これでも科学者のはしくれです。気づいてしまった間違いは正さざるを得ません。
以前に、1区の中ではまず雨樋が見つからない、という表現をいたしましたが、この度、雨樋群生地を見つけてしまったのでここに訂正させていただきたいと思います。
まず一つは、ちょっと前に撮ってあった写真を見て気づいていた聖ペーター教会。先日、改めてぐるりと一周してみたところ、なぜか全体に雨樋まくりでした。この教会だけで、5、6本といわず10本くらいついてるかも。なんだこれ。
歩みを進めると、この聖ペーター教会の裏側(北側)にかなり古い街並みと石畳が残っているエリアがあるのですが、ここに雨樋が群生(地面から生えていますから)しているのを発見しました。
もしかして、ウィーンの雨樋は、古い建物もしくはそのエリア(戦前からあるがままの姿で建ってる)に残っていて、空爆により破壊され戦後に復旧した建物(古く見えて実は新しい)にはないのかもしれません。ウィーンは、大戦中に50回以上の空爆を受けているようで、オペラ座なども例外ではないようですし、かなりの被害だったと思われます。
もう一つの雨樋群生地は、王宮です。こちらも、外壁は塗り直されているものの、建物はもしかして戦争被害を免れたのかもしれません。
現在の仮説は、
- 戦前から残っている建物は外側に雨樋がある(空襲を受けていないプラハと同じ)
- 戦後に再建もしくは大幅に改修した建物で、現在もAltbauとして存在するものにはなぜか雨樋がない →そしてウィーンの現在の景色を印象付けているのがこのカテゴリである可能性
- 戦後にAltbauではない近代建築物として建ったものや、うちのような新築の建物には雨樋がある
これらの謎を解きたく思います。
絶対解明してやる〜!
というわけで、雨どいについてのErratumを提出させて頂きました。といっても、2時間ほど街中をあちこち小道を入って歩き回って見つけたのが20本にも満たないわけなので、おかしいのはおかしいんですけれども。
なんでそこまで雨樋が好きなのか。いや、雨樋が好きなわけじゃないんです。ただ排水方法が気になって・・・
