2024年9月7日。気温35度の暑いウィーンを出発して日本に向かいました。
翌週(9月9日ー13日あたり)のウィーンの天気予報は20度台になっており、1週間後に戻ってきたら秋の空気なんだろうなぁ〜、最後に夏の雰囲気でもう一度SUPしたかったなぁ〜と思っていましたが、こんなことになろうとは想像だにせず。
同じ35度でも湿度があって暑くて汗が噴き出す日本に到着。
一方でオーストリアの方は寒冷前線の通過で高山が雪になる予報です。すでに9月9日あたりからアルプスの高地が雪になっているニュースがパラパラと出始めます。途中までは、酷暑の日本から涼しそうな雪景色を楽しんでいたのですが。

続々と携帯に到達する”Snow Alart”。低気圧Borisの通過に伴い、雨が雪に変わるFreezing Line標高800まで落ちるという予報です。実際に予報を見てみると、ウィーン近郊の山で土曜日の積雪が23cm!!!。まだ9月ですよ。冬に降ってくれーーーー


さらに悪化していく予報値に、オーストリアの気象関係者が続々と9月13日金曜日あたりからの降雨が大変な量になり山沿いでの大雪と平地での大洪水を引き起こす可能性を指摘し始めました。
ウィーンの天気予報は最低気温が10度を切っています。

さらにさらにさらに悪化していく予報。チロルの雪だけにとどまらずリンツやウィーン周辺、その南側の山での大雪などが警告されます。
天気は西から下り坂。9月12日にはほとんどの山々で大雪です。ライブカメラが真っ白になります。まるで真冬のようです。しかし、雨にならずに雪になったのが少しは良かった(即座に洪水にならない)のかもしれません。この後、昇温で雨になってスラッシュ雪崩にならないことを祈るばかり。






さて、西側の山々にこれだけの大雪をもたらした天気ががそのままウィーンに来ると確かに洪水になりかねません。雨予報をみると、かなりの降雨帯がウィーンを含むオーストリア北東部、チェコ、ポーランドの南部に広がります。各国政府が警報を出しました。
スキー場のある街はまるで真冬です。
いや、、、私ごとですが、私がウィーンに戻る便がピンチなんです。こんな天気図で飛行機が着陸できるとは思えないんだが・・・。


と、心配しても心配しても、一向に航空会社からはキャンセルも遅延の連絡も来ません。1週間前に出発した時の気温は35度だったのに戻ったら10度。半袖しか持って出なかった私は急いでユニクロで長袖を購入しました。しかし、本当に飛行機はオーストリアに向かって出発するのか?本当に着陸できるのか?ダイバードするならできれだけ近郊がいいなーなどと思いながら東京を出発。
14時間飛行して、オーストリアに戻ると雨のピークです。結構な土砂降り。風はそこまでではなかったので着陸できたのでしょう。たいして揺れもしませんでした。
ウィーンの家に戻って落ち着いて情報をみると、St. PöltenなどLower Austriaの町ではすでにかなりの洪水被害が出ているようです。災害被災地域の指定が広範囲に広がります。鉄道会社も飛来物の除去や線路のメンテナンスで大変そうです。
また、ウィーンでは、ドナウ川は水位が上がったものの大きな影響はないようです。しかし、ウィーン川(Wienfluss、ウィーンの西側からドナウカナルに流れ出る住宅街を突っ切る小さな川)が大変なレベルになりました。いつもは水位が15cmくらいしかないような平和な川なのですが、並走する地下鉄U4線の線路に水が流れ込み始め、U4の運行が停止。
いつも車で通る道のライブカメラでは、川脇の自転車道はすっかり水の下。車道まで水が溢れようとしているレベルです。
月曜日。まだ雨は続いていますがライブカメラをみると随分と水位は低下しました。このまま収まっていくと良いのですが。

4日間、ほとんど停滞した雨雲。これだけの雨だったようです。
山岳部に大量に降ってしまった雪の今後も心配です。戻ったら登山行こうと思ってたんですが、この雪、なかなか溶けなさそうで行ける場所がとても限られてしまいそう。様子を注視したいと思います。
