ウィーン近郊もすっかり気温の高い日が多くなってきました。
今年は日本と違って雪が不作(?)で非常に小雪。国全体的にも雨も雪も少なくとても乾いた冬だったようです。そして、すっかり春がaround the cornerどころかもう角を曲がってきたようです。

去年までのハイキングの写真を見返していて、そろそろかな?と思い、私が行者ニンニク畑と呼ぶ、見渡す限り行者ニンニク(独名Bärlauch:べあらうふと発音かな、日本語では熊ネギ、ドイツ人いわく英語だとWild garlicで通じるようです)畑になる場所へ行ってみました。まだやっぱり少し早かったようで、日当たりのいい場所以外はまだ小さな葉でした。
日本では、春先に山菜取りで熊に襲われたり、間違ったものを採って中毒になったり、そもそも多くの山が私有地や国立公園なので山菜採り禁止だったり、の理由から、こごみ・ふき・こしあぶら・タラの芽・行者ニンニク・うどといった山菜は、だいたい長野や新潟や福島や山形やらあちこちの無人販売所や道の駅で調達して天ぷらしていました。
こちらでも最初は、行者ニンニク怖くてスーパーで買っていたのですが、まあ、絨毯のようにとおぉーーーーくまで行者ニンニクが広がる森を見ると、確かに買うのは馬鹿馬鹿しくなってきます。いちどだけ、いかにもこごみっぽいのを見かけたのですが、採取には至らず。
しかし、こちらでも行者ニンニクドッペルゲンガーな毒草を採ってしまうリスクもあります。一番左が行者ニンニク(ことBärlauch)で、真ん中のやつ(Herbstzeitlose、ユリ科ですかね)は、食べたら最悪死ぬそうです・・・。やっぱり似てますね。でもドッペルゲンガーたちと比べると、ペラペラ薄い葉、一枚一枚から茎があるんで、実際に生えているところをみると一目瞭然ではあるのですが。


さて、そんな行者ニンニク、Bärlauchの季節が到来しました。お気に入りの人の少ないハイキング道沿いの行者ニンニク畑に行ってきました。日当たりの良い場所以外はまだまだ小さかったので、日当たりの良い場所で軽く採取させてもらってきました。


さらに、去年、教えていただいたエキノコックスの付着の可能性がある点にも注意が必要です。帰宅すると、まず一枚一枚水洗いしながら、葉の様子を確認して、匂いを嗅ぎます。それでも、私は性根がチキンなので、生では使わず炒め物とか加熱して食べるようにしています。

さて。
ドッペルゲンガーは、いないはず・・・。
