
4シーズン前に初めてSUP(Stand up paddle)ボードを購入して、はや4年が経過しました。サーフィンの代わりにならないかと、一度もSUPに乗ったことがない・レンタルもしたことがないまま、文献調査だけでSUPを選んで購入したのももう4年前の話。まずは安定感を求めて、長さを抑えて幅が広めのものを選択しました。当時購入したのボードのスペックは、長さ3m20cm、幅84cm、厚み15cm、本体の重量11kgのiRockerというアメリカのブランドのインフレータブルSUPボードです。本当に安定感抜群で、2人で乗っても楽しいしボードの上で宴会しても楽しいし、超お気に入りの板となりました。

これに乗り慣れたおかげで、多少不安定な他の小さい板でも難なく乗りこなせるようになりました。絶大なる安定感を持つこのSUPボード、まだまだ使い続けたいのだけど、一方で、重さや接水面の大きさゆえの抵抗による速度の遅さなどにちょっと満足できなくなりつつありました。
安定感を犠牲にしても良いので、少し細くて軽くて速度を上げられるツアー用のSUPボードが欲しいなぁ・・・。と真剣に思い始めたのが昨シーズンの初めくらい。まずは、購入資金を貯めないと!
というわけで去シーズンは、あちこちでSUPに乗っている人の板を眺めては市場調査・動向調査に費やしました。ほぼこのボードかなーと決めたのが去年のシーズン終盤。春になってから、再び検討を再開しました。板を選ぶにあたってのポイントは、
- ツアー用の形状にする(レース用ではない)
- 本体の重量が10kgを切る
- 長さは3.2mより長くても構わない
- 幅は80cmを切る
- 購入時にEU外からの輸入にならない(アメリカのブランドは諦める。)
- 信頼性のあるブランドでヨーロッパに修理受付や代理店、販売店がある
iRockerが全てUS発送になってしまったため、関税を避けるためにEU内から発送されるBluefin, Fanatic, Aqua Marina, あたりから選択することになりました。その中でも、シンプルかつ機能的なFanaticのツアーボードに絞り込みました。Fanaticは、独自のMicro Technologyという技術(詳細不明)で大幅な軽量化・減容に成功しているモデルがあることも着目ポイントです。

FanaticのTouring iSUPボードのページには、似たようなボードがたくさんあって何が違うのかパッとわかりません。ので、サイズや重さを書き出して確認することにしました。すると、ツアー用カテゴリのSUPは、形状の違いがあるものの、モデルによらず長さと幅はほぼ同じということがわかりました。あとは内部構造やデッキパッドの広さ、フィンの数等によって重さが変わってくるようです。


さらに、Fanatic直販価格とウィーン市内にある横乗り系のお店に置いている価格が同じである事もわかりました。それならばウィーン市内のお店に買いに行っちゃったほうが地域の経済に貢献できる!(いずれにしてもオーストリアのメーカーですが。)というわけで、時間を見つけてお店に乗り込んでみました。
実際に持って重さを確認したかったのでお願いしてみたら快諾してくれ、実際に持ってみると本当に軽い。今のボードとは段違いの軽さです。というわけで、お店に入って5分後にはほぼ購入を決めていました。最軽量、6.8kgのボードです。
このスペックでこの軽さはあり得ない技術革新。色は好みではないんですが、この色限定なので仕方ないです。今の板と並べてみると(空気を入れない状態)やはり幅はかなり狭くなり長さは長くなりました。

購入してから今か今かと水温が上がるのを待っていました。この週末、ついにそのタイミングがやってきました。Alte Donauの水温16度。ギリギリ落ちてもショック死しなさそうな水温になりました。昼間にギョウジャニンニクの様子を見に行ってから、夕方にSUPです。
まだSUPをする人は少ないものの、ゼロではありません。泳いでいる人もいるので、死ぬような水温ではないのでしょう。比較のために新旧SUPを準備して、漕ぎ出します。




合計で6kmほどのライド。やはり安定感を犠牲にしていますが、進行のスムーズさと、長さがあるにもかかわらず回転などの小回りがきくので操作がとても楽。長さがあるのに軽いので持ち運びもハンドリングも楽。日暮れまでSUPを楽しんでしまいました。今年もSUPシーズン、始まりました!
