Silent Cinema Open Air Kinoに出会ってきた

湖畔の湖に宿泊した3連休の週末、3日目の天気予報が悪かったので1泊だけで帰ってくるつもりでした。ところがお天気がちょっと持ちそうだったのと、思いのほか湖畔のホテルが良かったので2泊3日に延泊を決めました。

すると、ホテル内を何やらSilent Cinemaと書かれたウェアを着たイベントのスタッフらしき人たちがうろうろしていることに気づきました。Silent Cinema? Silent Disco(みんなヘッドホンをしたまま別の音楽を聴いてる無音ディスコで、結構有名)みたいなもん?と思うも深く考えず、ハイキングから戻った2日目の午後、その晩に、ホテルの中庭で何やらイベントがあるらしいことが判明します。

ざっと数えた座席の数は200くらい。

こんなところで?

こんな奥まったホテルの庭で?

誰が来んの??

こんなに席、埋まんの???

フロント近辺には受付ができていて、費用は9ユーロ。どうやら屋外で全員がヘッドホンをしてサイレントに映画を見るというイベントらしい。田舎の映画興行の新形態というか、なんか不思議なイベント。

とりあえず夕方にしばしSUPに出て、戻ってレストランでご飯を食べて、サウナに入りました。

サウナから部屋に戻る頃、外からも続々とお客さんが入ってきました。

続々と人が増えていくとともに、夕暮れで画面もよく見えるようになってきます。参加料は9ユーロらしい。ホテル宿泊客も同様に支払わないとヘッドホンが提供されないので、テラスから見ると映像だけを見ることになります。まぁ、それで全然良いんだけど。と、ぼーっと人の往来を眺めていたら、日の入りとともに21時ごろに上映が開始されました。結果、中庭はほぼ満席です。地元のカップルとかが来ているのかなぁ?

ただ、全員がヘッドホンをしているので、人はたくさんいるけど静かです。

と、スタッフの人がスタスタとテラスに現れ、部屋のテラスから映画を見ている宿泊客たちに、

と話しかけてくれました。お願いすると、なんと無料でヘッドホンをゲット。ベストポジション(湖畔を臨む部屋のテラス、画面はちょっと斜め向き)からSilent Cinemaに参加です。英語とドイツ語のオプションがあり、ヘッドホンを渡された時点で既に英語に設定されていました。

見た映画は、「What’s Love Got to Do with It?」宗教を背景に価値観の異なる家庭環境で育った幼馴染の物語。

テラスでのんびりワインを飲みながら、映画鑑賞は最高。映画が終わると早速スタッフの人がヘッドホンを回収しにきてくれました。宿泊客には多少の迷惑があるという配慮なのか無料で楽しめてしまいましたが、外から来たお客様はヘッドホンのレンタル&鑑賞料として本来は9ユーロ払うイベントです。

帰宅してから調べてみると、このSilent Cinemaというイベント集団、オーストリアの全土あちこちに機材を積んで回って興行(?)をしているようです。ラジオ局や銀行がスポンサーになっているちゃんとしたイベント。我々が湖畔で見た次の日はウィーン近郊で開催だったようで、帰りの高速道路でウィーンに向かうホテルの駐車場に泊まっていた興行車も見かけました。一瞬、ウィーンでも行こうかと思ってしまったけど、行かなかったけど。

このイベント、オーストリア中のあちこちでか行われているようで、オンラインで開催地を探したりチケットを購入したりもできるようです。

オーストリアローカルなイベントのようですが、若いアルバイトの子が椅子を並べたり旗を立てたりと、よく組織化されていて準備や片付けを見ていても面白かったです。

こじんまりとしたイベントだけど、屋外で映画を観るというのは初体験!また機会があれば、次はお金を払って観てもよいかなぁと思いました。

コメントを残す