ブナの森を見つけた話

お気に入りで繰り返し行っている山があります。前回までは冬から春にかけてだったせいなのか、今回初めて気が付いたことがあります。なんとなく見覚えのある木立。見覚えのある樹皮。見覚えのある枝っぷり。見覚えのある新緑の色。え?これはもしかして・・・?

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近づいて触れてみると、懐かしい触り心地。この葉の形。どうして前回気づかなかったんだろう。そう、これはブナの木です。周りを見渡すと、この辺りはほとんどがブナの木です。こんなところにブナの森があったとは!そんなに広くはないものの、懐かしいブナの森の雰囲気に感激です。唐突に故郷に戻ったような懐かしさです。って、私には故郷ってないんですけど。

日本での週末の私の遊び場所は、ブナの森でした。主に妙高を中心にした上信越、只見、檜枝岐の山の中。白神山地には及びませんが、それぞれのブナの森はかなり広大です。春夏秋冬問わず駆けずり回っていたブナの森。冬は雪が積もると低木が全て隠れて(低木をやっつけてしまう強さを持つ木なので)すごく良い間隔で木立が広がり気持ち良いツリーランが楽しめ、春にはまだ残る雪に生える新緑、夏は静かでひんやりとして、秋は白樺とのコンビで紅葉が美しいのがブナの森。ブナの森はたいてい暗いのですが、暗さが絶望的ではないのが良いのです。

ヨーロッパにもブナの森があったとは、考えたこともなかったのです。見慣れない形の松だなーとか、見たことない感じの木だなーとか、あんまり樹木のこと知らないのもあって深く考えていませんでした。調べてみるとオーストリア国内には、2箇所の大きなブナ原生林がユネスコ自然遺産になっているそうです。そちらも行ってみなければ!!!

そしておまけに、コゴミっぽいものを見つけました。ギョウジャニンニクといいコゴミといい、森の中で食べ物ばかり目に入ってる気がしますが・・・。天ぷらにして食べたいのをぐっとこらえて帰ってきました。

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私が好きな木は、ブナとカラマツ。カラマツは針葉樹のくせに紅葉して落葉する変わり者です。次はカラマツ、探そう。

 

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