚きだったのではないでしょうか。」というようなニュアンスのことを言いました。本当にその通りだと思います。

ドイツは今日、COVID−19で亡くなった人のセレモニーを行なっています。そこで、夫を亡くした奥さんがスピーチで「まるで毎週、飛行機が落ちているような数の死者数でした。」と表現しました。確かにそう考えるとその異常性がわかります。1年経った昨日、世界で累計すると新規死者は11,596人もに達します。

ウィーンを含むオーストリアの東部は、5月2日までハードロックダウン4回目が継続することになりました。レストランのみならず、すべての必要最低限以外の店舗は再びクローズして、24時間外出禁止に戻っています。

以下は、UK,USA,ドイツ,イタリア,オーストリアそして日本における、(1)新規感染者/100万人、(2)テスト数/1000人、及び(3)ワクチン接種(1回以上)/100人比較です。

(1)新規感染者数/100万人あたり

第三波を大きくせずに踏ん張っているなあと思っていたドイツも上昇傾向に入ってしまいました。一方でワクチン接種が進んでいるせいか、UKのニュースを見ていたら「感染者の数が、人口比で日本と同レベルまで減った!」と言っていました。確かに。

(2)テスト数/1000人あたり

ものすごい数のテストで現実を正確に把握しようとするオーストリア。(今年初めのシャープな増加は、マステストの結果です。)呼びかけに答えて、私も毎週テストしています。職場に行くにも、人と話すにも、陰性だと毎週知ることができるのは、とても安心です。

(3)ワクチン接種(1回以上)/100人あたり

ワクチン接種がなかなか進まないヨーロッパ各国。論外くらいほぼ0な日本。爆走するアメリカ。これを累積に直すとUK、USとも6割くらい。他のEU国で20%強でしょうか。

ワクチン争奪戦と、ブラジルやインドの新たな変異株。まだまだ先が明るいようには思えません。

もともと誰とでもすぐ仲良くなれるタイプでもなく、友人も少なく、1人でいることが全く苦でない私です。そんな私ですら、引きこもり起きてから寝るまで15時間近くパソコンの前に座ったまま、電話や会議がなければ誰とも何も話さない日もあり、買い物の用事がなければ一歩も外に出ない、それがこうも続くと、今日が何月何日何曜日なのか全く分からなくなります。脳が萎縮している気すらします。

“ちょうど1年前に” への2件の返信

  1. 日本のワクチン接種実績(〜=0:最後右図)はご覧の通り赤貧で、責任の所在やその背後にあるワクチン国家間争奪戦にはマスコミを含め誰一人言及しない。若者はセンター街で徒党を組んで酔っ払ってるけど、反政府暴動が起きる気配も皆無(それはそれで良いのですが)です。一方、接種後の再感染の「科学的データ」は報道されています(順序逆転じゃろが)。

    1. gonneko先生、日本のニュースも一部見ていますが、おっしゃる通りですね。でも欧州のニュース(BBC、Euronewsなど)もさほど変わりはありません。日々の感染者数についても「先週の月曜日に比べて!」と意味があるのかないのか・・・という数字で議論しているのを見ると、どこの国も一緒だなぁ〜と思います。遊びたい盛りの若者も、老後を楽しみたい人も、誰も悪くないのに、切ないですね。。。ワクチンって「罹らない」ものだと思っていたのですが、インフルエンザのワクチンも「感染後に発病する可能性を低減させる効果と、発病した場合の重症化防止」なんですね。早くロックダウンが終わってほしいです。。。

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