ウィーン近郊おすすめサイクリングルート


ヨーロッパ全般的にロードバイクやマウンテンバイクをはじめとした自転車競技が実に盛んで、末端の一般人までスポーツバイクを楽しむのが文化として浸透していると感じています。オーストリアもその一つ。そして、ウィーン市はここ数年、自転車道の整備に大変熱心です。また、オーストリア全土にわたって、田舎の方にもあちこちに考えつく限りどこまででも自転車道が張り巡らされていて、日本人にはびっくり&感動するレベル。そのうち、ウィーン近郊に限って走りやすいルートを紹介したいと思います。


情報収集

交通ルールなど

オーストリアではKomootが有用

モバイルAppでもパソコンからのアクセスでもKomootが便利です。ルート作成も作成したルート上に過去に走行した人がアップロードしたGPS位置情報付き写真を表示してくれるのでどんなコースなのかも一目瞭然。

例えばPraterのサイクリングルート:https://www.komoot.com/smarttour/28024027?ref=wdd

以下の記事にまとめているのでこちらを参照ください。


ウィーン近郊ルート

リングにも自転車道が整備されている

まずは完全なウィーン市内、ウィーンのリングです。信号も人も多いですが、リングには一周5kmにわたって、しっかりとした自転車道が整備されています。


まずはドナウカナルとPraterを走る

Komootの代表的ルート:https://www.komoot.com/smarttour/28024027?ref=wdd

ドナウカナルは夏場は人が多いですが、自転車で走るのは禁止ではありません。人が多いところは自転車を押して歩くなどしていきましょう。カナル沿いも南北にカナルの両岸走ることができるようになっています。

Praterのメイン通りに出るとこのようなまっすぐな道がLusthausまで5km弱ほど続いています。往復すれば10km近くになるし、歩行者と自転車専用道なのでお子さんでも安心。ただ、夜間は人が少なくなるのでサッと走り抜けましょう。女性は夜間に歩かないこと。


ドナウインゼルを走る

Komootの代表的ルート:https://www.komoot.com/smarttour/23012347?ref=wdd

ドナウインゼルは上流から下流に20km強の長さがあります。ここを往復するだけで40km。結構な距離を走ることができます。どこからでもIn/Outできますし、あちこちに橋がかかっており、ドナウ川西岸、ドナウインゼル、ドナウ川東岸を行ったり来たりすることができるようになっています。バリエーションを作れば飽きることなく走ることができます。

ドナウインゼルのちょうど中間あたりにあるのが地下鉄U1も走っているReichsbrückeという橋。この橋は上流側、下流側ともに自転車・歩行者道が整備されています。地下鉄の上の車道は自動車専用道なので、自転車は侵入禁止です。

ドナウインゼルは川沿いよりも内陸のルートを繋いでいくとアップダウンがありません。

CopabeachとFKKのところの浮橋は、11月から4月は(NeueDonauが凍結するため)切り離され、通行できません。

ドナウインゼルの北端

ドナウインゼルの南端


Danube-Auen National Park(ドナウ・アウエン国立公園)とLobau

Komootの代表的ルート:https://www.komoot.com/smarttour/27998378?ref=wdd

Lobauのあたりの国立公園の中も一部は自転車走行ができるようになっています。また、メインコースは、ドナウ川に沿って空港の対岸を行く長距離の一本道。ロードバイクたちがタイムトライアルをしていたりします。ブラチスラバまで走る時もここを通ります。

製油所を超えた直線
ドナウ川東岸のLobau近く
ドナウ川東岸のLobau近く

Orthの渡船を渡って空港を掠めるルート

Komootの代表的ルート:https://www.komoot.com/smarttour/1868808?ref=wdd

このルートはそんなにおすすめではありませんが、一応。私の記憶が正しければ、ドナウ川を渡し船を使って空港側に渡ってから、ドナウ川の西岸のルートがわかりにくく車道を長距離走るなどあまり快適ではなかったと記憶します。あまりおすすめではないけど渡し船は楽しいです。

ちなみに同様の渡し船がドナウ川北側のKorneuburgあたりにもあります。


Donauschleuse Greifenstein(グライフェンシュタイン・ドナウ閘門)まで走るルート

Komootの代表的ルート:https://www.komoot.com/smarttour/7309141?ref=wdd

ドナウ川西岸は住宅街をクネクネと走るパートがあるので、ドナウ川東岸を往復する方がルートがわかりやすいです。ドナウ川東岸のダム(閘門)からすぐのあたりは風景が開けていて気持ち良いです。

ドナウ川東岸Donauschleuse Greifenstein付近

ドナウ川をTullnまで走る修行系ルート

上記のダムルートをさらにドナウ川沿いを進んでいくとTullnまで行くことができます。ただ、このルート、ダムから先がひたすら景色が変わらなくて辛い。つまらない。Tullnまで行っても特に何もない、という修行ルートです。ただ、無心に走るこことができるかもという利点もあります。

Tulln方面のドナウ川西岸の風景
Tulln方面のドナウ川東岸の風景

ウィーン川沿い

Komootの代表的コース:https://www.komoot.com/smarttour/27984458?ref=wdd

ウィーンを西向きに地下鉄U4に沿って走り、Schönbrunnを超えるとウィーン側沿いに降りることができます。Wien River Cycle Pathという名の川沿いのコースです。川が増水した後などは通行止めになることがありますがのんびり走ることができる私のお気に入りルート。ただ、街中から走ってくるとSchönbrunnまでは自転車道が途切れていて車道を走る必要もある場所があるため、お子さん連れの場合はSchönbrunnあたりまで電車でくるのが良いと思われる。


Bisamberg周回

Komootの代表的コース:https://www.komoot.com/smarttour/15862998?ref=wdd

多少のアップダウンはありますがウィーン北部にあるBisambergのあたりを周回するルートもドナウ川やドナウインゼルの平坦なエリアに飽きた時におすすめです。秋のワインハイキングのルートにもなっているStammersdorfあたりまで戻ってくるとホイリゲもたくさんあり、一服して帰るのに最適です。


ダウンヒルやMTBコース

ウィーンの森のダウンヒルコース

参考HP:https://www.wien.info/en/livable-vienna/sports/cycling/mountainbiking-352428

遠くのスキー場などに行かなくても、ウィーンの森にも初級向けのダウンヒルコースがあります。私が場所を知っているのはTrailcenter Hohe Wand Wiese。ダウンヒル用のMTBのほか、プロテクターなども必要となりますが結構しっかりしたルートのように見えるので体験的には良さそうに思います。レンタルMTBなどがあるかどうかはわかりません。ルートを管理してる施設があるようなので、そこでチケットを購入してライドするようです。

Baden近郊などのMTBなどで走ることができる広いトレイル

ウィーンの森(ウィーンを取り囲む低山の森林エリア)にはたくさんのMTBが走ることができるトレイルがあります。ハイカーと同居するルートが多く、幅が広いのが特徴。それでもアップダウンありのじゃり道や一部は完全に登山道のようなエリアも含まれており、MTB趣味の人にはたまらないルートがたくさんあると思います。

ルートの見つけ方は、Komootの他にも、市販のハイキングマップにもMTBルートとして表示されていることが多いです。例えば以下の地図では緑色のドットがMTBルート。このようなコースがウィーンの森全体に広がって整備されています。

自転車が侵入禁止のトレイルにはこのような標識があるので立ち入らないこと。

以上、私がよく走るor見かけたルートの紹介でした。またさらに思いついたら更新する予定です。

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