4度目で多分、合ってると思うのですが。
もう何度も、緩和(夜間外出禁止だけ+店舗の営業可能+レストランは持ち帰り営業のみ)されては、またハードロックダウン(スーパーと薬局など生活必需品を扱う店のみ営業)を行ったり来たりしていて、もはや今何だっけ?お店やってるんだっけ?状態になりつつあります。全然買い物しませんし。レストランはずっと閉まったままですし。

変異株の影響で下がらない新規感染者数
私はフランス・ドイツの英語ニュース、BBCとEuronewsと、欧州のニュースチャンネルを中心に渡り歩いています。どのニュースも欧州のワクチン争奪戦。ワクチンが行き渡っていないのは日本だけでなく、欧州の国々も同じです。1、2ヶ月前にWHOがEUの国々の醜い争い(AZ製ワクチンの輸出規制をしているとか)を批判しましたが、まだまだ状況は変わっていないようです。ニュースを見ている限り、まさに「争奪戦」です。
年末からのロックダウンで数字が一旦下がりましたが、1月から下がり切らず、1ヶ月以上も数字が落ちないままでした。それが突然、何が大きく変わったわけでもないのに2月の末ごろから突然増加に転じました。主にイギリス変異株の蔓延の影響です。オーストリアに限らず欧州の多くの国が第三波(ところで、日本は第四波って呼んでるんですね。こちらは大きすぎる第二波収束ぜずの第三波です。)真っ只中です。
英国はワクチン接種が比較的進み本当に感染者が減少してきています。その英国がロックダウン緩和を検討する一方で、フランス、ドイツ、オーストリアなどは、イースターの前後でハードロックダウンの方向へ強化しました。オーストリアもほぼ全域で、夜間外出禁止から終日外出禁止のハードロックダウンモードに逆戻り。特に現在は、ウィーン市を含む国の東側地域での感染者が多く、該当地域の人は特に地域を出ないでほしいというニュアンスです。


左)Daily new confirmed COVID-19 cases per million people、右)Daily COVID-19 vaccine doses administered per 100 people
ワクチン接種ではアメリカがすごい勢いですね。あっという間にワクチンが行き渡って、結局、アメリカが一番に緩和できちゃうのかも。
充実する検査
そんなワクチン争奪戦で接種率がなかなか上がらない欧州ですが、どうやらドイツとオーストリアはその代わりと言えるのかわかりませんが、PCRや抗原テストへのアクセスが充実しているようです。特にオーストリアは欧州でも一番くらいのテスト数を誇っています。お子さんも学校に通学するために抗原テストを受けたり、誰もが毎週のように何度でも検査を受けることが推奨されています。もともとあった、
(1)テストセンター (Teststrasse、全国に500箇所くらいある)無料
(2)Laboarでは有料でPCR、抗原、抗体検査が受けられる
(3)一部の薬局が店頭で抗原テスト
(4)企業などでもテスト
(5)General practitioner (GP)でのテスト
に加えて、ウィーンでは
(6)薬局でもらってきたキットで自宅でサンプル採取して薬局に届けるPCRテスト(無料、NEW!)
が拡大されることになりました。ウィーンに住んでいるorウィーンで就労していることだけが条件です。なんと素晴らしいんでしょう。「どんどんテストをして正確な感染者数を把握したい」という本気度が見て取れたので(6)にも参加してみることにしました。まず、
https://allesgurgelt.at/ Alles Gurglt、みんなでうがい(うがい式のPCRテストなので)
にてユーザー登録してバーコードをゲット。あちこちにあるBIPAという薬局に行ってバーコードを見せると週に1度、4つのテストキットを貰うことができます(外国人の私でも無料)。なんて素晴らしいシステムなんだ・・・!!!



そして、パスポートなどのIDをスキャンして個人確認done。動画を撮りながら液体でうがいをして、ストローでサンプル管に注入し、動画を保存。サンプル管を同梱の袋に密封して、箱に入れます。そして、回収ボックスのある店舗に持っていくだけ。回収ボックスは、BIPAの他にスーパーや週末も開いてるガソリンスタンドに付属している店舗などあちこちにあります。そして24時間以内に検査結果が得られます。私は日曜日にやってみたので、近所のガソリンスタンドに持って行きました。
すると24時間も経たずにメールがきまして、サンプルについていた検体番号を入れると結果が出てきます。なんて素晴らしいシステムなんだ・・・!!!!


以下は100万人あたりの累積感染者数です。去年の夏以降の増え方は、誰がどこで罹ってもおかしくないくらいの密度です。数字だけをみると、日本は感染抑制、すごく成功してると思うんですけど。状況は国によって複雑ですから、一概に成功しているとは言えないんでしょうね。

屋外でのFFP2マスク着用義務
イースター休暇中、どこにも行けないウィーンっ子たちが街中やカナル沿いでたむろする可能性を見越してか、屋外でのFFP2マスク着用が義務化(人が集まりがちな一部の場所のみ)されました。カナル沿いを歩いていると、ちゃんと警察が「マスクしてくださーい、はい、ご協力ありがとうー」と言いながらパトロールしていました。


しかし街中は空っぽ。駐車場や住宅街の車も少ないので、皆さんやっぱり田舎に帰ってるのかも。
どの国もの、誰もが思っていることだと思いますが、多くの人がストレスを抱えて、本当に多くの人の人生が変わってしまいました。今はまだ、元に戻ることも想像できません。映画でパーティー会場の映像を見ていても「ちょっと!密!!!」と思ってしまう始末。
