印象的な2つの塔のヴォティーフ教会

何度か通りかかっては通り過ぎるだけだった印象的な2つの塔を持つゴシック様式の教会が、Schottentorという駅を地上に出たところにあります。

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Votivkirche, Wien

 

お正月に、現代のような建築のためのツールや技術がなかった中世の時代にどうやって巨大なゴッシク建築を作ったのか?というドキュメンタリー動画を紹介していただきました。その中で、ゴシック建築で採用されているアーチ構造がどのようにして重力を逃して建物を巨大化させたのか、伝統的(古典的)な建築材料だけを使って再現するのがどれだけ大変か、また、ストレスの分散に失敗すると石が積み重なっただけの大聖堂は簡単に崩壊してしまう可能性すらあり、ひび割れが見つかった聖堂をレーザーで測定して3Dモデルを作ってみると実際に歪みが観測された、というようなドキュメンタリーでした。

これを見るとMilanoの大聖堂(Duomo di Milano)で見たこの空間の意味(Flying buttress)が、より、わかるようになります。何かを支えてるんだろうとは思っていたけど、アーチ構造の支えというよりも、ストレス逃し、力の分散だったんですね。しかし、石が豊富にあったとしても、地震がないからこそ思いつく方法です。

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Milano

さて、話を戻して、ウィーンにあるその教会は、ヴォティーフ教会(Votivkirche)と言います。形としては、シュテファン大聖堂(Stephansdom)よりも好みです。ネオゴシックという建築様式で、wikipedia によるとThe church was dedicated in 1879 on the silver anniversary of Emperor Franz Joseph and his wife Empress Elisabeth.なのだそうです。手元にある本には、ロンドンのウェストミンスター寺院を真似たとの記載もあります。今回、始めて近づいてみて、塔の部分が空洞になっていることなどに気づきました。

工事中(外壁洗浄?)のようですが、中は入ることができます。現代の教会は広告スペースとしても活躍します。おっと、首がない。

外はポカポカ陽気なのに、中に入ると冷たい空気。息が白くなります。目に入ったのは、パステルカラーのステンドグラスから差し込む光です。

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そして建物の奥の方。

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ああ、これはすごい。。

入り口近辺と違って奥の方は濃い色のステンドグラスです。ちょうど良い時間に来たようで、太陽の光が差し込んでとても美しい。

これは再びのお気に入りです。何度でも来たくなる建物です。中で絵を描いたりするのはやっぱりダメなんですよね?スケッチなら許されるかなぁ。寒くて凍えちゃうけど。

教会に来たら恒例の点灯式です。この日は、誕生日ということもあって奮発、2つ。

さて奥の方に行き、ふと見上げると・・・。気付きますか・・・。この視線に・・・。そこ?!?!純粋にびっくりしました。

今日見つけた天使も、女性でした。

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ひとしきり見終わって、扉を開けて外に出るとそこは大通り。車が行き交います。ほんの木の扉一枚隔てた中の静けさが嘘だったようです。外側から見たステンドグラスは色が無いように見えるんですね。これもなんだか不思議です。

そして、この後、スケートリンクに捕まってしまうのでした。

 

 

 

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