
もう3、4年目となる春の恒例。チロル地方のハイシーズンは高くて滞在が苦しいスキー場を春になってから巡るツアーを今年もひとりでに開催しました。
Kitzbühel(キッツビュール)は、銅や銀の鉱山としての開発が盛んだった場所のようです。その後、FIS World Cupなどスキー競技のはしりにもなったHahnenkamm ski racesが1931年に始まった場所で、いわゆるスキーレースの聖地。今でも毎年1月に、World Cup Hahnenkamm ski racesや各種レースが行われることでも有名で、世界中からのスキーヤーを惹きつける場所です。

街はレトロな雰囲気で、なぜかイタリア語の看板があったり美味しいイタリアンレストランがあります。雰囲気はチロルなんだけど、教会の雰囲気とかはちょっと南の地方ぽいような感じがあります。どうやら古くはVenice(ベネツィア)からドイツに抜ける街道の街だったことの名残が今も各所に残っているようです。



今年はまだイースターの準備が行われていませんでしたが、街中では音楽イベントが行われていて大盛況でした。

そんな大好きな街(村)。
2年前のイースター時期に来た時の街の様子は以下の通りです。
しかし、毎年、ここに来るときは、春の降雪狙いで来ているので天候は良かったことがないのですが、今年も例外なく。ただ、めっちゃ良い雪が降っていました。



いつも乗る、すごく長い約2kmの谷を越えるゴンドラ(3S Bahn)で隣のスキー場に移動します。霧でほとんど景色が見えません。




春ならではの湿った空気が中盤エリアに霧を充満させます。真っ白で空と雪面の境目がわからず、滑っていると動いているのか止まっているのかわからず酔いそうです。

反対側のゲレンデを楽しんでいる間に雪が徐々に強くなり、また2kmの谷を越えて戻ったところで、ほぼ全てのリフトが運行停止していて、ゲレンデにも誰もいない。視界も最悪。一本コースを間違えると遭難しそうです。
なんだか、こんなこと2年前もやったなぁ。濃霧のため、スキー客を救出するためにゲレンデ周回していたパトロールの人にゴンドラの場所を聞いて助かったことがありました。たった100m下部にあるゴンドラが真っ白で見えなかったのですが、それに匹敵する真っ白。

この後も引き続き振り続けた雪。

翌日には雪崩事故がありました。
