公募への応募

今回は、真面目に応募について書きたいと思います。この記事を書いているリアルな日付は2018年10月22日。ほぼ、応募してから1年後になります。あれから、もう1年も経ったんですね。

さて、公募に応募する決意ができたら、応募するにはIAEAの公募サイトにアカウントを作成し、ログインし、Applyします。ここからが、非常に長い道のりです。本気でそのポストを取りに行くならば、公募への応募の作業に丸1週間はみておくべきでしょう。(以前に応募したことがあれば、職歴などの情報は流用できるようです。)

1. 公募の募集内容はPDFにして保管しておくべし!

公募の情報(Job descriptionや給与)は、公募が締め切られると見ることができなくなります。万一、自分がインタビューに呼ばれた時に、はて、この職種では何が求められていたんだっけ?とか、こちらかの質問を用意する時にどんなJob descriptionだったっけ?となった時に見返すことができるようにしておきましょう。インタビューに呼ばれるまでに数ヶ月要することもあります。印刷するか、PDFにして確実に手元にとっておきましょう。私は、ブラウザの印刷機能でPDFにした時に左端の1単語分が全て切れてしまっていて、インタビューの準備の時にちょっと苦労しました。

また、オファーをもらった時に提示された給与が、公募の情報よりも低くなっていないかをチェックするためにも必要です。

2. Reference(推薦人)を3名決めるべし!(こちらの記事もどうぞ

推薦人になってくださる方が、3名が必要です。現時点での直属の上司は、別のページで情報を入れますので、推薦人にはなれません。この点、要注意です。上司が「推薦してあげよう」と言ってくださってもなれないものは、なれません。説明を正確に読み取り、指示に従いましょう。

私の場合は、応募する分野外ではありますがヨーロッパの非常に高いレベルの賞の選考員であった名誉教授(ヨーロッパ人)と、当該分野において日本国内外の著名な方で多々業績を残され、IAEAの活動にも参画されている非常にお世話になった方々にお願いしました。日本人だけに偏らないように、また、その分野でIAEAの活動にも参画されているような方も入っていただけるといいと思います。

この時点では、推薦書は必要ありません。問い合わせが行けば、その時点で意見をしていただくことになるようです。そのことを推薦人の方々にもきちんとお伝えしましょう。

3. 応募作業には1週間以上の作業時間を見込むべし!

最終的にSubmitするまでに、少なくとも10ページにわたる項目を埋めて行く必要があります。結構、時間がかかります。本気で応募するなら、少なくとも一晩では終わりません。テキトーにやればすぐ終わりますが。

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私の場合(2017年に応募)の際は、以下のようような情報を入力しましたので、参考にしてください。

  • Personal Information
    • 氏名、婚姻状態、生年月日、出生地、国籍、住所など
  • Education
    • 日本の履歴書と違って、新しいものが上に来るように。最終学歴が一番上です。私は、大学から入れました。高校は不要と判断。
  • Employment Record
    • 入力項目は以下のようなものがありました。

      Start Date
      End Date
      Current Job
      Employer
      Job Function
      Type of Business
      Work Location (City, Country)
      Total annual net income (after deduction of tax), specify currency or UN grade level
      Exact title of your post
      Achievements
      Description of your duties
      Number of employees supervised by you
      Kind of employees supervised by you
      The supervisor may be contacted
      Full Time/Part Time
      Supervisor’s Name
      Supervisor’s Title
      Supervisor’s Email Address
      Supervisor’s Phone

       

    • 職歴も、新しいものが上に来るように入力します。ここにかなりの時間を費やしました。私は、10年勤めた会社がありましたので、Achievements、Description of your dutiesは、年代ごと・役職ごとにわけて書きました。長くなりましたが、アピール点だと考えました。本当は年代ごとにレコードを分けても良かったのかもしれませんが、私は分けずに1会社1レコードにしました。会社の吸収合併で流石に当時の上司のメールアドレスなんてわからなくなりましたので、上司欄には最もお世話になった上司1人だけ名前だけを書きました。万が一、探偵のようにIAEAがその上司を探し出して問い合わせて英語の電話がかかってきてもビビらなさそうな、ちゃんとした人であると当時の信頼そのままに書かせていただきました。本人には伝えずに。笑
    • ポスドクのみならず、大学院生時代のTA・RAも職歴として入れました。金額を書くのが気が引けましたけど。笑
    • ポスドクのところには、Achievementsに”Author on xx peer-reviewed papers, xx proceedings, xx international and xx domestic conferences contributions”のような記述を含めた、学術的な研究のプロジェクトの説明とその役割、また、<Publications>欄を自分で作って成果論文も入れました。
  • References
    • 現在の上司は入れないこと。
    • 推薦書は不要。
    • 私は、推薦者の方のうちのお一人の、アメリカの国立研究所の名前を間違って”National Laboratory”を入れ忘れてしまいました。そのようなことのないように、細心の注意を払って正確に。推薦人に連絡が取れなかったらどうするんですか!
  • General Questions
    • ただの質問です。
  • Extended Profile Questions
    • 英語、フラ語、スペ語、中国、ロシア語、アラビア語のレベルなどその他の質問。
  • Employment Preferences
    • ここも選ぶだけ。
  • Letter of Motivation
    • 真剣に書いてください。普通の職種に応募するときのLetterと同じです。A4で印刷したらそれなりの長さになる程度に、Dearで初めてYours sincerelyまで、いろんな例に倣って熱意を書きましょう。
  • eSignature
    • 署名するだけ。
  • Review and Submit
    • 最後のページです。

4. Review and SubmitページをPDFに保存するべし!

ここで全ての項目が一覧で出てきますので、PDFに保存しておきましょう。自分が何を書いたか、どこをアピールしたか、数ヶ月後に面接の連絡が来た時には、すっかり忘れています。

5. 精神統一、Submitは大安吉日に!

最後にSubmitボタンを押して、終了です。大安吉日は冗談ですが、納得がいくまで見直しましょう。ちなみにSubmit後は、何ら音沙汰はありません。応募ありがとうなんていう連絡もありません。ただ、待つのです。

 

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