
ザルツブルクからウィーンに向かう高速道路(A1)を走っていると、Linzを超えたあたりで目に入るこの看板。WAGYUHOF。
最初に見つけたのは2019年のこと。なんだそれ?と思うも運転中なので詳細確認もできず、帰宅すると忘れ、また通ると思い出し、また忘れを100回繰り返し(ポンコツなので)、ある日、友人が一緒のタイミングで
「そうそう、この辺りにWAGYUHOFって看板があるのよねー、ほらあれ!!」
という会話をしたのが2021年のコロナの頃。
※HOFとは、courtyardとかfarmとかcourtの意味
当時、ホームページをざっくり見てみると確かに和牛でありそうなものの、本当にオーストリアで和牛を育てられるのかも疑問でしたし、普通のお肉に比べると高価な品揃えであることがわかり、またすっかり存在を忘れていました。
今年になって、別の友人が一緒のタイミングで再び
「そうそう、この辺りにWAGYUHOFって看板があるのよねー、ほらあれ!!」
という会話をしたのがスキーの帰り道。
とりあえず本当に「和牛」の意味での「WAGYU」なのかを実際に確認するためにスキー帰りに立ち寄ってみることにしました。
するとそこは確かに農場で、遠くから「モォォォォオオオオー」という声も聞こえます。でも、農場の入り口には謎の人形と電波系かもしれない手書きの何か。
うーーーーん。信頼できるのか・・・?



帰宅してからちゃんと調べてみると、こちら、普段は農場ですが金曜日の午後だけ店舗と軽食トレーラーがオープンしているようです。この手書きの看板も電波系ではなく自己紹介であることがわかりました。で、あらためてホームページを確認してみると、本当に「日本由来の和牛の育成に取り組んでいる」とのこと。どこの国にも殊勝な人がいるもんだ。
というわけで、金曜日の午後、半休を取って(わざわざ)向かってみたのが4月のこと。前回は無人だった場所に人が集まっていてバーガーを食べたりしています。店舗の方にはお肉が売られています。地元では結構人気の模様。




ふむ。。お天気だし良い感じ!とりあえずお肉を買う前にバーガーを食べてみよう!オーストリア生育の和牛を使ったバーガーです。


ふむ。美味しい。
食後に本格的にお肉選定。お店の人もみんなめっちゃいい人たち。お店の人も「どうやら日本人ぽいアジア人が来た」ことで色々と説明してくれます。どうやらBMSに書かれている数値が高いほどサシが入っているらしい。


いかにも美味しそうなステーキっぽいものから、どっからみてもハラミに見える塊肉まであり、いくつかのパターンを見繕ってソーセージも買ってみました。
そろそろお暇しようかとウロウロしていると、バーガーを焼いていたおっちゃんが大声で話しかけてきました。
「バーガー、美味しかったー?」
「美味しかったですよ!!!私、日本人で、このWAGYUHOFって看板をA1沿いから見て何年もずっと気になってて、今日初めて来たの!お肉買いました!食べるのを楽しみにしています!ところで、生で(ユッケみたいに)食べられる?」(英語で)
「それは・・・試したことない・・・」
とのこと。

ウィーンでこのWAGYUHOFのお肉そのものを扱っているところはまだないらしく、バーガーならいくつかのお店に出ているそうです。
とりあえず初回に買ってきたのは以下の品揃え。(いちごは別の路肩の売店で買いました。4月の話です。)

まずは一番お安かった(0.7kgで52ユーロ)ハラミっぽいお肉をエバラ焼肉のタレっぽいヨーロッパKIKKOMANのTERIYAKIソースに漬け込んで焼いて食べてみます。

え・・・。
めちゃうまい・・・。
次にちょっとお高いお肉。お高いといっても日本で買う神戸牛のほどでもない。ワサビ醤油で食べてみると、いや、実にステーキ。美味しい日本のステーキ。こっちで食べる赤肉のステーキとは全然違います。
うまい・・・。

お店の人曰く、ネット注文をするとクール宅急便的な専門業者が配送してくれるようで、ドイツ&オーストリアでは配送に今まで問題になったことがないとのこと。どこぞのDHLやらDPDやらのように置き去りにはされない模様です。(個人的にはまだ試してないですが。)

というわけで、実際に食べてみた結果、ドイツ・オーストリア在住の日本人の皆さんにはWAGYUHOFを結構お勧めしたい!!!日本人でいっぱい買ってもっと和牛を育ててもらおうぜ!!!!!
生鮮肉のご購入はこちらから。ハラミっぽいお買い求めしやすいお肉は「WAGYU BAVETTE」です。真空パックされていて賞味期限は2-3週間あるものが多いようです。
