オーストリアでは車中泊禁止

オーストリアでは車中泊がほぼ禁止されています。

ググると色々と情報が出てきます。実際には多くの人がロードトリップを楽しんでいて、問題なかった経験談も多数出てきますが、一般的には禁止されていることは理解しておきましょう。

しかも国全体で統一された「車中泊禁止法」があるわけではなく、地域により異なる複数の法令・条例によって規制されていて事情は複雑です(後述)。警察や地元の人とトラブルを避けるためにも、ローカルルールを尊重し、許可されている場所以外での車中泊は避けるのが良いと思います。

車中泊が「単なる休憩」であれば許容されるそうですが、観光的・宿泊目的で位置固定することは交通法・地域条例上の「キャンプ行為」とみなされ、禁止されるようです。当然、緊急時(疲れて運転が続けられない)はあり得ると思うのですが、しっかり寝袋で寝てるとか料理している(特に火を使って)とかが問題なのではと思います。当然、スキー場の駐車場なども宿泊禁止と明記されているところがほとんどです。

考え方の基本にあるのは自然保護です。違法なキャンプ行為が横行し、湖で洗い物をしたりという悪質なケースを取り締まるため、湖水地帯の湖畔などは夜間駐車禁止で違反時は高額罰金が設定されたケースも報道されていました。

湖畔の駐車場にて

ただし許可されている場所も当然あります。Overnight Stayが許可されている場所の例としては、高速のSA、オートキャンプ場、Reisemobile-Stellplatz(キャンピングカー用のスペース)などがあります。そういう場所を探すのに便利なのがpark4Nightというアプリ。車中泊でロードトリップをする場合は、このアプリにある情報を有効活用して安全に過ごしましょう。冬もオープンしているキャンプ場もそこそこあります。Camping Infoなどで探して活用しましょう。

山岳部川沿いのオートキャンプ場

ここからはChatGPTの助けを借りての法的な根拠などのまとめです。

オーストリア森林法(Forstgesetz)

森林は「休養目的での立ち入り」が許可されているものの、夜間の滞在やキャンプ行為(=滞在・宿泊)は禁止されています。これは国全体に適用される規制で、地主の明示的な許可がない限り、たとえ車中泊でも森の中での宿泊は法的に禁止です。全国の自然保護地域(Naturschutzgebiet)・国立公園では、キャンプや車中泊行為が全面禁止されていることが多いです。違反すると、州法による高額罰金の対象となる可能性があるので注意が必要です。

また、オーストリアでは州(Bundesländer)ごとにキャンプ・野営規制が異なり、法令名も異なります。特に車中泊が制限・禁止されている代表的な例です。


Tyrol: Tiroler Campinggesetz(ティロル州キャンピング法)

  • キャンプ場外でのキャンプは禁止
  • 「キャンプ」とは、テント・車両等での宿泊を意味する。
  • 例外は自治体の条例による特別許可だけ。
  • 違反は行政違反。

Vienna: Wiener Kampierverordnung(ウィーン市キャンプ条例)

  • ウィーン全域で 野営・キャンプは禁止されています。
  • これは車中泊も含む(例:寝袋すら原則不可と解釈)。
  • 違反には罰金(例:最大 約700 €)が規定。

Lower Austria: NÖ Naturschutzgesetz(ニーダーエスターライヒ州自然保護法)

  • キャンプ場外での テント・キャンピング車両の設置・宿泊が禁止
  • 違反には高額な罰金が科される可能性あり。

Carinthia: Kärntner Naturschutzgesetz(ケルンテン州自然保護法)

  • 「キャンピン車両やテントを自由空間に設置・宿泊することは違法」と明記。
  • キャンプ場以外の野営は許可されない。

共通の話題として山でのワイルドキャンピングも禁止です。

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