Ebensee am Traunsee: 晴天と雷雨と雹と。

ドイツの状況が刻々と伝えられてくるものの、先週大雨だったオーストリアは比較的落ち着いていました。しかし、日曜日からまた雨続きの予報です。土曜日なら大丈夫かと、登山+SUP(Stand Up Pudlle)のバイアスロン的な活動に、再び西へと車を走らせます。

なんとも美しく晴れ渡たる空に山々と湖。目的地は、とても素敵な湖です。何度も横を通っているものの、じっくりと足を止めるのはまだ2回目の場所です。

まずは湖畔に車を停めて登山です。

と、すれ違った単独行の女性に「はぁろー」と挨拶すると、はたと立ち止まって、

「え!2回目?!?!」

と言われました。「は??私はここに初めて来たけど・・・。」と返すと、

「あ、そうじゃなくて、以前にあなたにそっくりな人に会ったんよ。」

と言われ、あ、そーなんだーと笑ってお別れしました。

まぁ、きっとアジアンみんな似た感じに見えるよね〜私も貴女みたいなオーストリアン女性よく見るし〜と思って、歩き始めて数分ほどしてから、、、 うん、あの人、会ったことあるわ!! あれはどこだ。その時もお互い単独行で彼女が下りで私が登りで少し話したんだ!! と思い出します。しかし、時すでに遅し。追いかけるほどのことでもないし。2度会えたらまた会えるかな、と登山を続けました。(同じような趣向の人って天気とか条件の狙い方が似ていて、同じようなタイプの山に同じようなタイミングで行く傾向があるんだと思います。 日本でもそうで、あのカップル前に蝶ヶ岳にいたよね、みたいなことはよくありますし、申し合わせずに南アのバス停で友達にばったり会ったりしました。)またきっとどこかの山の中で会えるでしょう。

ところが、この日、めちゃくちゃ暑くて(34度)湖畔の湿気もあり、1時間ほど、たった200 mほど標高を上げたところで、持ってきた1Lの水を飲み干してしまいました。やむなく途中敗退。言い訳をするなら、かなりの急登でした。

ブナの森です。こんな岩しかないような山でも根を張るほど強いんですねぇ。

登山道を少し離れて、湖を見下ろします。

ところで以下の画像の赤丸で囲んだ眼下に見える湖畔の緑のエリア、なんだと思います?

ここはビーチなんですね。

オーストリアのビーチの多くは、芝生なんです。(そもそも海なし国です。)そこにタオルを広げたりSUPやウィンドサーフィンを置いて喋ったりBBQしたり(常設のコンロのようなものがあって大抵予約制です。)子供たちは湖で遊んだりと皆さんのんびり過ごしています。

私は登山の汗を流すために、SUPとともに湖へ。湖畔には、先週の豪雨の影響か流れ着いた木々がまとめられていました。水に入ってみても、水面にはまだたくさんの木が浮いていました。小さな枝はまるで茶柱のようです。大量の茶柱。

ちなみにこちら、Traunseeというウィーンとザルツブルクの中間あたりにあるTraunseeという湖です。

暗くなるのが早い山岳部です。20時近くになり少し暗くなってきたのと、雲行きが怪しくなり、遠くから雷鳴が聞こえてきたので、駐車場に戻りました。雨雲レーダーを確認すると、、帰り道の方向が大雨のようです。

しかし、バケーションのシーズンでこの近辺のホテルはどこも満室。日帰りの予定で来ていたので、とりあえずウィーン方向へと高速に乗りますと、遠くに光りまくる雷!稲妻!!!がくっきり見えまくり!!!

えーーーー、もしかして私、この雷雨に突っ込まないといけないの???しかし、高速で走行すれば雷エリアは一瞬で通り過ぎられるのでは・・・などと浅はかな考え(望み?)で、走り続けます。

こんな雷の動画なんて撮ってる暇があったら、安全運転しろ!というご指摘はごもっともなんですが、これがほぼ10秒おきに続くので、一瞬カメラをかざすだけで数秒で撮れちゃうレベルの頻度だったんです。

突っ込みたくないなぁ・・・とギリギリまで近づいて、サービスエリアで再検討。しかし、雷雲の速度が遅いのと雷雨の侵攻方向と同じ方向に向かっているので、止むのを待っていると深夜になってしまいます。走り抜けてしまった方が良いだろうと決断。が、、

それはそれは、、、、豪雨と雷でした。。。

いつもは160km/hとかでぶっ飛ばす欧州人ドライバーたちも、さすがに90km/hまで減速です。前方で稲妻がパシーーーっと走るたびに、全車ブレーキ。全員、ビビってます。しかも、1台で走ると雷に直撃されそうで、なんとなく団体で走行するチームワーク発動。

30−40分ほど豪雨と雷エリアを走行して、ウィーンの森エリアに入ると天候は落ち着きました。サイドミラーとリアミラーにはまだいくつも稲妻が見えます。

くわばらくわばら。。。

無事に帰宅しまして、お風呂に入って、ネットニュース見たり、ワイン飲んだりほっとしたところに、ウィーンにもポツポツと雨が降り出しました。窓を開けていると、遠くから雷鳴が聞こえます。私が追い抜いた雷雲がウィーンにも到着したようだ・・・おーー、豪雨キタキタ。

と、

どばどばがらがらがらがらがらばしゃーーーんん

なななななななな!!!!

何が起こったんだ!!!!!

なんと、豪雨のさなかに雹が降ってきました。

ほんの数分の出来事でしたが、何が起こったのかと一瞬パニックになりました。

もはや、欧州も「100年に一度」の過激な気象の世界から無縁ではなくなったようです。

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