[Hochkönig] オーストリアの八方池に行ってきた。

暇ができると地形図を眺めるのが趣味です。オーストリアでは岩石の山が多いので、登頂の最後が岩場であることが多いため、高所が苦手な私はルートを慎重に選ぶ必要があります。可能性のあるハイキングや登山ルートを見つけてはメモっておくのが日常です。

そんなリストの中でメモってあった、八方池のような風景の場所。

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メルケンシュタイン遺跡(Merkenstein ruins)に行ってみた。

特に何も予定を入れなかった週末、何気なく行ったウィーンの森のハイキングが興味深かったのでその記録です。ハイキングルートとしては10km強、いつもの山頂の山小屋に逆方向からアクセスするルートです。このルートを選んだ理由は、ふもとの近くに廃墟?らしきものがあるっぽかったから。

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2024夏、Kungsleden(King’s trail、王様の散歩道)まとめ トレイルでのマナーと歩き方

Kungsledenのような長いトレイルでも、基本的なことは日本での登山と同じです。ここでは基本的なことをまとめようと思います。

  1. マナー
    1. 自然を大切に
      1. 野営
      2. 焚き火
      3. 石鹸類
      4. トイレ
      5. ゴミ
    2. 小屋での行動
      1. 夜間早朝は静かに
      2. 山小屋での水の処理
      3. 山小屋でのトイレでも紙は持ち帰る
      4. 山小屋でのトイレの鍵
      5. 小屋周辺でのテン泊
    3. 挨拶
    4. 木道の譲り合い
  2. 歩き方
    1. 水の確保
    2. 電力の確保
      1. 大容量モバイルバッテリーとソーラーパネル
      2. 手巻き式充電器
    3. 病気・怪我対策
      1. 水脹れ対策
      2. 日焼けと日焼け疲れ対策
      3. 虫対策
      4. 転倒・疲れ対策としてトレッキングポール
  3. まとめ

他には以下の準備編と装備編もあります。

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2024夏、Kungsleden(King’s trail、王様の散歩道)まとめ 準備編

ここでは、Kungsledenに実際に行ってみて、プランニングや準備に費やしたこと、重要だと思ったことをまとめておきたいと思います。

何より、プランニングが肝です。一番時間と労力をかけるのがプランニングです。いつ行くかどのルート行くか誰と行くか、それが全てを決定します。プランがうまくいって、リスクヘッジもできて適切な準備ができていれば、安全に歩ききれる可能性はかなり上がります。(ヘリで搬送される羽目にならないように。)

体力はもちろんのこと、多くのアウトドア経験を積んでいる人ほど安全に快適に歩ききれるのではないかと思います。登山、ロングトレイル、キャンプなど経験を十分に積んでおくことも重要です。その経験をもとに、リスクを極小化したプランニングができるはず。釣り、沢登り、トレイルランニング、クライミングなどあらゆるアウトドアの経験から得られた知識を動員した総合力が役に立ちます。

そして、一応、外国ですので最低限の英語力は必要かと思います。傷病時のため、体の部位、症状(痛み、かゆみ、吐き気、下痢)などの表現は覚えておくのが良いかと。オフラインで使える翻訳こんにゃくみたいのがあればいんですけど。

ざっくりと上記のような項目で重要だと思った点だけをピックアップしていきます。

  • プランニング力・準備力
  • リスクヘッジ力
  • 地形図の読図力などアウトドア総合力
  • 最低限の英語力
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Salzkammergut: Wolfgangsee(Lake Walfgang)でハイキングとサイクリングとSUPと

オーストリアの湖水地帯Salzkammergutの中でも有名な観光地でもありサウンド・オブ・ミュージックのロケ地の一つとしても有名なSchafbergbahn(シャーフベルク鉄道)があるWolfgangseeとその周辺の町。サウンド・オブ・ミュージックは、「ドレミの歌」とか「エーデルワイス」とか、誰もが知る音楽が知られたきっかけでもある大戦中のオーストリアが舞台の有名な映画です。ザルツブルク周辺は撮影に使われた場所がたくさんあり、撮影地ツアーなんかもいろんな言語で開催されています。

とても良い景勝地のこの湖水地帯。毎年何度もSUPや自転車で周回をしに訪れていますが、Wolfgangseeには数年前にSchafbergbahnに訪れたきりだったので、色々見にいってみました。私は映画にはそんなに思い入れがないので、ほとんどアウトドア活動だけが目的です。笑

