夏い暑のウィーンです。古代ローママニアさんがいらっしゃるとのご連絡。しかも、ナントカ遺跡に行くとのこと。なんか面白そう。くっついていく許可を頂いて、お休みを取ってご一緒させてもらってきました!
前日の飲み会からの、朝Hauptbahnhofから電車を乗りつぎ1時間ほど。古い車両。空調なし。風が気持ち良いです。のどかな風景。気温34度。
駅を降りててくてくと歩いて行きますと、カルヌントゥム(Carnuntum)遺跡の入り口となるミュージアムです。
Wikipediaによると、
カルヌントゥム(Carnuntum)はローマ帝国の重要な軍駐屯地で、現在のオーストリアに位置した。もともとはノリクム属州にあったが、紀元1世紀以降はパンノニア属州となった。ウィーンとブラチスラヴァを結ぶ幹線道路の中間あたりに遺跡があり、今は「カルヌントゥム考古学公園」となっている。
なのだそうですが、マニアさんが教えてくれたミュージアムの中にあった古代地図上でも要所だけあって、北端のWienよりも大きな扱いになっていました。

古代ローマとか帝政ローマのことなんてこれっぽっちも知らない私ですが、遺跡は大変興味深かったです。当時の暮らしはこんな感じだったんだよ、と再現された建物がいくつかあり、市民の暮らしや商店の様子を見ることができます。お風呂あり、広い土間に、書斎に、ダイニングに、床暖房に、綺麗なトイレに、上下水道完備。私、明日からここで暮らせるわ!という生活レベルです。こんな生活をしていた人々が2000年前に居たなんて、にわかには信じがたいほどです。
そして何より笑ったのが、入浴施設です。下駄箱があり、脱衣所があり、休憩所があり、サウナがあり、浴室があり、マッサージ室がある・・・。これ、どっかで見たことあるような気がしない・・・? 日本のスーパー銭湯そっくりやん!笑 と大笑い。テルマエロマエ、本当にあった出来事なのではないかと思うほどです。
あちこちに葡萄がなっていたので、1つつまんでみました。
し、、、、渋い・・・。
展示エリアを出て、駐車場を抜けて、さらにてくてく歩いて行くと、今度は凱旋門です。表面の大理石は取れてほとんど朽ちているようです。発見された当初は、街を囲む外壁の門だと思われていたそうですが、研究の結果、凱旋門であることがわかったそうで再現模型が置かれていました。
その凱旋門の足元、こんな丸と地名が書かれた石が埋められていました。しばし考えます。丸の中に描かれているのは、どこから見てもiPhoneです。どういう意味だろう?撮影ポイントってことかな?と思うのですがその場所に立つと凱旋門の真横となってしまい、全くインスタ映えしません。雑い。仕事が雑い。こうなったらRomaやConstantinopolisの方角すら、怪しい。
そして炎天下をてくてく歩き、踏切も何もない獣道を通って線路を越え、ちょっとした藪道を歩きます。Stand By Meのように線路を歩くことは免れました。ちょっとやりたかったけど。
すると現れたのは、コロッセウム。かなり大きな場所ですが、円形の原型だけが掘り出されていて、座席などはありませんでした。でも、すごい・・・。こんなものがこのヨーロッパの東の果てにあるなんて・・・。私は生まれて初めてコロッセウムを見ました。
この間、数kmは歩いていると思うのですが、ずっと気になっていたのが道端に落ちていたベリー系のような実です。コロッセウムを抜けたところに、その木が立っていたので、死ぬ覚悟をもって、食べてみました。もし毒入りなら、ここで二人とも死ぬことになります。
こ、、、、これは、、、美味しい!
汗だくになった身体に染み込むスモモのような味。プラム系の何かのようです。勢い余って4粒ほど頂きました。
そして、ワイナリーに行きたいというローママニアさんにつられて、町の方に移動して探して歩くも、ワイナリー+レストランはどこもクローズです。そもそも町に人がいません。諦めきれずに住宅街をさまよっていると、立派な御宅から出てきた英語ペラペラな上品なご婦人が声をかけてくれて、唯一開いているワイナリーを教えてもらうことができました。
すいませーーーーーーん!と呼ぶと、我々に気づいたお子さんが、マミーーーーー!とお母さんを呼んでくれ、奥から出てきてくれたのはとてもお美しい奥様。突然現れた日本人の若手+おっさん二人組みを中に入れてくれ、試飲させてくれて、私もつられて白ワインを2本も買ってきてしまいました。
帰りの電車?
ええ、予定時間より30分以上、来ませんでした。
同じ時間に上下線が同時に来るはずなのに、上り電車が待てど暮らせど、来ません。よく考えたら、途中で渡った線路は1本だけです。どうやらこの路線は、単線のようです。この駅で上下線が入れ替わらなければ成り立たないらしい。そうこうしていると、駅に止まったままだった下り電車が運行終了となり、乗客が全員降ろされてしまいました。この炎天下の中、まさかウィーンまで40kmくらい、歩く?

待つこと30分。やっと来た上り電車は新型車両で、空調でそよそよしながらウィーンまで帰り着きました。
二人とも汗だくにワインを抱えていたので、一旦、解散してワインを置いてシャワー浴びて再集合することになりました。夕食には、Filmfestivalで焼きそばを食べてきました。最後にStingのEnglish man in New Yorkを聴いておしまいです。ライブ版は、もうちょっとロックなアレンジでした。ローマ史マニアさん、ほとんどウィーン観光をせずに帰って行かれました。笑 世の中、おかしな人もいるもんだ。
Be yourself no matter what they say
Be yourself no matter what they say..
Be yourself no matter what they say….
Be yourself no matter what they say……







