ブルーベリー狩り登山@Obertauern

3日連続山で遊ぶコンセプトの週末。2日目は、スキー場の街に泊まってすぐ脇のスキー場を登る作戦。街がすでに標高1500m近くです。山は秋の風景です。この日も晴天。雲ひとつない青空です。

スキー場の中を歩いていると、ふと気づくとルートを外れてしまっていることに気づきました。とはいえまだスキー場の中です。樹木も少ないので道を外れて目的にしていたトレイルを目指して冬はゲレンデになっている草原を横切ります。

と、ふと思った。

なんだか荒涼とした風景、この秋の感じ、森林限界の植生。なんだかこの夏に行ったスウェーデンの北極圏、Kungsledenに似てる・・・。

と、思った瞬間のこと。目に入ってきたのは、まさにKungsledenで何度も摘んだブルーベリーのようなもの。すでに乾燥して葉の様子は分かりにくいのですが、実はブルーベリーにしか見えません。

一粒食べてみても味はかなり薄いというか無味になっていますがほのかにブルーベリー。

ついでに言うと、ブルーベリーによく似た毒の実や風にゆられる綿毛も同じように生えています。実にKungsledenにそっくりな植生です。

スキーで来ていた時にはわからなかった溜池。くっきりと山が映って美しい。

標高を上げていくと、トレイル沿いに明らかにブルーベリー。カサカサに乾燥したものがほとんどですが、時々、丸い実のままのものもあります。食べてみるとやっぱりブルーベリーです。帰宅してから葉や茎の感じをKungsledenで撮った写真と見比べても、まさにそのもの。

多分、これまでもオーストリアの山で何度もブルーベリーを見ていたんだと思います。でもKungsledenで見分け方を学ぶまでは視界に入っていなかったのだと思います。Kungsledenに行った結果、ブルーベリーの解像度が上がって見つけられるようになったみたいです。

この辺りは9月の嵐で1.5m-2mほどの積雪がありました。標高を上げると、その時に降ったと思われる雪がまだ所々残っていました。雪のせいかどうかわかりませんが結構斜度のある場所で、トレイルが崩れていて、その斜面に雪が乗っていてトラバースでちょっとビビる場所がありました。

山頂付近で、持ってきた熱湯でカップ麺もぐもぐ。すれ違う地元の登山グループっぽいおじさまとしばしルートについてお話ししました。

登りで積雪の上をトラバースした場所がありました。下りでは滑って危なそうだったので、積雪を避けて斜面をちょっと登ります。するとその斜面にブルーベリーがたくさん実っている場所を見つけました。こうなると止まりません。結構な斜度の斜面にへばりついてブルーベリーもぐもぐ。

ふっくらした実は実に美味しくて、もうその場から動けなくなるレベルです。めっちゃうま!!100粒くらい食べたでしょうか。オーストリアにもブルーベリー、あったんですねぇ。

いい加減、元のルートに戻って下山です。

雪がないと地形の濃淡がはっきりとして、スキーで来た時とは印象が全く異なります。

いくつもの自然の池もあって、映り込む山々が美しい景色が続きます。すごく良い秋のハイキング。

スキー場の街の秋は閑散としてゴーストタウン。レストランもホテルもほとんど営業していないようでした。山小屋も開いてないのかと思いきや、一つだけ営業している場所を見つけて、最後にビールを飲んで締めくくりました。

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