クリスマス休暇2023*降りすぎチロル@Serfaus

クリスマス前、欧州に寒冷前線を伴う嵐が来ました。それに伴う大雨とアルパインエリアでは夕方から大雪です。どんどん強くなる雪。あっという間に村の道は真っ白になりました。

翌朝、早朝からControlled ExplosionによるAvalanche Control(雪崩制御)の音が標高1300mにある村に響きます。あまりの積雪量と継続する悪天候のせいか、スキー場のゴンドラもリフトも運行が遅れていたり運行停止になっていたり。のんびりとコーヒー飲んで朝ごはん食べて、どうにかゴンドラの運行が始まるのを確認してゲレンデに出発です。

ゲレンデに出てみると、標高を上げるほどに毛布ビキニ、ではなく、猛吹雪に視界ほぼゼロ。どこを滑れば良いのかもわからない。ゲレンデの凹凸も雪面も空の境目も見えません。

運行リフトもオープンしているコースも限られる中、同じコースを回していると、ふと目に入った分岐路。あっちに行くと楽しそうかもしれないなぁと思った瞬間にその斜面に突っ込んでいったカップルスノーボーダーが2人。「ほう、彼らがどこまで行けるか見てみよう」と観察していると、意外に下手くそ。余裕で追いつけそうだなと追いかけてしまったのが運の尽き。そこは、

膝までのパウダースノーが積もったゲレンデは圧雪車が走っておらず(もしくは走ってからかなり積もっていて)、止まる、埋まる。歩こうにも板に乗っているよりもっと埋まる。

カップルスノーボーダーに「一緒にラッセルして斜度があるところまで行こう」と提案して板を脱いでラッセル開始。斜度があるところまで出ては滑って、また止まって、ラッセルして。そこへ後ろからスキーヤー3人組が登場。スキーヤーも埋没。途中でスキーヤーが助けてくれるも1mしか進まず。斜度のあるパウダーで転んで板が外れたスキーヤーを救出してまたラッセル。小一時間、1本のコースで6人で雪地獄と格闘していたのではと思います。リフトが見えたところで、全員で、

国籍もわからない6人組で、何とかもとのゲレンデに生還。その後何度見ても、あのコース、閉鎖されてなかったんですよね。あの後、何人が犠牲になったのやら。我々のラッセル跡が助けになっていれば良いのですが。

いつかの八海山以来、久しぶりにゲレンデで埋没するかと思いました。いや、深さは全然膝丈なんですけど、板を脱ぐと太ももまで埋まる雪でした。めっちゃ楽しい6人組でしたけど。

汗だくになってゲレンデに戻ると今度は汗が冷えて凍えそうになったので、Gluhweinを飲みました。

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