咋シーズン、かなりクオリティが上がったように見えるBurtonのStep On ビンディングを買おうかと悩んだんですが、12月の時点でウィーンのスノーボード取扱店に私のサイズはもうなし。パリでも見てみたのですが、持ち帰れないと思い諦めました。そんなBurtonのStep On ビンディングを今シーズンは、日本で調達してきました。
で、衝撃の出来事があったので、注意喚起を含めてオーストリアで使う時の注意点を含めたレビューを書いてみたいと思います。
Burton Step On 23-24 Modelの概要
過去のステップイン系(足の左右の2箇所留めとか)と比べると格段に進化。ヒール側で1点、あとトゥ側で左右に2点で留まります。


装着方法
1. まず、ウェアの裾が絡まないようにクリップに挟みます。
でも、このクリップが結構硬いのと、体の後ろ側なのでやりにくい。さらにクリップに留めると裾が攣って今度は前面にあるBOAのダイアルが回しにくくなる、というデメリットもあります。慣れてくると、固定しなくてもビン装着前にサッと数cm裾を持ち上げる程度で大丈夫です。
2. 足裏に雪が噛んでいるとヒール側の固定がはまりません。まず足裏の雪とビンの上の雪を撮りましょう。
3. 最初にヒール側から固定します。ヒールの固定具にブーツをスライドさせて「カチッ」というまでしっかり入れ込みます。
このヒール側の固定が結構入りにくいです。特にちょっとでも小さなアイスが噛み込んでいたりすると一見固定されたような感じなんですが1cmほど踵が浮きます。カチッという音が明確にするまで踏み込むべし。


4. 次にトゥ側の左右。こちらも「カチッ x 2」というまでしっかり入れ込みます。
トゥ側は金属が見えるのでわかりやすいです。金属が隠れるまでカチッと入れましょう。こちらが入らないことはほぼありません。


脱着方法
1. 固定解除のクリップを持ち上げてヒール側を持ち上げて前に出ることで解除します。


2. 踵を浮き上げて前に出ると、自然とトゥ側も外れます。

課題
ほとんどのオーストリアのスキー場のリフトには、スキーを乗せて足を休める足乗せがついています。写真は足を乗せる場所がバー状になっているものです。


上のケースではスノーボーダーでも同じように足を休めることができるのですが、もうひとパターン、スキー専用の三角の板のような出っ張りが左右に付いていて両足で挟むような形状のがあるんです。

設計がスキーヤー用なので、スノーボードだと若干リフトに対して斜めに座ったり、脚をこの三角の板が付いてるポールの左右どちらかに板を移動しないといけません。
で、これにまつわる、めちゃくちゃびっくりしたトラブルがありました。リフト乗り場でリフトに乗り、この足休めの位置に合わせて座り直して足を移動した瞬間のことでした。足(ビンディング)が何かに当たったような感じがしました。と、その瞬間、

板が足からポロッと離れてリフト乗り場に落下。
そう、 ビンディング固定解除のバーがいい感じにこの足置き場に当たってしまったのです。私はそのまま、板無しでリフトトップまで行くことになりました。どーーーーなんの???これwwww
リフトトップ到着時に、リフト小屋の監視員に「両足にギアがないよーー!!」アピールすると、笑って「入ってこい!」ジェスチャーしてくれて、
「で、何が問題なんだ?」
「板が!落ちたの!!」
「どーーーこーーーでーーー!?!?笑」
「リフト乗り場!!!知ってるんでしょ!!!笑」
「心配するな。もうすぐ君の板、届くから。笑」
幸いにも板がリフト乗り場で外れたことで、5機後ろのリフトに乗ったスキーヤーお2人が、リフト乗り場の職員に頼まれてスノーボードを膝に乗せて持ってきてくれたので良かったのですが、これ、リフトがそこそこ動いてから起こったら、どうなってたのーーー!?!?
固定解除バーに何か当たると簡単に外れる
この解除バーに対して、いい感じの方向に何かが当たると、簡単に固定が解除されてしまいます。

一旦、解除されてしまうと、足を離れる以外にないのです。すると簡単に板が足から離れて落ちてしまいます。
リーシュコードつけとこうな

数日後、あまりのトラウマにリーシュコードを買いました。Step Onビンディング購入時には短いリーシュがついていたのですが、まさかこんなことがあるとも思わず、持ってきませんでした。
ちょっと長めの膝位置での装着のリーシュ方が脱着しやすいのでおすすめです。
Burtonに提案したい!!
通常の圧雪バーンでのコントロールも良く、着脱もしやすくて、とても楽になったしとても満足しています。でも、一つだけ要望させてもらえるならば、
少なくとも前足側はもう一段の固定(ロック)機能があった方がいいと思うんです。
当然、レギュラースタンスがグーフィーかによって異なるので設計が難しいかもしれませんが、みんながリーシュをつけるとは思えません。パウダースノーでも隠れた硬い雪に当たったりすることもあると思うんです。そこで簡単に解除されてしまうと危険なことこの上ない。ぜひ、ご検討いただきたく。
