来週の会議のために、マルセイユに向かいます。せっかくの地中海の街も、天気もよくない予報のうえ、全く準備ができていなくて、何も楽しめる要素がありません。とても楽しみにしていたはずなのに。
2週間ほど前のある日、現地委員先輩と話していて、「マルセイユにはどうやって行くの?」と聞かれました。「うんとー、確かCDG経由でしたけどー。」と言いながら予約した旅程を開きますと、そこには謎の「ORY」の文字・・・

え?なにこれ・・・
ええ、そうです。トランジットが、別の空港なんです。ウィーンからまずシャルル・ド・ゴール(CDG)に到著して、その後、同じパリの別の空港、オルリー(ORY)からマルセイユへ(MRS)の便だったのです。トランジットが4時間あるとはいえ、成田から羽田に移動するようなもの。パリ市内の悪名高い渋滞やストや謎の停止を繰り返す電車事情、空港からの電車があまり治安が良くない、電車の乗り換えがわかりにくいetc・・・ちょっと初心者には4時間あってもハードルが高いです。これは困った。
このようなトラップにはまっている人は時々いるみたいで、電車とバスを乗り継ぎ最短で1時間で行けた人もいれば、そもそもバスが1時間も来なくて最悪に時間がかかった人もいる模様です。バスは、CDG-ORY直通のLINE3というのがあります。これが有望ですが、このバスも運転手に急いでるって言ったのに他の乗客の乗り降りと荷物の出し入れが超呑気、運転手がコーヒー買いにマクドナルドに行く、などの情報が得られます。日曜日だし到着した時に市内の渋滞がひどくなければバス、渋滞があればRER(電車)と決めました。4時間あるんだし、何とかなる。
しかしこのLINE3、ホームページに謎の文章があるんです。

赤字のところを抜き出してみましょう。
「Following an unexpected movement of drivers, there is a risk that stops at Porte Maillot, Tour Eiffel, Gare de Lyon, Trocadéro, CDG Terminal 2A/2C/2D will not be served. It is strongly recommended to refer to the following stops: – at Etoile/Champs-Elysées for the Porte Maillot, Trocadéro and Eiffel Tower stops
– to Terminal 2E/2F for Terminal 2A/2C/2D,
– at Gare Montparnasse or Etoile/Champs-Elysées for Gare de Lyon. We apologize for the inconvenience. 」
Following an unexpected movement of drivers?なんだそれ?フランス語モードにして、フランス語をGoogle翻訳にかけてみるも、こちらもよくわかりません。察するに、バスは2E/2Fから出るからその時点でいっぱいになったら他のターミナルに止まらずに行くから(そのドライバーの動きは予期できないから)2E/2Fから乗った方がいいということではないかと理解します。
そもそもトランジット以前に、何度飛行機に乗っても2回に1回程度で手荷物検査でひっかかる私です。今回もウィーンの空港で引っかかってきました。久しぶりに使った山用ザックの使わないポケットに+ドライバーが混入していました。不審オブジェクトとみなされ、再検査に。毎度のことですが、うっかりツールキットを入れていたり、筆箱にカッターが入っていたり、ライターが3個入っていたり、飲み物が入っていたり、お土産にもらった蜂蜜が入っていたり、ランダムチェックのボディスキャンに引っかかったり、トレーナーを脱がされキャミソール姿にされたり・・・毎度のことですが、いつになったら旅慣れるのでしょうか。

とにもかくにも、早朝の便でウィーンを出発しました。風邪をひいてしまい、熱があってぼんやりしているのと、鼻が詰まっているのとで気圧の変化により耳が抜けず激痛になって爆睡から起床したらもうパリでした。こんなの初めてです。まだ耳の奥が痛いです。機内のアナウンスは、「パリで美しい日曜日を楽しんで来てください!」って、ご覧くださいこの天気。

ところで、私はこれまで5回ほどCDGを使っているのですが、実はCDGから外に出たことがありません。ええ、フランスに入国したことがないのです。それが今回!なんと!初の!CDGを脱出!して、華の都パリを!!!
通過してORYへ。

9:00に着陸してゲートに入ったのが9:15くらい。Google mapでパリ市内の渋滞がひどくないことを確認して、バスを選択しました。ターミナル2Dから一旦2Cのバス乗り場をチェックして、やはりWebサイトと同様に2E/2FをStrongly recommendしていることを確認して、2E/2Fへ走ります。ちょうど来ていたバスに乗り込んだのが9:30。満員のバスはあっという間に出発し、一応ターミナル2Cのバス乗り場に寄るも満員だからと2名だけを乗せて出発。日本のバスによくある補助席って付いてないんですね。そして10:30には、ORYに到着しました。次の便まで2時間以上・・・。結果的に余裕でしたし、電車より楽チンでした。
おっと、呑気にしていたら次の搭乗が近づいてきました。同時に熱も上がってきたみたいです。それではまた魔の手荷物検査を通らなくてはなりませんので、これにて。

まずは初パリ,おめでとうございます.空港から市内へ出るのは少々慣れが必要ですね.RERの突然停止には何度も遭遇しましたし,そもそもチケットの買い方が謎すぎます.次回パリがあったら,あの謎のチケット自販機にチャレンジしてみてください.
LiLAっくまさん(ニックネームが可愛すぎるんじゃないかという意見は聞いていただけない・・・、そうですか・・・)今回、空港の2Dから2Cを経由して2Fまでじっくり形を観察しながら走りましたが、なかなかの構造ですね。全体的に見通しが悪くて、まず駅やバス乗り場、モノレールを探すのにも時間がかかります。チケット自販機はどこの国でも難しいですが、パリはそんなにですか。気になります。
あそこにパリ、そう、パリさえ無ければCDG-ORY間の乗り換えはごく簡単なはず。Following an unexpected movement of drivers, there is a risk……は笑っちゃいますね。でも当事者は笑っちゃられない、でもどちらかというと私当事者になりたい。結構楽しそう。やがてエクス。予報見たら天気わるそっ。Shower, thunderstorm、Shower, thunderstorm、Shower, thunderstorm、・・・。地中海の10月は鬼門でシシリー島じゃ豪雨と嵐の季節。でもちょっと外れてるから希望もありますよ。天気変わるし。いずれにせよ、今日はロゼ・・、明日はペルノーから始めてSoupe de Poissonにメイン・・・、明後日は白で軽くSalade Nic(+鼠形尾っぽ)oise・・・・の毎日でブログを書いてる場合じゃない。仕事だってないわけじゃないし。
gonneko先生、パリさえ無ければ、に笑いました。確かに、パリさえなければ、なんてことはない距離です。当地は、昨日までは晴れたり曇ったりでしたが今日は朝からしとしと雨です。ウィーン出発の時から風邪をひいてしまって全くワインも楽しめておりません。今日もエクスカーションを見送って発表準備・・・。相変わらずのだめだめです。果たしてこの地中海沿いの街を楽しむことができるのか、金曜日の午後に全てがかかっておりますっ!