こちらに来てから山に行くようになって不思議に思ったこと。
ヨーロッパアルプスは南側がキレている。
初めて車で行った山が、そんな典型的な形をしていて、どうしてこんな形になったんだろう?と疑問を抱いたことがきっかけでした。写真の右側が南斜面です。バッサリ切れています。このバッサリ切れた先の北側(写真の左側)には台地のような少し緩やかな斜面が広がっています。

さらにいろんな山に行くと、それはそれは行く山行く山、どれも南側斜面がバッサリ、見事にバッサリ、本当に垂直なまでに、すぱーーーんと切れているのです。
なんだこれ。
どんな光景かというと、こんな光景です。もう裸の地層が見えちゃっているんです。しかも白いので石灰岩か何か。

そして登り切るとこの大地のような緩やかな地形が北側に広がります。

気にしないでおこうかなと思ったのですが、やっぱり気になります。だって行く先々で見るこの光景。ウィーンから1時間ほどのアルプスの超東端の山の地形図をみてみると、完全に南向きではありませんが、概ね南側に崖があって、北側に台地が広がっていることがわかります。

この光景は、オーストリアアルプスの広範囲で見ることができます。ある境目(以下の地図の真ん中あたり)の北側には、南側斜面に崖がある山々があり、小さな湖がいくつも形成されています。そして境目の下には、南北に稜線を伸ばす山々があります。

もっと広範囲で見ると、イタリア北部には平坦な地形が広がっていて、南北に走る山々の麓に湖が形成されています。

ふむ。これは当然地殻変動の結果だけど、答えをネットで探す前に想像してみようと考えました。運転しながら、景色を見ながら。
想像。
- ヨーロッパはもともと別の硬いプレートにある
- 下からイタリアが火山か何かを伴いながら水中から浮き上がってくると同時に、北へ移動
- ヨーロッパとイタリアの間の海が閉じ込められ、塩山があちこちに形成される(なのでザルツ(塩)ブルグ(山)=そのまま塩山 などがある)
- 下から上がってきたイタリアは柔らかい地盤か堆積物を海底から持ち上げて、北側のヨーロッパのプレートにちょっと左巻きに乗っかる(なのでスイス・フランスのアルプスの方が圧迫を受けてていて高い)
- 持ち上がったうちの柔らかい堆積物の層が落ちる
- 下からまだまだイタリアが上がってくると同時に、崩れた堆積物が川に流されていく途中で南北に走る山々が形成された
と、考えました。
うーん、ちょっと不自然ですかね。
正解は知りません。
アメリカ語のこの人の解説によると概ねそんなところっぽいけど、もう少し詳細が知りたいですが、またいつか。
暇な時に、このあたりの動画をじっくりみてみようと思います。
何か地学教員と雑談ばっかりして地学を専攻しなかった私にもわかるような、教材がありましたら教えてください。
