修行を行う者の葉

 

とあるスーパーで、何だか心ときめくものが目に入りました。

この葉っぱ・・・

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もしや・・・?と思い、匂いを嗅いでみると、あの匂い。行者ニンニクっぽい!

早速買って帰りました。インターネット検索してみると、どうやらほぼ同種のものがヨーロッパでも採れるようです。日本では、春先の登山帰りによく地方のスーパーや道の駅で買っていました。

 

ウィーンに来てから、なかなかお浸しに良い野菜がなくて(ほうれん草が見つからない)、レタスをお浸しにしてました。買った行者ニンニクは、先日、友人が運んでくれた鰹節やゴマをかけたりしてお浸しにしました。あとは、パスタにしたり。昨日は、行者ニンニクの醤油漬けを漬け込み、今日、お豆腐を買ってきて乗っけて食べて大変満足でした。今日の主食がどん兵衛(これも友人が日本から運搬)なのは、昨日、行者ニンニクを切っている途中で思いっきり包丁で指を切ったため、洗い物を最小限にするためです。(言い訳)

ホワイトアスパラ(Spargel)の方も順調に食べています。オリーブオイルで揚げたり、ただ焼いたり、茹でてから、これまた友人が運んでくれた柚子胡椒と白だしで食べたり楽しんでいます。

楽しそうでしょう・・・。

でもテンションは低いんですよ・・・。ていうか、イラついてるんですよ・・・。とあるコミュニティに。このイラつきの理由を論理的に説明できて、人に伝わる言い方で問題意識を伝えることができて、そのコミュニティを変えて行くことができればいいなと思っています。どうにかして変えていかないと、日本の恥。今は、罵る言葉しか出てこないですねぇ。私自身がどうにかして人に伝える力も成長させなければ。

昔、職場に2度しか話したことのない相談役の人がいました。当時の、まぁ、すんごい巨大外資系大企業の役員を務めて定年退職した後に、ボランティア的に相談役として居た人でした。当時の私からみるとおじいさん世代の人です。プロジェクトや部署で問題があって二進も三進もいかなくなっていた時に、当時上司でもなかった人がその人に繋いでくれて話す機会をいただきました。その人は、静かに私の話を聞き、メモを取り、問題点を整理し、プロジェクトマネジメント的に組織運営的に必要な当たり前の事、私が取るべき行動をゆっくりと話してくれました。PM本にも書いてありそうな、誰にでも当然あるべき姿と考えられるようなことばかりです。けれども、その1つ1つのことの重要さは、その人の言葉から理解しました。大切だと思う事を当たり前にできるような組織を作るのには時間がかかる。一足飛びにはいかない。でも君の信念は間違っていないからそのまま進みなさい。みんなが分かってくれるようになるまで、言い続けるんだ。決して喧嘩腰にならず、啓蒙活動だと思えばいい。そんなことだったと思います。当たり前のことしか言われていないのに、目から何かが出てきた事を覚えています。それからずっと思っています。あんな伝え方ができる人になりたいと。

2度目にお話したのは、そのすぐ後。社内ですれ違った時に「その後、どうですか?」「できるかどうかわかりませんが、やってみます。」それだけです。その後、その方は体調を崩され、相談役を辞され、亡くなられました。あれから、15年くらいは経ったでしょうか。できてない。全く成長してなーーい。修行です。行者ニンニクをもっと食べなければ。

さて・・・。

仕事に戻ります。

 

 

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