
イースターの週末、オーストリアのKärnten(英語名:Carinthia)州に遊びに行ってきました。目的はスキーと湖畔自転車ライドです。
オーストリアは田舎に行くほどとても宗教的な文化が残っていて面白い国です。あまり意識せずに、イースターマーケット巡りでもできればなーと思って行った程度だったのですが、面白いことがいろいろあって、後からあれこれ調べてしまいました。
まずはKlargenfurtのイースターマーケット


一度湖畔の宿にチェックインしてから改めて街に出て到着した時には既にイースターマーケットは半分ほど閉まっていました。
帰り道の教会は遅くまでステンドグラスが輝いていて、中で何らかのサービスが行われていたようでした。

サクッと夕食を食べて翌日の自転車ライドに備えます。
その時から、何か音が気になっていたんですよね。
翌朝から山に響き渡る爆発音
翌朝はイースターの土曜日。本番のイースターの日曜日の前日です。
朝から山に響き渡る花火のような爆発音。ぱーーーん。どん!ぱんぱんぱん!!なんかやっぱり今晩はイースターのお祭りがあって花火の予行演習か何かしているのかな?なんて思いながら自転車に40 kmほど乗って帰ってきました。
山の手あちこちで行われる焚き火🔥
自転車から戻ってきてもあちこちから響き渡る爆発音。テラスに出てみると、1箇所からなっているわけではなさそうです。湖畔に出てみれば花火が見えるかと、部屋を出て湖畔まで行ってみるも、何も見ません。花火が上がっている気配はありません。でも湖の両側、あちこちから爆発音のような、花火の音のような、発砲音のようなものが何度も響きます。

と、山の手に唐突に立ち上がったでっかい焚き火の火。
な、なんだあれ。どっから見ても焚き火は焚き火なんですが、デカすぎるというか、山火事に見えるというか。山火事にならないのか心配になる大きさと言うか。

そんな間にもどんどんとなり続ける爆発音。もう意味がわかりません。気になって仕方ないので、車を出して焚き火と爆発音の源を探しに行くことに。きっと焚き火の場所に行けば、爆発音の源も判明すると信じて。
しかし、山の中に入れど、火はみえども、そこに車でたどり着ける道がわからない。何度も山道を行ったり来たり。道ゆくローカルの人に「焚き火はどこにあるのー?」と聞いてみるも、
「うーーん、あっちこっちにあるわよ」
とのことで的を得ない。あっちこっちってどういうことね?!?!


明らかにこれはイースターのお祭りとか、お祝いとか、そういうものだ。それはわかる。確かにあっちこっちで大小の火の手が見える。
回り回っても焚き火の近くになかなか近づけず、諦めて帰ろうとした途中、大きな焚き火が見えました。今度こそやっと近くまで行けそう!!!
で、近寄ってみるとこんな感じ。原っぱのど真ん中で大きな火が焚かれています。ちょっと離れたところでは、食べ物やビールがあるようで若者たちがたむろしていました。

でも、ここではあの爆発音は聞こえません。
地元の人に話しかけてみたかったんだけど、なんか村の集まりに突然アジア人が現れたら奇妙かなとか思って話しかけられず。
爆発音💥の正体
そして翌日になってから色々と調べてみると、こんな記事を見つけました。イタリア人の人が英語で書いたKärnten(英語:Carinthia)のイースター文化に関するものです。
Outside the church there’s even a small cannon that now and then fires a few shots; the noise is deafening and echoes though the mountains! Want to know why? It’s a tradition to fire shots all through Saturday and Easter Sunday. Prepare yourselves because it’s sure to take you by surprise and it will definitely make you jump 😉
で、こちらがその記事にある写真です。こんな物体で爆発音を鳴らしているらしい。

で、他にもドイツ語のWikipediaによると、イースターの週末には、イースター前夜の「復活徹夜祭」では、イースターファイヤー(復活の火)や爆竹でイエスの復活を祝う風習があるようです。
やっと爆発音の正体がわかった・・・・。
この記事を書いたイタリア人の方も、最初にこう書いています。
Austrians are much more religious than us, or rather, than me!
確かに!!!!!
