
ウィーン近郊の山も、川沿いも木々の色が変わり始めています。ああ、秋の山に行かなければ・・・。というわけで手取り早くウィーンから行ける山域で、まだ踏破していないピークと入ったことのないコースを探索。そろそろネタが切れそうです。
どんだけ山行ってるんだよっていう・・・。
標高1000 mあたりの駐車場に到着すると、すでに満車で停めるところがありません。でも私には得意技があります。(1)めっちゃ狭い隙間を見つけて無理やり車と車の間に停める(2)その他のスペースを見つける。今回は(1)で、ぎりぎり扉が開いてお腹を引っ込めると出られる程度です。両側の車のどちらかが戻ってくる前に先に私が戻って来れば問題なし。で、だいたい成功します。

ちょっと雲がかかっていますが、登り1000 mほど距離10 km強のコースを設定して行ってきました。
登り始めてふと気がついたのですが、登山道にほとんど誰もいない。あれだけ駐車場に車も停まっていたし、歩き始める人も結構いたのに、私を追い抜いたのは超山男的おじさんと、超山男的若者のソロの2人だけ。私が追い抜いたのは到底登り切れそうにない無理な登り方の若者2人組だけ。みんな、どこ行っちゃったの?山頂直下は結構テクニカルなはずだから、あれだけ人がいたら結構停滞しそうなのに、人がいない。
・・・なんで?


急登+岩よじ登り+鎖場を登り切ると、なんとものんびりとした原っぱが現れます。ウィーン近郊の山って感じです。実は、オーストリアには2週間ほど前に寒波が来ていました。その時、オーストリア各地の山は一度真っ白になっていたのですが、その時に積もったと思われる雪が一部に残っていました。

岩を登ってるあたりまでは暑くてTシャツ一枚だったのに、山頂に近づくにつれて超冷たい爆風が吹き付けます。私と入れ違いで、山頂に居たと思われる人たちがどんどん降りてきます。山頂に居た人たちは流石に全員準備万全で、全員ダウンジャケットかハードシェルを着て降りてきます。写真ではわかりませんが、山頂の気温は予報では7度。風により体感は0度くらいです。手も悴みます。山頂をぐるっと回ってもう一枚上着を羽織ってから秒で下山を開始しました。汗をかいたあとのこの風はさっむい!こうして人は低体温症になるのです。

少し降りてきて、山小屋の横でバナナ。ここまで来るともう全然寒くありません。


と、ふと、山小屋から下を覗き込むと、大量の登山者が登ったり降りたりしていることに気づきました。めちゃくちゃルートもたくさんある。
、、、、え?
登山地図を見直してみると、どうやら小屋のこちら側には超登りやすい登山道があったらしく、ほとんどの人はこちらを利用していた模様です。
だから私が使ったルートに人おらんかったんか・・・

私が設定していたルートは、下りも別の岩場を通過していくものだったのですが、なんとなくこちらから降り始めてみるとなんとも歩きやすい・・・。これでいいやん・・・。ていうか登りもこっちでよかったやん・・・。と半笑いになりながら下山してきました。しかも景色もこっちの方が良かったです。

で、駐車場に戻ると、私の車はまだ超狭い車2台に挟まれたままです。両隣の車の持ち主が戻ってきて文句を垂れる前に戻ってきて何もなかったかのように車を移動させました。
帰りには、麓も街の以前から気になっていた公園に寄ってみました。いいなぁ。こんなところに暮らしたいなぁ。ただひたすら本だけ読んで過ごしたいなぁ。

麓は秋。山の上(標高2000m)はもう冬です。