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4日で自転車137 km

いつの間にか緑が濃くなったウィーン@2024/4/27

土曜日。先週までは毎週のようにスキー場に通勤(?)していたのに、シーズンアウトしてしまったので何もやることがない4月最後の週。やることがないわけはないんだけど、なんか今シーズンはスキー・スノーボードにかなりの情熱を注いで、若干燃え尽きた感がある。

いつの間にか週末になっていた。何をするかも考えていなかった週末。お天気が良いのにどこにも行かないわけにはいかない。そんなわけはないんだけど、何かやらなければならない気になる。だがSUPにはまだ寒い。登山するにはまだ残雪期で低山限定。結果、引っ張り出したのは自転車。

結果、4日間で合計137km自転車で走ってきてしまった。

既に田舎道を走ったり湖を一周したりしているけど、これにて自転車シーズン本格スタートな感じ。

  1. Day 1 ドナウ川定期 52km
  2. Day 2 山沿いぐるっと41km
  3. Day 3 休足日
  4. Day 4 空港まで44km行ってみた
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ずっと行きたかった場所: Dolomites (ドロミティ): Drei Zinnenはどこに?

Dolomitiesの有名な場所の一つに挙げられるのが、Drei Zinnen(ドイツ語)Tre Cima di Lavadero(イタリア語) Three Peaks (英語)です。下の写真の様に(Wikipediaからリンク)、石英の結晶のような形をした3つの大きな切り立った岩石が目立つ山々で、それぞれがGroße Zinne (ital. Cima Grande, 2999m)、Westlichen Zinne (Cima Ovest, 2973 m) とKleinen Zinne (Cima Piccola, 2857 m)の3つで成り立っています。

北側からのDrei Zinnen (Wikipediaより)

この場所を地形図で見ると、こんな感じに深い灰色になっている部分三つのピークに該当します。等高線が幾重にも重なっており、急峻な形状を示しています。

・・・ということは、実はウィーンに戻ってきてから知ったことで、実は現地にいる間はどこにあるのかはっきりと判らずに探し回っていました。笑 Drei Zinnenがはっきりと見えるゲレンデを有するスキー場は既に春スキーの営業を終了しており、見るためにはゲレンデを自分で登るしかありません。

もう一つの方法は、車で近くの山小屋(Auronzo)まで行ってみること。だたし、道路の除雪が終わっているかどうかがはっきりとはわかりません。Google Mapは行けるって表示するんですが。

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オーストリアの妙高山 – Mittagskogel に行ってきた。

2年前の夏、SUPをするために行った湖の帰り道の高速道路(A9)で目の前に現れた、上信越道から見た妙高山にそっくりな山。登りに行きたいけど日帰りで登りに行くにはちょっと遠い。その辺に行くならSUPしに行きたい。心の片隅の「オーストリア to do リスト」のトップ項目にずっとありました。なんだかんだで2年間行く機会がありませんでしたが、やっと先日、思いを遂げに行ってきました。

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ウィーン近郊でハイキング・登山のススメ

ウィーンの近郊でちょっとした日帰りハイキング・登山をしたい、という人のためのノウハウを残しておきたいと思います。

こんなコンテンツで進めていきたいと思います。

  1. 事前準備
    1. マダニ媒介脳炎ワクチンを打っておこう
    2. マダニがいるのは標高の低い場所
    3. マダニ媒介脳炎の可能性は低くない
    4. 虫除けスプレーで対策しよう
    5. 山用品の買い物
  2. 計画
    1. ウィーン近郊ならStadtwanderwegeから始めよう
    2. ハイキングコースのガイド本を使う(ウィーンの森)
    3. ハイキングコースのガイド本を使う(ウィーン日帰り圏)
    4. 現地で地図を拾う
    5. Komoot、Bergfex、KOMPASSなどのアプリを使う
    6. オーストリアでテン泊・Wild Campingは(ほぼ)禁止
  3. 行く
    1. 公共交通機関でのアクセス
    2. 車でのアクセス:駐車場を見つけておく
    3. 車でのアクセス:駐車場の料金を確認する
    4. 登山口にトイレはない
    5. 道標を確認
    6. 牛がいる(夏)
    7. 山での挨拶
    8. 山でお湯を沸かさない(火気厳禁)
    9. 山頂に到着
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