きちんと習ったことはないのですが、油絵を描くのが好きでした。父親もそういう趣味だったそうですが、私が中学生になる前に全部捨てられちゃったので、どんな絵を書いていたのかは見たことがないのが残念です。かなりの枚数あったそうです。
しかし、東京に暮らしていた頃は猫が居たので油絵がなかなか難しい。(猫が邪魔したり倒したりしてくれるので)そこで、ボールペン画での水彩に移行しました。思いついた時にしか書かないので、大した数はありません。集中できないといい加減に放り出したりして、タッチもバラバラです。

創作活動ってこんなしょうもないものでも結構な気力を使うようで、そんな水彩画すらもウィーンに来てから手をつけていませんでした。
先日、ふと計算が終わるのを待ちながら、なんとなく描き始めてみました。テーマはクリスマスのシュテファン大聖堂。去年の年末に見た風景です。iPhoneで画像を見ながらだいたいの位置を鉛筆で下書きして、普通のボールペンでカキカキ。屋根の位置を間違えるという失態をして、何故か線が二本あるのはご愛嬌。
そして、今度は色をつけていきます。筆は1本。使うのはたった16色の絵の具です。なんて汚いパレット。性格がにじみ出ています。

そこにだんだんと色をつけていきます。すごく適当に。そしてすごく適当なところで飽きて完成となります。
塔が歪んでいることに写真を撮るまで気づかない程度に、雑いです。言い訳すると、やけにディテールのないところは、工事中だったためです。上手くなりたいけれども、今はその気がありません。いつその気になるのかもわかりません。
そして描き終わった頃には、計算はとっくに終了してパソコンは冷たくなっていました。
